
・車に初心者マークを貼る位置が知りたい
・決まりってあるのかな?
・貼らない場合はどうなるの?
このような悩みはありませんか?
特にこれから免許の取得予定。もしくは免許の取得をしてこれから車を使おうと考えている方。
初心者マーク=知らない人からすれば、『周囲に分かれば大丈夫でしょ。』ということで適当に貼る方も少なくないでしょう。
ですが、初心者マークには貼っていい場所が決められているので適当にやることはおすすめしません。
また、その逆に貼らないという行為は初心運転者
標識表示義務違反になるので注意が必要です。
※違反については【免許取得から一年未満は【初心運転者期間】マーク未装着の運転は初心運転者標識表示義務違反】でまとめているので参考にしてみてください。

この記事では、どこに貼るのが正しいのか。貼らないと何故違反なのか順を追って詳しくお伝えしていきます。
初心者マークは地上から0.4m以上1.2m以下の位置
初心者マークといえば初心者のうちに装着を義務づけられたもので、免許取得から一年以内は必ず取り付ける必要があります。
その際に

初心者マークってどこに貼りつけるのが正解なんだろう?
そう思った方も少なくないことでしょう。
そこでこの機会にご説明しますが、結論から言えば
・前後の見やすい位置が正解です。

見やすい位置はわかるんだけど、地上から0.4m以上1.2m以下の位置ってどの辺?

簡単に言えば、地上からならフロントバンパーの上。車の屋根より下だね。
なおかつ見やすい位置が条件となるので、フロントならボンネット。リアならトランク端に取り付けるとおすすめです。
フロントに関してはガラス面に取り付けができないので、ボンネット一択となります。最低限上記の位置に取り付けておけば指摘される事はありません。
初心者マークを貼るならマグネットと吸盤どっちがいい?
続いて初心者マークを貼る場合。もし貼るなら
マグネットと吸盤どっちがいいの?という事。
リアガラスなら吸盤タイプ
ボンネットやトランクに貼るならマグネットタイプ
まずボンネットやトランクに貼る場合ならマグネットタイプがおすすめです。
マグネットタイプは裏側が磁石になっていて、貼りつきやすい鉄などのボンネットやトランクに押し付ければ簡単に貼り付ける事ができます。

リアガラスなら吸盤タイプ
リアガラスに付ける場合は吸盤タイプがおすすめです。
吸盤タイプはマグネットでは貼りつかない箇所にも貼り付けられるもの。
特にリアガラスに付ける場合。リアガラスはフロントのように貼り付けてはいけない規制はないので、フロントはボンネット。リアはガラスというようにもできます。
最終的には好みの問題になるので、その時に合わせて使い分けるといいでしょう。

もし初心者マークが貼りつかない場合は?

場所によって貼り付けるのは分かったけど、もし貼り付けができない場合はどうすればいいの?特にボンネット。

そんな時はシールタイプの初心者マークがおすすめだね。
シールタイプの初心者マークが最適
車によっては貼り付けができない。特にボンネットで多く見られる傾向があります。
原因は材質で、よくあるボンネットは鉄製の為にマグネットでも貼り付けができます。ですが、中にはアルミや樹脂などを採用していると貼り付けができないタイプも。
かといってフロントガラスは貼り付けNGなので仮に貼ると違反になります。

ならどうすれば?と考えたときにおすすめなのが【シールタイプの初心者マーク】。
中でも糊が残らないタイプなら跡がつかない
中でも糊が残らないタイプなら外した
後でも跡が残ることがありません。
例えばこんな時。
シールタイプはマグネットでも貼り付けができない場合にも対応できることから便利ではありますが、下手に適当なものを選ぶと剝がすときに糊跡が残って後々面倒なことになります。
そこで糊が残らないタイプの出番。糊が残らないタイプなら外した後でも跡が残ることがありません。

『マグネットが使えないからシールタイプを使いたいけど糊跡はちょっと…』こんな方でもデメリットを解消できるのでおすすめです。

初心者マークを貼る位置を理解して違反にならないように気を付けましょう!
以上、車に初心者マークを貼る位置の決まりと貼らない場合の違反を解説しました。
今回の記事のおさらいです。
おすすめはボンネットやトランク端
リアガラスなら吸盤タイプ
中でも糊が残らないタイプなら跡がつかない
記事でもわかるように初心者マークを貼らない場合、【初心運転者標識表示義務違反】と言う違反に該当してしまいます。
該当すると罰金だけでなく点数を引かれる危険も。特に初心者のうちは持ち点が3点なので1点でも引かれると痛手です。

・初心者だと思われるのが嫌
・見た目がかっこ悪いから
など。思う事は人それぞれですが、安全性や反則金・点数などを考えると素直につけておくほうのが賢明です。
その際に地上から0.4m以上1.2m以下の位置と決まりがあるので守る事も忘れずに。
初心者マークには貼る位置や数で違反になる危険性があるので、この機会に正しい知識を身に着けてこれからのカーライフに役立てましょう。
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