これからの旅行や観光に備えて注意したい冬の車エンジントラブル6選

冬に起きやすい・注意する事
冬に起きやすい・注意する事
この記事は約12分で読めます。

冬は他の季節に比べてエンジントラブルが起きやすいって聞くけど。どんなことが起こるんだろ。

このような悩みはありませんか?

特にこれからの季節、旅行や観光で外出をしようと考えている方も多く『もしトラブルになったらどうしよう』と考えたら不安になりますよね。

そこでこの記事では、冬場のトラブル6選とそれに合わせた対処方法・防ぐ対策をまとめてみました。

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 冬に起こりやすいエンジントラブルと対処方法

それでは早速、冬に起こりやすいトラブル
について確認していきましょう。

エンジンがかかりにくい
ファンベルトが鳴きやすくなる
ウォッシャー液が出にくくなる
フロントガラスが曇りや凍りやすくなる
エアコン(暖房)の効きが悪くなる
オーバークールになりやすい

エンジンがかかりにくい

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1つ目はエンジンがかかりにくいことです。

通常であれば、キーをひねる。もしくはスイッチを
押す事で直ぐにエンジン始動の流れになりますが…

バッテリーが弱る事で性能低下に
より掛かりにくくなるという訳です。

特に冬場。冬はほかの季節に比べて性能低下が起きやすく、バッテリーが弱った状態だと症状が起こりやすくなります。

そんな時にはバッテリー交換をすることで対処ができます。

バッテリーなら何でもいいのかな。

通常のバッテリーでも問題はないけど、雪国なんかは寒冷地仕様のバッテリーがおすすめだね。

寒冷地仕様のバッテリーは通常のバッテリーとは違い寒冷地でも適したバッテリーになっているので、雪国などで使う場合には特におすすめです。

参考として別記事ではバッテリー交換のやり方をまとめているので一緒に確認してみてください。

自宅で簡単【10分】で出来る”失敗しないバッテリー交換のやり方”
この記事では、自宅で簡単に出来るバッテリー交換のやり方についてまとめています。バッテリー=劣化と共に性能がダウンして、最終的にはエンジンがかからなくなる危険もあるので早めの交換が大切です。

