教習所の【修了検定・卒業検定の再試験】について詳しく知りたいんだけど。落ちたら初めからにはならないのかな。
以上のような修了検定・卒業検定の再試験について解説していきます。
一般的によく聞く修了検定・卒業検定といえば段の最後にやる試験。これから通うもしくは教習中という方にとっては必ず通る道でもあります。
ただ実際に経験がないとイメージがしづらく、落ちると初めからやり直しにならないのだろうか。
再試験はできるのだろうかなど不安に
感じる方もいるでしょう。
そこで今回は、修了検定・卒業検定で落ちた(不合格)場合に再試験はできるのか。できる場合の条件について詳しくまとめてみました。
終了検定・卒業検定に落ちても再試験が受けられる
検定に落ちたら最初からやり直しになるのでは…
そう考える方も中にはいるかもしれませんが…終了検定・卒業検定に落ちても最初からやり直しになる事はありません。
※ただし条件を満たさないと受けることすらできないので注意が必要。
ただし条件を満たさないと受けることすらできない
その条件というのが補修教習や追加費用です。
条件②追加費用を支払う必要がある
条件①1限以上の補習教習が必要
1つ目は1限以上の補修教習が必要になる事。
補習教習は簡単に言えば技能による補修をやることで、習ったことのおさらいだと思っておくといいでしょう。
修了検定の補修は場内教習。卒業検定の補習は路上教習を実践します。
どちらも内容は異なりますが、修了検定や卒業検定の参考にもなるのでこの機会に色々苦手な点を教官に聞いておくのが最適。
また補習教習は不合格となったその日に受けることが出来ますが、混雑時にはダメな場合もあるので受付で確認をしましょう。
こんな理由から後回しにする方がたまにいますが…面倒だからと後回しにすると期限(9か月)を超えた時に退校になる場合があるので注意しましょう。
そんな制約あったっけ?
入校するときにも説明があるけど、この期間内にすべての学科と技能教習を修了する必要があるんだよね。
そのため修了検定の場合は9か月を超えると退校もしくは再入校。卒業検定の場合は、みきわめから3か月以内なら再試験で卒業検定が受けられます。
その一方でみきわめから3か月経過すると
修了検定同様に受けられなくなります。
正解としては余裕をもって補習教習⇒再試験(修了検定もしくは卒業検定)がおすすめ。
条件②追加費用を支払う必要がある
もう一つは追加費用を支払う必要があること。補習教習・再試験共に費用が掛かるので注意が必要です。
たとえば
・再試験=5000~8000円程
補習教習+再試験=合計金額。
教習所によって費用は変わるので必ずこの値段ではありませんが、目安として金額を覚えておくといいでしょう。
※ちなみに技能教習当日のキャンセル料にも費用が掛かるので注意。
キャンセル料に関しては、【修了検定・卒業検定を当日キャンセル”その時支払う相場と無料になるケース”】でまとめているので参考にしてみてください。
再試験一回で留めて合格する為のコツ
このように再試験になるたびに補習教習や再試験で出費がかかる事になります。
そのためできる限り一度で抑えておきたいという方もいるでしょう。
そこでここからは、何度も再試験にならない
為に合格するコツをお伝えしていきます。
補習教習をまじめに取り組む
まず補習教習はまじめに取り組むこと。
補習教習は技能教習が再度受けられるだけでなく、自分の苦手な部分を修正するチャンスです!
内容は主に修了検定や卒業検定で
失敗した内容を復習することが中心。
加えて教習指導員がダメな点をアドバイスしてくれるので、苦手な部分を克服しやすくなります。
実際、補習教習を受けてから再試験をして合格する方がほとんどですね。
再試験の日は焦らず自分のペースで運転
また焦らず自分のペースで
運転することも大切です。
大きい原因の元は焦りからくるミス。
いつもは問題なくできていることでも、焦ることによってミスを連発して結果が出せなかったなんてことはよくあります。
小さなミスであればすぐに不合格にはならないので、まずは落ち着いて臨む事が最適となります。
再試験になっても焦らず対処しよう!
以上、終了検定・卒業検定に落ちた場合の再試験の条件や費用をお伝えしました。
記事でもわかる通り、終了検定・卒業検定に落ちても再試験が受けられます。
追加費用を支払う必要がある
2つの条件はありますが、再試験を受けて合格すればOKです。
一見すると『落ちたら終わりだ。』と思う方もいるかもしれませんが…再試験は受けられますし、補習教習の際に教習指導員がダメな点をアドバイスしてくれるので苦手な部分を克服しやすくなります。
結果として再試験で受かりやすくなるので、もしこれから先落ちるような事態に陥っても焦らず自分のペースで対処しましょう。