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トルクレンチをタイヤ交換に使う場合の正しい方法と規定トルクの設定!

今回の内容は、『トルクレンチの正しい使い方と規定トルクの設定方法が知りたい』と

思う方の悩みを解決できる記事となっています。

なぜなら、私が実際に車に使用して実証をした為です!

記事の前半では『トルクレンチとは何か?』に
ついてまず解説し、

後半では使い方や注意点をお伝えします。

この記事を読み終わる頃には、
自分でも使い方や規定トルクを

知る事が出来る事でしょう。

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トルクレンチとは?

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トルクレンチは、事前に設定した
トルクでボルト又はナットを

締め付けるための工具です。
主に『プリセット型』と呼ばれている

ものがそれに該当します。

トルクレンチにはダイヤル型と
プリセット型がありますが、

一般的にはプリセット型のトルクレンチが
多く使われています。

トルクレンチの特徴

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その特徴として、事前に決められた
トルクに設定する事で、

締めすぎによるねじ切れやなめきり。
締め不足による緩みを防止します。

特徴1.ねじ切れやなめきりを防止

1つ目の特徴としてねじ切れや
なめきりを防止する事ができます。

通常締め付ける工具としてラチェットハンドル
を使用しますが、

ボルトやナットを締め付ける際に

加減がわからず強く締めすぎて
なめ切るという事があります。

これは慣れていない人に多い事なんだけど、『外れないようにしなきゃ』って想いが強すぎて力を込め過ぎてしまう事が原因なんだ…

悩む人
悩む人

確かに、途中で外れるかもって不安になるからついつい強めに締めすぎる事あるなあ。

そこで登場するのがトルクレンチなんだ!

トルクレンチがあればトルク調整が
可能になるので、

なめ切りを未然に防止する事ができます。

特徴2.締め不足による緩みを防止

2つ目は締め不足による緩みを
防止出来る事です。

これは逆に力のない方に多くある現象です。

自分ではきちんと締め付けていても、
実際は締め付けがあまく

走行中にタイヤが外れたり、

ナットやボルトが緩んだりと
いった事にみまわれます…

悩む人
悩む人

今度は締めが足らない場合か…

力が弱い人によくある現象だね。締めきったつもりでも実際は緩くて走行中に…なんてね。

そんな時でも便利なのがトルクですね。

最後の確認としてあらかじめ設定しておいた
トルクで調整をする事で、

緩みを防止する事ができます!

トルクレンチの種類

またトルクレンチにはそれぞれ
種類があり、

種類ごとで特徴が変わります。

デジタル式トルクレンチ

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デジタル機能の付いたトルクレンチで、
数値により正確なトルクで

締め付ける事ができます。

本来はだいたいの数値で合わせる所を、
デジタルの数値によって

正確にトルクをかける事が可能です。

操作性が進化した固定グリップ方式を採用。素早く確実に、幅広い高精度トルク管理を実現。

プレート型トルクレンチ

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トルクの掛け具合によって針が動き、
トルク数を目視できる簡単な構造。