ファンベルトが鳴きやすくなる

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2つ目はファンベルトが鳴きやすくなる事です。

ファンベルトは基本的にエアコンやオルタネーターなどに繋がるベルトを示します。

ファンベルトが鳴きやすくなる理由としては、
ベルトがゴム製であることが関係してきます。

寒い時に体を動かすと筋肉が収縮して体が硬くなるのと同じ原理です。 逆に夏場は気温が高い為ゴムが柔らかくなります。 暖かいとゴムは膨張するので柔らかくなります。

ファンベルトが鳴く場合には

・ベルトを交換
・専用のスプレーを吹きかける

いずれかで対処ができます。

ベルトは同じものに交換する事で鳴きを防ぐ。

専用のスプレー(ベルト鳴きスプレー)は吹きかける事で硬直を防ぎ鳴きをやませるパーツ。

ただベルト鳴きスプレーは一時的に鳴きを無くす
パーツなので、鳴きを直したい場合にはおすすめしません。

それでも一時的に抑えたい方は選択肢としてベルト鳴きスプレーはおすすめです。

ウォッシャー液が出にくくなる

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3つ目はウォッシャー液が出にくくなることです。

ウォッシャー液本来の使い方は、フロントガラスに付着した泥水や雪をワイパーで落としやすくするための補助の役割。

専用の液体を使う事で落としやすくなりますが、ない場合の一時しのぎで水道水(水)を使う場合もあります。

ですが、水は専用の液体に比べて不凍液が
混入していないので冬場は凍りやすくなります。

その結果、冬場に使おうとするとウォッシャーが凍って出にくくなる原因を作ります。

出にくい場合は内部が凍結している可能性があるので、ある程度耐えられるウォッシャー液に変えることで対処ができます。

例えば【古河薬品工業のオールシーズン対応ウォッシャー液

-35℃まで対応のウォッシャー液になっているので、数値を越えない地域なら冬でも凍結すること無く使うことが出来ます。

つまり大抵の場所ならこれ一本で季節問わず使い続ける事ができる訳ですね。

フロントガラスが曇りや凍りやすくなる

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4つ目はフロントガラスが凍りやすくなることです。

基本的に冬場は夏などに比べて気温がほとんど変化しないことが多いので、冷えきった状態の気温が夜になるとさらに冷やされる事になります。

この時に水蒸気が発生しているので、気体の状態の水蒸気は冷やされる事で固体である霜に変わりガラスの凍結という形で現れます。

その結果としてフロントガラスが凍る症状が現れます。

フロントガラスが曇りやすい場合にはデフロ
スターをONにすることで対処ができます。

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デフロスターは要は【霜取り装置】のことで、ガラス面に集中して送風する事で乾燥させて曇りを除去する事ができるパーツです。

凍る場合には、デフロスター+暖房や解氷スプレーを吹きかける事で対処ができます。

デフロスターは先にも言ったように曇をとるためのものですが…

暖房と組み合わせることで、暖房で溶けた氷をワイパーで除去。その後の曇をデフロスターを使うことで曇り自体を無くすことが出来ます。

また、もうひとつは解氷スプレーを吹きかける事。

字のごとく氷を解く為のものなので、ガラスの上から吹くことで氷を溶かすことが出来ます。

解氷スプレーに関しては、以下でおすすめをまとめているので参考にしてみてください。

冬の凍結した車のガラスを解氷や凍結自体を防ぐおすすめパーツ6選!
最適な物を事前に理解した上で選べば、実際に取り付けようと思った時にいくつかに絞って、自分の車に合ったパーツを選びやすくなります。また、記事の前半では選ぶポイントも解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。

エアコン(暖房)の効きが悪くなる

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5つ目はエアコン(暖房)の効きが悪くなること。

一般的に車のエアコンには冷房と暖房の2種類があり…

夏は冷房。冬は暖房に切りかえて使うことがほとんどです。

ですが冬の暖房を使う場合には冷却水がある程度温まる必要がある訳で、冷えた状態ではたとえ切り替えても冷房が出ることがほとんどです。

冬によくある暖房をつけても冷たい風が出てくるのはこういったことが関係してくるわけですね。

効きが悪い場合には故障なのか。そもそも温まっていないのかを先に見極めた上で対処する必要があります

というのも、車の暖房の構造はエンジンの熱により温められた冷却水を車内に引き込みそこに風を当てることで温風となる仕組み

そのため、冬のように冷却水が温まりにくい季節では直ぐに暖房に切り替わる事はありません。

すぐに切り替わらない=壊れてると勘違いする場合も…

そんな場合には暖気と呼ばれるエンジンを
かけた状態でしばらく放置する事が適切です。

暖気状態を保つことでエンジンが温まる⇒内部の冷却水も熱を持つ⇒切り替えでエアコンから温風が出るようになる。

暖気に関してはだいたい15〜30分程度で大丈夫です。

オーバークールになりやすい

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6つ目はオーバークールになりやすい事

オーバークールは主に寒い時期になりやすい症状で、エンジン内部の温度が適正温度より低くなる事を示します。

主な症状として

・水温計の数値が異常に低い
・回転数が不安定
・アクセルを踏んでも加速しない等があります。

車がオーバークール状態になった場合には、車を温めることが出来れば対処ができます。

よくあるのは

・サーモスタットの故障
・サーモスタットを社外に変えている

2つの事項。

サーモスタットはエンジン内部の温度調整を担うパーツで、暑くなりすぎると開いて冷やす。冷えすぎると閉じて温める機能を持っています。

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つまり、オーバークール時で言うと常に
開いた状態を保っている事になります。

常に開く=エンジン内部の冷却水が温まらいので暖房に切り替わらないことになります。

そんな場合にはサーモスタットを
新品に変えることで対処ができます。

他にもサーモスタットを社外に変えている場合にもオーバークールの原因となります。

社外にも様々ありますが、よくあるのはクールサーモと呼ばれる通常より早く開いて内部を冷やす構造のもの。

こちらは夏場であればオーバーヒート対策で有効的ですが、冬場には冷えすぎて逆効果になります。

そのため、対処としては冬の間だけ純正に戻すか時間をかけてエンジンを温めるいずれかの方法をとることになります。

サーモスタットの交換のやり方については別記事でまとめているので参考にしてみてください。

車のサーモスタットの交換方法〜エア抜きまでの簡単な手順!
この記事では、車に乗る上で知っておきたい。サーモスタットの交換方法〜エア抜きまでの簡単な手順について解説していきます。交換方法を事前に理解しておけば、サーモスタットが故障した場合に自分で対処する事ができます!また、記事の後半では交換後にやるべき事も合わせて解説しているのでぜひ最後までご覧ください。

