一般道や高速道路で無理な転回や後退・横断をするとなる違反や罰則の有無

違反(免許関連)
この記事は約6分で読めます。

車に乗っていると、ふと

・無理な転回や後退をするとどうなるんだろ
・無視して実践しても大丈夫かな

などの理由からちょっとくらいなら大丈夫でしょ。と言う事でそのまま実行しようと考えている方も少なくはないでしょう。

ですが無理な転回や後退・横断に関しては規約があり、自分勝手な理由から実践する事で違反になってしまいます。

また危険性もあるので違反だけでなく、なぜ危険なのかについても知っておく必要があります。

当記事では

✅無理な転回や後退・横断の違反
✅違反時の罰則
✅危険性
✅防ぐ為に出来る事

など。順を追ってそれぞれ解説していきます。

記事を読むことで重要性に気づくことが出来るのでぜひ最後まで読んでみてください。

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無理な転回や後退・横断の違反について

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『法定横断等禁止違反』に該当する

結論を先に言えば『法定横断等禁止違反』に該当します。

法定横断等禁止違反は、主に歩行者や車両の妨げになる

・転回(逆走含む)
・横断
・後退等をした人に該当します。

例)例えば高速道路を走行中、目的地が近くなったので高速道路出口から降りようと思っていたのに通り過ぎてしまった。仕方がないのでバック(後退)して戻る事にした。

この場合、バック(後退)する事で後続車両の妨げになるので『法定横断等禁止違反』となってしまいます。

また転回(逆走含む)に関しても同じように違反となるので注意が必要です。

道路交通法25条に記載がある

車両は、歩行者又は他の車両等の正常な交通を妨害するおそれがあるときは、道路外の施設若しくは場所に出入するための左折若しくは右折をし、横断し、転回し、又は後退してはならない。
道路交通法25条の1より

実際に道路交通法25条の1に記載があり、『車両は、歩行者又は他の車両等の正常な交通を妨害するおそれがあるときは、道路外の施設若しくは場所に出入するための左折若しくは右折をし、横断し、転回し、又は後退してはならない。

つまり、横断・転回・後退が元で歩行者や他の車両の交通を妨げる事はしてはいけませんよと言う事です。

ちなみに25条の2にも同じような内容がありますが、こちらは『指定横断等禁止違反』という別の違反になるので今回は省略します。

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法定横断等禁止違反の罰則と違反点数について

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続いて気になるのは、法定横断等禁止違反
すると罰則や違反点数はどうなるのかと言う事。

法定横断等禁止違反の罰則

反則金
・7000円(普通車)
・9000円(大型車)
・3ヶ月以下の懲役または5万円以下の罰金

故障車両表示義務違反になると、
普通車で反則金が7000円取られます。

また、罰金になった場合は3ヶ月以下の懲役または5万円以下の罰金となります。

※罰金の場合は前科がつくので注意しましょう。

違反点数

違反点数は2点減点

違反点数に関しては2点の減点がされます。

2点と言う事ですぐにどうこうという訳ではありませんが…

点数の積み重ねで免停になる危険もあるので注意しましょう。

法定横断等禁止違反になる危険性

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このように条件を無視する事で『法定横断等禁止違反や。反則金は7000円。もしくは3ヶ月以下の懲役または5万円以下の罰金。違反点数は2点の減点という結果になりますが…

違反になるから気をつけよう。ということもありますが、それ以外にも運転を続ける事で取り返しのつかないことになる場合もあるので注意が必要です。

点数の積み重ねで免停になる危険性

まずは点数の積み重ねで免停になる危険性です。

違反点数自体は2点減点なので一度で
どうこうという訳ではありませんが…

点数の積み重ね。特に免許取り立ての方や残り点数が少ない方にとっては積み重ねにより点数がなくなり免停になる可能性があります。

転回(逆走含む)・横断・後退が元で事故になるケースも

また転回(逆走含む)・横断・後退が元で事故になるケースもあります。

例えば高速道路を例にすれば。

一般道に比べて高速道路では上り車線と下り車線の2種類があり、基本的には横断や転回ができない作りになっています。

そのため、無理やり転回(逆走含む)・横断・後退を
しようとすると後続車に追突される危険性があります。

追突されれば、当然速度域の速い高速道路では軽いケガだけでは済まなくなります。

法定横断等禁止違反にならない為に出来る事

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このように間違った行動をする事で違反になる訳ですから、防ぐためにはその時に合った事を実行すればいい訳です。

それが

・無理な転回(逆走含む)・横断・後退をしない
・運転する場合は安全を考慮して走行する

無理な転回(逆走含む)・横断・後退をしない

まず無理な転回(逆走含む)・横断・後退をしないこと。

無理な転回(逆走含む)・横断・後退をすることは、歩行者や他の車両にとっては迷惑以外の何事でもありません。

それが元で違反や罰則を取られる事にもなるので、まずは無理な転回(逆走含む)・横断・後退をしない事を心がけましょう。

運転する場合は安全を考慮して走行する

運転する場合は安全を考慮して走行すること。

また、安全を考慮して走行する事も大切となります。

無理な転回(逆走含む)・横断・後退をする事で違反になる事はもちろんですが…

それが元で後続車と接触。事故につながる危険性もあります。

特に高速道路で実践すると速度域が高いため、軽いケガでは済まされなくなります。そのため、違反と共に安全を考慮して走行する事も心掛けていきましょう。

違反をしないように心がけましょう

以上、転回や後退をした場合の違反と罰則について解説しました。

今回の記事のおさらいです。

高速道路で転回や後退をするとどうなる?
『法定横断等禁止違反』に該当する
道路交通法25条に記載がある
法定横断等禁止違反の罰則と違反点数について
法定横断等禁止違反の罰則
反則金
・7000円(普通車)
・9000円(大型車)
違反点数
違反点数は2点の減点
法定横断等禁止違反になる危険性
点数の積み重ねで免停になる危険性
転回(逆走含む)・横断・後退が元で事故になるケースも
法定横断等禁止違反にならない為に出来る事
・無理な転回(逆走含む)・横断・後退をしない
・運転する場合は安全を考慮して走行する

記事でもわかる通り、事故の時にわかる物を設置しないと『法定横断等禁止違反』となります。

バレなければ少しくらいと思うかもしれませんが…

もし、自分勝手な運転事で事故が起きれば法定横断等禁止違反だけでなく他の違反にもつながる危険性があります。下手をすれば○亡事故になる事も…

そのため『たかが転回や逆走だけで』ではなく、その後の危険性も考えて

無理な転回(逆走含む)・横断・後退をしない
運転する場合は安全を考慮して走行する

を心がけてこれからに活かしていきましょう。

他にも違反が知りたい方は以下を参考に
【事前に知っておくと安心】高速道路で実践すると違反になる11の項目
この記事では、高速道路を運転する事で違反になる項目をまとめています。どういったことが違反になるのか?何故違反になるのか。詳しく知りたい方は参考にしてみてください。
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