ですが、力加減によって数値が変わるため
正しく使用しないと正確な数値が読めません。

プレートには正逆方向に数値が刻まれているので、増締め、戻しトルク検査に使用できます。

モンキー型トルクレンチ

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先端がモンキーレンチタイプに
なっているので、

範囲内であれば開口部を
調整できます。

トルクの調整方法はプレセット
型と同じです。

ただし、モンキー型の場合は
タイヤ交換では使用できません。

国産で精度の高い空調工事用トルクレンチです。

トルクレンチの正しい使い方

続いてトルクレンチの正しい使い方について
見ていきましょう。

トルクレンチにはプレセット型・プレート型
など種類が様々ありますが、

今回は一般的に使われている
プレセット型でご紹介していきます。

使い方1.トルク値を設定する

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 名称未設定のデザイン-94.png

まず初めにトルク値を設定します。

表記はN・m(ニュートンメートル)で
どのくらいの力が加わるかの単位ですね。

レンチに刻まれた数値(動かない方)
がだいたい50~200程度で

10刻みでかかれています。

ハンドル側(動くほう)には数字が2刻みずつ刻まれ、
小さいメモリは次の数字になります。

例えば…

100という数字に4と6の中間を合わせた
場合106N・mになります。

同じように大きい数字なら記入された数字に。

中間の数字なら数字が掛かれた
中間の数字が入ります。

一般的な締め付けトルクは

普通乗用車で90~120N・m

軽自動車で70~90N・m

使い方2.設定したトルクで対角線上になるように締め付ける

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トルクを設定する事ができたら、

実際にホイールナットを締め
付けていきましょう。

締め付ける場合には対角線上になる
ように締め付けていきます。

例えば④穴の場合は画像のように
⑤穴の場合は星を描くように

締め付けていきます。

チェックポイント

対角線上にするのには、ナットがなめない

ようにする理由があるためです。

使い方3.締め付けは『カチッ』と音がするまで

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事前に手締めで軽く締め付けておき、
その後にトルクレンチを使います。

『カチッ』と音が鳴るまで締め
つけていきます。

その際に、画像のように左手を
レンチの先端。

右手を棒の部分にしてやると
トルクが掛けやすいです。

ただしこの時気をつけてほしいのは、
音が鳴るのは1回に留める事です。

悩む人
悩む人

確認で2回鳴らしちゃダメなの?

2回鳴らすとオーバートルクの原因になるんだ!

そう…『確認のためにもう1回鳴らしとこ』と軽い気持ちで
やってしまうと、オーバートルクの原因になります…

オーバートルクとは、規定値以上のトルクが
かかることを意味し、

ナットを壊しかねない危険な症状です。

やりたくなる気持ちもわからなくないですが、
安全のために1回にとどめましょう。

以上がトルクレンチの正しい
使い方になります。

手順を守って正しく使えば
誰でも簡単に使用できるので、

タイヤ交換の際にはオススメの工具です。

【2021年版】愛車のメンテナンスに最適な人気のトルクレンチ8選!

オススメのトルクレンチが知りたい方は、
別記事にて紹介しているので

選ぶ際の参考にしてみてくださいね!

トルクレンチを使用する上で注意する事!

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最後にトルクレンチを使用する上で
いくつか注意点があります。

どのような事なのか?以下でご紹介します。

1.トルクレンチでホイールナットを緩めない

まず一つ目として、トルクレンチで
ホイールナットを緩めないようにしましょう。

理由として、トルクレンチは本来
締め付ける事を目的とした工具です。

緩める事は想定して作られていない為、
トルクレンチで緩めてしまうと

トルクを調整するための機構が
ずれてしまいます…

結果として既定のトルクに調整
できなくなるので、

緩める事は絶対にやめましょう!

2.足で踏みつけてトルクをかけない

2つ目は足を使ってトルクを
かけない事です。

たまに足で踏みつけてトルクを
かける方がいますが、

トルクレンチが壊れたり、ズレてナットを
なめきる危険性があるので

使う時は必ず手を使いましょう。

3.落としたり汚れを付着させない

3つ目は雑に扱わない事です。

落として衝撃を加えたり、
雨や汚れを付着させないようにしましょう。

衝撃で調整トルクがずれたり
固着で動かなくなってしまいます。

4.規定トルクを超えないようにする

最後に車種やメーカーによって規定の
トルクが決まっているので、

測定値を超える事のない
ようにしましょう!

ワンポイントアドバイス

トルクの掛けすぎはオーバートルク。

逆に掛けなさすぎはタイヤが

外れる原因になるので注意しましょう!

 

記事のまとめ

以上今回は、【トルクレンチの正しい使い方と規定トルクの設定方法】
についてご紹介させていただきました。

トルクレンチは正しく使用すれば
便利な工具ですが、

間違った使い方をしてしまうと
オーバートルクでナットがなめきったり。

トルクが不十分で走行中にタイヤが
外れてしまったり…

なんて事にもなりかねません。

ですので、今のうちに使い方を理解して
正しく使用するように心掛けましょう。

また、使う際にも自分に馴染んだものを使用すると
扱いやすくてお勧めですよ!

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