外出中にトラブルが起きた時の対処方法

ここからは外出中にトラブルが
起きた時の対処方法について。

自宅であればDIYや車屋さんに連絡して対処してもらう事も可能ですが…

外出中の場合はそうもいきません。

突然なった場合にはその時に応じてできる対処が最適となります。

それが以下の流れ。

ハザードランプをつける
路肩に車を停車させる
三角表示板や発炎筒をつける
各所への連絡

ハザードランプをつける

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まずやることはハザードランプをつける事。

ハザードランプは🔺のマークがついた灯火類で、方向指示器を左右につける事で後続車に危険を知らせられます。

路肩に車を停車させる

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ハザードの後は路肩に車を停車させること。

後続車に危険を知らせることができたら、追突の危険を防ぐ目的で安全な場所に停車させる必要があります。

三角表示板や発炎筒をつける

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停車後は三角表示板や発炎筒の設置。

三角表示板三角表示板は三角形になった道具で、本体がリフレクターになっているので光に反射して存在を知らせます。
発炎筒発炎筒は赤い炎を出すことで、遠く離れた位置からも後続車に危険を知らせることが出来ます。

2つの道具を設置する事で後続車からも
目視で危険である事を理解出来ます。

安全のために車外(路肩など)に出て各所に連絡

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安全のために車外(路肩など)に
出て各所に連絡しましょう。

連絡方法は以下3通り
・110番に電話する
・道路緊急ダイヤル(#9910)に電話
・非常電話を使う

110番は通常通りの警察への連絡なので省略。

道路緊急ダイヤル(#9910)は高速道路で
事故やトラブルが起きた際に連絡する手段の一つ。

一般的には道路上の落下物がある際に連絡するイメージですが…

タイヤがトラブルを起こしたした際にも連絡可能です。

非常電話については高速道路上
に設置された電話の事。

こんなやつ↓

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受話器を取るだけで道路管制センターに直接繋がります。

高速道路では1kmおきに設置されているので、
近くに非常電話があれば利用しましょう。

特に携帯の電池切れや所持
していない時に便利です。

あとはロードサービスへの連絡となりますが…

・保険のロードサービス
・JAFロードサービス

いずれかに連絡するのがおすすめです。

保険のロードサービス保険のロードサービスは年間〇回と使用制限はありますが…期限内であれば対処してくれます。
JAFロードサービスJAFロードサービスは、会員・非会員に限らず依頼が出来るサービス

もしこれからのために利用できるようにしたい
場合は事前に会員登録を済ませる事が最適。

トラブルを起こさない為の対策

ここまでは起きやすい症状や対処方法についての内容をご紹介しました。

以下では、合わせてトラブルを起こさないための対策についてもそれぞれ順を追って解説していきます。

早めのバッテリー交換を心がける

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1つ目は早めのバッテリー交換を心がけることです。

バッテリーは電装品だけでなく、エンジン始動に
必要な電気を送る際にも役立つパーツ。

ですが、当然消耗品の一つなので時期や
使い方次第で弱って使えなくなる場合があります。

特に冬場は性能が低下しやすく、それに加えて弱まったバッテリーが元でエンジンがかからなくなる危険性もあります。

そのため、早めのバッテリー交換を心がけることで対策ができます。

おすすめとしては

・3~4年ごとに交換
・テスターで計って弱った頃に交換

いずれかです。

ファンベルトは劣化具合に応じて交換を

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2つ目はファンベルトは劣化具合に
応じて交換を心がけることです。

