ヒューズ電源の配線を0.75Sqから0.2や0.5sqに変更するやり方

エーモン・その他電装品作業
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ヒューズ電源から繋がる配線の太さを変えたいんだけど。0.75Sqから太くしたり細く変更することってできるのかな?やり方があるなら実践したい。

このような悩みはありませんか?

通常ヒューズ電源と言えば片側をヒューズ。
もう片方はギボシ端子になっているパーツ。

役割はヒューズと差し替える事で電源が簡単に取れること。

という事でカスタムを自分でやりたい方に
とって重宝するパーツの一つとも言えます。

ただ、その際に気になるのは配線の太さ。

太さが0.75sqとなるので、過電流の関係でサイズが異なる配線同士を繋げる事はできません。

ならどうすれば繋げることが出来るの?というのが今回の内容です。

記事を最後まで読む事で知識を得ることはもちろん。

これから先のカスタムにおいて、サイズ(太さ)を変えて使うことが出来るようになるので参考にして見てください。

まず初めに

まず結論を先に言えば、細線⇒太線に接続する事はできますが…

今までの観点から言えばサイズの
異なる太さの接続は出来ませんでした。

基本的に細線から太線に接続することは出来ない

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というのも、本来配線と言うのはサイズによって流れる電気の量が決まっています。

たとえば0.2スケアなら〇〇以下まで。
0.5スケアなら〇〇以下までというように。

実際に0.2スケアと0.5スケアの配線コードを
見比べればわかりやすいでしょう。

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場所は赤で囲った部分ですね。

・0.2スケアDC12Vは30w以下
・0.5スケアDC12Vは60w以下

理由はw数に関係がある為

確認するとわかる通り、w数に違いがあります。

つまり、30や60wまでは耐えられるってこと?

そうだね、数値を越えなければ耐えられるけど、そうでなければ耐えられませんよって意味だね。

数値の通りなら、0.2スケアは30wまで
耐えられる。0.5スケアは60wまで。

2つを組み合わせた場合、当然数値の少ない方は数値を超えて耐えられなくなります。

耐えられ無くなるとどうなるの?

配線が燃える結果になるね。

数値を超える=外側に電流が流れようとして被膜を破ろうとするので、耐えられずに配線が燃えるという訳です。

危険なく配線同士を繋げるには?

ここまでが一般的に異なる配線同士を繋げられない理由となりますが…

では、危険なく配線同士を繋げるにはどうすればいいのか?

以下で詳しく見ていきましょう。

配線にあった専用パーツを使う

まず危険なく配線同士を繋げるには、配線にあった専用パーツを使うことが最適です。

そのままでは過電流の関係で無理につなげるのは危険ですが…

配線に合ったパーツを活用すれば
安全に繋げる事ができます。

おすすめはギボシ端子や接続コネクター

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中でもおすすめはギボシ端子や接続コネクターです。

ギボシ端子

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ギボシ端子はエーモンから出ているパーツ。オス型・メス型の2つがあり、お互いをつなげる事で電気の共有ができるパーツ。基本は0.5~2sqまで対応。

接続コネクター

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接続コネクターはエーモンから出ているパーツ。コネクター同士を繋げる事で電気の共有ができるパーツ。中でも3328は0.2~0.5sqに対応。

それぞれつなげたい配線に合わせて活用する事で、実際に作業をする場合に役立てる事ができます。

実際に以下では配線同士を繋げるやり方を紹介します。

0.75sqから0.5sqに変換するやり方

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0.75sqから0.5sqに変換するには、ヒューズ
電源とギボシ端子を組み合わせて使います。

STEP1:必要なものを準備しよう

必要なものに関しては以下のものを準備します。

STEP2:ギボシ端子をかしめよう

準備が出来たらギボシ端子を
かしめていきましょう。

※ギボシ端子はかしめが必要なので単品では使えないため。

配線の被覆を剥く

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初めに配線の被覆を剥いていきましょう。

被覆は配線内部の銅線を覆っているもので、
電工ペンチ】を使う事で簡単に剥くことが出来ます。

手順としては下記の通り。

①剥きたい被覆の長さに電工ペンチをセット(sq表記の箇所)する。

②被覆部分を挟み込んだ状態で外側に引っ張る。

銅線とギボシ端子の位置を合わせる

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被覆が剥けて中の銅線が見えたら
先に銅線をまとめておきましょう。

※まとめておくことでギボシ端子をかしめやすくできます。

ギボシ端子をかしめる

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後はギボシ端子をかしめるだけです。

かしめ方としては

①を銅線の付け根に合わせる。②を配線の上に被せた状態で電工ペンチでかしめる。

この時、かしめがあまいと走行中に抜けやすくなるので奥までしっかりかしめましょう。

STEP3:ヒューズ電源とギボシ端子を接続しよう

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ギボシ端子のかしめができたら最後にヒューズ
電源とギボシ端子を接続するだけです。

本来であればサイズが異なると過電流が
流れた時に危険ですが…

ギボシ端子を活用する事で、0.5〜2sqまで
なら問題なく繋げることが出来ます。

0.75sqから0.2sqに変換するやり方

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0.75sqから0.2sqに変換するには、ヒューズ
電源と接続コネクター3328を組み合わせて使います。

STEP1:必要なものを準備しよう

必要なものに関しては以下のものを準備します。

STEP2:接続コネクター3328を固定しよう

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パーツが揃えられたら接続コネクター
3328を固定していきましょう。

やり方としては簡単で、被覆を剥いていない状態の配線を接続コネクターの中に差し込んでペンチで固定するだけ。

ギボシ端子のようにかしめる工程がない分、
接続コネクターの方が比較的簡単です。

STEP3:ヒューズ電源と接続コネクターを接続しよう

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最後にヒューズ電源と接続コネクターを
接続すれば配線の変換ができます。

ヒューズ電源→ギボシ端子→接続コネクターの順でつなげます。

この方法はヒューズ電源から電源を取りたいけど、使う電装品のサイズが0.2や0.3sqの場合におすすめとなります。

配線に合ったパーツを活用して作業に役立てよう

以上、ヒューズ電源の配線を0.75Sqから0.2や0.5sqに変更するやり方について解説しました。

今回の記事のおさらいです。

初めに
基本的に細線から太線に接続することは出来ない
理由はw数に関係がある為
危険なく配線同士を繋げるには?
配線にあった専用パーツを使う
おすすめはギボシ端子や接続コネクター
0.75sqから0.5sqに変換するやり方
STEP1:必要なものを準備しよう
STEP2:ギボシ端子をかしめよう
STEP3:ヒューズ電源とギボシ端子を接続しよう
0.75sqから0.2sqに変換するやり方
STEP1:必要なものを準備しよう
STEP2:接続コネクター3328を固定しよう
STEP3:ヒューズ電源と接続コネクターを接続しよう

記事でもわかるように、ヒューズ電源の配線を0.75Sqから0.2や0.5sqに変更するにはギボシ端子や接続コネクターを活用する事が最適と言えます。

・ギボシ端子は0.5~2sqまで
・接続コネクター(3328)は0.2~0.5sq
作業に合わせて活用する事で、過電流の危険を防ぎ安全に繋ぐ事ができます。やり方自体も難しくはないので、これからの参考として覚えてみてください。
 

ちなみに今回紹介したパーツは、Amazonや楽天などでも手軽に揃えられます。

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