突然の球切れにも対処出来る!警告灯の電球交換(T5バルブ)やり方

作業一覧
作業一覧
この記事は約5分で読めます。

車には警告灯という危険を知らせる際に点灯するランプがある。この警告灯があることで、本来は運転手に知らせてトラブルを最小限に抑えるきっかけを作ることができます。

ですが、ふとした時に警告灯が点灯しなくなることがあります。

原因としては警告灯により様々ですが、そのうちの一つに球切れがあります。球切れは名前の通り電球が切れる事によって警告灯が点灯しなくなる症状。

実際は問題がなくても球が切れる事で
警告灯が光らずに反応しなくなります。

こうなってしまうとトラブルが起きても点灯しないので仮に危険が迫っても知る事ができません。それを防ぐ名目で球切れ時に早めの交換が大切となります。

この記事では『自分で球切れ時の交換ができるようになりたい。』こんな方向けにやり方をまとめてみました。

スポンサーリンク

警告灯の電球は車によってサイズが異なる

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: %E5%B0%8F%E8%A6%8B%E5%87%BA%E3%81%97%E3%82%92%E8%BF%BD%E5%8A%A0-1.png

先ほども言ったように警告灯には裏側にバルブがついていて、バルブに電気が流れる事で連動した警告灯を光らせる役割をしています。

逆にバルブ切れを起こしていれば警告灯は反応するものの、電球が点灯しないので光ることはありません

もし点灯しないと、異常が起きた時に警告灯と
しての役割を果たせないので電球を早めに帰ることが最適。

ただ警告灯の電球と一括りに言っても、車によってはT5やT10とサイズが変わるので事前に確認が必要です。

実際に電球の交換をしてみよう

ここからは実際の電球の交換方法を確認してみましょう。

メーターを固定しているボルトを外す
メーター裏のコネクターを抜く
警告灯の球の位置を確認
ソケットを外す
ソケットからバルブを引き抜く
新しいバルブと差し替える
逆の手順で戻して完了

メーターを固定しているボルトを外す

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: %E5%B0%8F%E8%A6%8B%E5%87%BA%E3%81%97%E3%82%92%E8%BF%BD%E5%8A%A0-2-1.png

まず初めにメーターを固定しているボルトを外す事から始めましょう。

今回はアルトワークスのメーターを元に取り外しますが、車によっては外す方法が異なる場合もあるので注意しましょう。

手前にメーターフードが被さっているので先にフードを外す。そのあと上2箇所と下2箇所のボルトを外してメーターを引き抜きます。

メーター裏のコネクターを抜く

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: %E5%B0%8F%E8%A6%8B%E5%87%BA%E3%81%97%E3%82%92%E8%BF%BD%E5%8A%A0-3-1.png

メーターを外す際に裏のコネクターを抜くのも忘れずに。

場所は左右の2箇所。爪をつまんだ状態で外側に引っ張ると簡単に引き抜けます。

警告灯の球の位置を確認

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: %E5%B0%8F%E8%A6%8B%E5%87%BA%E3%81%97%E3%82%92%E8%BF%BD%E5%8A%A0-4-1.png

メーターを外せたら警告灯の球の位置を確認しましょう。

上側がハザードランプや針周りの球。赤枠で囲んだ箇所が警告灯用の球となります。

ソケットを外す

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: %E5%B0%8F%E8%A6%8B%E5%87%BA%E3%81%97%E3%82%92%E8%BF%BD%E5%8A%A0-5-1.png

位置の確認が出来たらソケットを外していきましょう。

外す場合は反時計回りに回して引き抜くだけ。手前に引っ張ることで簡単に引き抜けます

ソケットからバルブを引き抜く

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: %E5%B0%8F%E8%A6%8B%E5%87%BA%E3%81%97%E3%82%92%E8%BF%BD%E5%8A%A0-6-2.png

引き抜くことが出来たらソケット
からバルブを抜きましょう。

バルブ自体は挟まっているだけなので、片手でソケットを抑えつつもう一方で引っ張る事で簡単に抜けます。

新しいバルブと差し替える

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: %E5%B0%8F%E8%A6%8B%E5%87%BA%E3%81%97%E3%82%92%E8%BF%BD%E5%8A%A0-7-1.png

バルブが外せたら新しいものと差し替えましょう。

交換するバルブのサイズはT5サイズ。バルブ自体はLEDでもいいですが、特にこだわりがなければハロゲン球で大丈夫です。

逆の手順で戻して完了

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: %E5%B0%8F%E8%A6%8B%E5%87%BA%E3%81%97%E3%82%92%E8%BF%BD%E5%8A%A0-9-2.png

あとは逆の手順で戻すだけ。

①メーターにコネクターをはめ込む
②メーターをボルトで固定する
③メーターフードを被せる

順番通りに戻して問題がなければ完了となります。

お疲れ様でした。

作業自体はメーターの取り外し次第になりますが、5分程度あれば初心者でも交換が簡単にできます。

今回は警告灯の電球交換(T10)となりましたが、他の警告灯(方向指示器表示灯)の交換方法も確認したい。こんな方は【方向指示器表示灯(警告灯)の電球交換(T10バルブ)のやり方】でまとめているので一緒に参考にしてみてください。

方向指示器表示灯(警告灯)の電球交換(T10バルブ)のやり方
方向指示器表示灯(警告灯)に使われるT10バルブの交換方法(手順)を解説。警告灯=球切れのまま放置すると車検に影響が出るので早めの交換がおすすめ。

交換後に確認する事項

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: %E5%B0%8F%E8%A6%8B%E5%87%BA%E3%81%97%E3%82%92%E8%BF%BD%E5%8A%A0-11-1.png

メーター球の交換ができたら交換後の確認もしてみましょう。

実際に警告灯が点灯するか確認する
もし点灯しない場合は電球やそれ以外を疑おう

実際に警告灯が点灯するか確認

まずやることは警告灯が点灯するかどうか。

ACCで警告灯が点灯⇒エンジンを掛けた時に消灯
する仕組みになっていれば問題ありません。

もし点灯しない場合は電球やそれ以外を疑おう

逆に警告灯が反応しない。こんな場合には
電球やそれ以外の問題を疑いましょう。

よくあるのは電球の球切れ。中古のバルブを選んだ場合によくあることで、使う時点でたまたま寿命が来て切れているという事があります。

中古のバルブは当たりはずれがあるので、確実に使えるものが欲しい場合は新品を選ぶのがおすすめです。その中でもLEDを選ぶ事で白熱球よりも長く使えます。

また、『バルブは切れてないのに警告灯が点灯しない。』こんな場合には警告灯に繋がるセンサーに異常がある場合があるので、状況に応じて対処しましょう。

球切れを直して警告灯の不点灯を防ごう

以上、警告灯の電球交換のやり方をお伝えしました。

手順の流れ

やり方自体手順通りにやればそこまで難しくないので、これから先の球切れに備えて流れを覚えてみましょう。

よくある質問Q&A

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: %E5%90%8D%E7%A7%B0%E6%9C%AA%E8%A8%AD%E5%AE%9A%E3%81%AE%E3%83%87%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%B3-67-1.png

Q.電球の交換は自分でも出来ますか?

A.はい、メーターを外すことができれば誰でも交換ができます。

 

Q.自分で出来ない場合はお店で依頼できますか?

A.はい、電球交換であればお店でも依頼できます。

 

Q.電球の色を青や緑などの色に変えても大丈夫ですか?

A.はい、電球であれば車検にも影響しないので大丈夫です。

 

(Visited 3 times, 1 visits today)