ファンベルトは素材がゴム製なので、暖かいと柔らかく。寒いと硬くなる特性を持ちます。

硬くなったベルトは傷の状態に応じて回転する
際に摩擦で音が鳴るようになります。

よくある

・冬になると音がする
・キュルキュル音の正体って何なんだろ

こういった状態の原因の元がベルトの劣化という訳ですね。

そのため、対策としてはファンベルトは劣化具合に
応じて交換を心がけることが最適と言えます。

交換時期のおすすめは5万キロ~10万キロ

ウォッシャー液は薄めず冬にも対応のものを

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3つ目はウォッシャー液は薄めず
冬にも対応のものを使うことです。

ウォッシャー液はそのまま使うことで効果を発揮出来るわけで…

薄めるもしくは代わりに水道水などを入れてしまうと、寒さで凍りにくい効果が薄まります。

薄まる=凍結で使いたい時にウォッシャー液が出なくなる。

そのため、冬でも使いたい場合は対策として季節関係なく使えるウォッシャー液に替えることがおすすめと言えます。

実際の交換方法が知りたい方は以下記事を参考にしてみましょう。

作業はたったの1分”自宅でも簡単にできるウォッシャー液補充のやり方”
ウォッシャー液の補充=やった事がないと難しいと感じる方もいるでしょう。ですが、流れを事前に知っておくことで1分程度で簡単に補充する事が出来ます。実際に自分で出来るようになれば、時間の調整やタイミングが合わせやすいので点検のついでなどでも補充できます。

冬に備えて解氷スプレーを準備しておこう

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4つ目は冬に備えて解氷スプレーを準備しておく事。

冬は何かと雪が降る事で寒さでガラスが凍りやすくなることが多いです。

自宅でなる程度ならいいですが、外出中や仕事終わりなど。忙しい時に限って凍った場合は溶かすのに時間がかかって何かと面倒ですよね?

そんな時に備えて解氷スプレーを準備して
おくともしもの時に役立ちます。

冬の間だけでも常に常備しておけば、
いざ凍った際に瞬時に使う事ができます。

サーモスタットは極力純正のままで交換時期で交換を

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5つ目はサーモスタットは極力純正のままで交換時期で交換を心がける事

サーモスタットは先にも言ったように、
開閉によって温度の調整ができるパーツ。

・温度が一定以上になると開いて冷やす方向に。
・一定以下になると閉じて温める方向に調整します。

ただサーモスタットもあくまで消耗品なので、
いつかは壊れ温度調整ができなくなります。

よくあるのは冬の時期にエアコン(暖房)が効かなくなる。エンジンが温まらずにオーバークール状態になる事。

特にオーバークールは走行に異常をきたすので、
今まで通りの運転ができなくなります。

また、開く温度を早くするクールサーモ(社外品)に替える事でも同じ状態になります。

そのため、

・サーモスタットは極力純正のままで
・壊れる前に交換時期で交換をする

2つの事を心がける事で対策ができます。

簡単ではありますが、このように状態に応じて最適な対策をすることで実際に冬になった時でもトラブル回避へと繋がります。

記事のまとめ

以上、冬に起こりやすいトラブルについて解説しました。

今回の記事のおさらいです。

冬に起こりやすいトラブル
エンジンがかかりにくい
ファンベルトが鳴きやすくなる
ウォッシャー液が出にくくなる
フロントガラスが曇りや凍りやすくなる
エアコン(暖房)の効きが悪くなる
オーバークールになりやすい
症状が起きた場合にはどんな対処をすればいい?
エンジンがかかりにくい場合の対処方法
ファンベルトが鳴く場合の対処方法
ウォッシャー液が出にくい場合の対処方法
フロントガラスが曇りや凍る場合の対処方法
エアコン(暖房)の効きが悪い場合の対処方法
オーバークールの場合の対処方法
トラブルを起こさない為の対策
早めのバッテリー交換を心がける
ファンベルトは劣化具合に応じて交換を
ウォッシャー液は薄めず冬にも対応のものを
冬に備えて解氷スプレーを準備しておこう
サーモスタットは極力純正のままで交換時期で交換を

記事でもわかる通り、冬ならではの起きやすいトラブルがいくつかあります。

ただ事前に対策をすることでトラブルは回避できるので、まずはどんな症状が起きるのかを知った上で対策として実践する事を心がけましょう。

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