運転免許の更新を忘れると期限切れを
起こして失効状態になります。
失効すれば当然運転は続けられないので、これからも車に乗る為には再取得の手続きが必要。
ただ、ここで注意したいのは失効期間によって手続きの流れが変わる事。6か月以内・1年以内・3年以上というようにそれぞれやり方が変わるので、この機会に覚えておくとおすすめです。

この記事では、必要な書類から3パターンの手続きの流れまで詳しくまとめてみました。
再取得に必要な書類
再取得に必要な書類は以下5つです。
運転免許申請書
申請用写真
やむを得ない理由を証明する書類
住民票
運転免許証(失効したもの)
失効した運転免許証を準備しましょう。
・マイナンバーカード
・パスポート
・住民基本台帳カードなどの身分証明書
免許証がない場合は上記いずれかでもOKです。
運転免許申請書
免許の申請をする場合に必要な書類。書類自体は
免許センターの受付で入手ができます。
特に自分で用意する必要はありません。
申請用写真
申請用写真は運転免許申請書に貼りつけ
るために必要。数量は1枚でOK。
縦3cm × 横2.4cmのサイズで最近6か月以内に撮影されたもの
やむを得ない理由を証明する書類
やむを得ない理由は海外旅行・病気で入院・在監等が該当。逆に仕事の多忙やはがきの見忘れ・予約ができなかったみたいなありふれた理由は当てはまらない。
(例)海外なら旅行記録。病気は診断書が当てはまります。
住民票
住民票は本籍が記載されているもの。外国人なら
国籍が記載されたものが必要です。
※入手から6か月以内のもの。
必要書類の入手方法
ここからは先ほどお伝えした書類の入手方法。
運転免許申請書は免許センターにある
申請用写真は自分で準備
やむを得ない理由を証明する書類は理由に合わせてゲット
住民票は役所で入手できる
運転免許証は手元にある
運転免許証は失効した際に手元に残る
ので特に入手する必要はありません。
運転免許申請書は免許センターにある
転免許申請書は免許センターにあります。
特に自分で用意する必要はないので、
手続きで一緒に記入する形です。
申請用写真は自分で準備
申請用写真は写真館や証明写真機で
手軽に入社ができます。
やむを得ない理由を証明する書類は理由に合わせてゲット
やむを得ない理由を証明する書類は
どの理由かによって準備するものが違います。
こんな場合には病気の診断書を用意すればOK。
他にもやむを得ない理由に合わせて書類を入手しましょう。
住民票は役所で入手できる
住民票は市役所などで入手ができます。枚数は1枚で6か月以内のもの。
入手方法について詳しくは【住民票を自分で入手する2つの方法と書類発行手続きの流れ【購入や売却に必要】】でまとめているので一緒に参考にしてみてください。

実際に手続きの流れを確認しよう
最後は実際に手続きの流れを確認しましょう。
失効から6ヶ月以内の場合
失効から6ヶ月以内の場合は、免許センター(運転免許試験場)で手続き後に適性検査や講習を受ける事で免許の再発行ができます。
適性検査を受ける
講習を受ける
免許証の交付
免許センターで手続き
まずやることは免許センター(運転免許試験場)に行って手続きをすること。必要な書類を揃えた上で窓口で申請をしましょう。
営業日 | 月曜日から金曜日 |
受付時間 | 午前8時30分から午後4時30分 |

営業日と時間が決まっているので時間内に手続きを。
適性検査を受ける
一連の手続きが終わったら適性検査。
適性検査は視力・聴力・色彩識別能力・運動能力などを確認する検査をします。
講習を受ける
適性検査が完了した後は講習を受けるだけ。講習は免許の種類によって異なるので事前に確認しておきましょう。
優良運転者講習 | 30分 |
一般運転者講習 | 1時間 |
違反運転者講習 | 2時間 |
初回更新者講習 | 2時間 |
免許証の交付
一連の作業が終われば後は免許証の交付を受けるだけ。
失効から6ヶ月以内であれば比較的簡単に受け取ることができます。
失効から6ヶ月以上1年以内の場合
1年以内は適性検査終了後に
仮免許からやり直すことになります。
※運転免許が一度失効状態になる為。
適性検査を受けて仮免許の発行
教習所に通い路上教習を受ける
免許センターで学科試験と技能試験を受けて合格後に免許取得
免許センターで手続き
免許センター(運転免許試験場)に行って手続きをすること。必要な書類を揃えた上で窓口で申請をしましょう。
営業日 | 月曜日から金曜日 |
受付時間 | 午前8時30分から午後4時30分 |
適性検査を受けて仮免許の発行
一連の手続きが終わったら適性検査。適性検査は視力・聴力・色彩識別能力・運動能力などを確認する検査をします。
適性検査が終われば仮免許が発行されます。
教習所に通い路上教習を受ける
仮免許発行後は教習所に通う方法と免許センターで一発試験を受ける方法の2種類があります。
自信がある方なら免許センターでもいいですが、合格率を上げたい場合には一度教習所で路上教習を受けるのが最適。
免許センターで学科試験と技能試験を受けて合格後に免許取得
教習所での教習がが終われば後は免許
センターで学科試験と技能試験を受けるだけ。
あとは合格後に免許が取得される流れです。
免許失効から3年以上の場合
有効期限が切れてから1年以上が経過する場合は、免許を最初から取り直す必要があります。
免除にはならないので、一から取得に向けて
頑張るしか選択肢はない。
卒業検定まで合格する
免許センターで試験を受ける
免許証の発行
教習所に入校する
まずは教習所に入校する事から始めましょう。
いきなり免許センターで試験を受ける選択肢もありますが、合格率が低いので確立を上げる場合には教習所でもう一度学び直すのがおすすめ。
卒業検定まで合格する
免許センターで試験を受けて免許証の発行
卒業検定まで合格する
教習所に入校した後は、第一段階⇒第二段階と
手順を踏まえて卒業まで行きましょう。
もし教習所に一から通い直せば、卒業までに2〜3ヶ月(60〜90日)程かかることになります。

そんなに時間かけたくないんだけど、もっと早く終わらせる方法ってないのかな?

そんな場合は合宿免許がおすすめだね。免許取得に特化したもので、1日の限界まで教習を受けられるから最短で13日程で卒業できるよ。
免許センターで試験を受けて免許証の発行
・技能試験を受ける
教習所を卒業出来たら免許センターで試験を
受けて免許証の発行という流れです。
自分に合った方法で免許取得しよう
以上、運転免許の再取得に必要な書類や手続きの流れをお伝えしました。
この記事のおさらい。
運転免許申請書
申請用写真
やむを得ない理由を証明する書類
住民票
運転免許申請書は免許センターにある
申請用写真は自分で準備
やむを得ない理由を証明する書類は理由に合わせてゲット
住民票は役所で入手できる

必要な書類や手順の流れを理解して、これからもし失効した場合に備えて覚えておきましょう。
よくある質問Q&A
Q.免許失効後に再取得をしないとどうなりますか?
A.最終的に免許としての効力がなくなるので初めから取得する羽目になります。
Q.免許失効後に運転をするとどうなりますか?
A.無免許運転になるので罰則や減点の意対象になります。詳しくは【免停中や失効など免許証がない運転は違反″ルールを破ると罰則や減点の対象に″】でまとめているので一緒に参考にしてみてください。