車体の転倒防止に役立つ”失敗しないジャッキスタンドの正しいかけ方”

ジャッキ&ジャッキスタンド
この記事は約5分で読めます。

車体を上げる作業で便利なジャッキスタンド。

主にジャッキとの組み合わせで活用する事が多いパーツですが…

使ったことがない方。主に初心者にとっては、『どのタイミングで使うのが正解なのだろう。』といまいち使い方がわからないという方の方が多い事でしょう。

実際ジャッキスタンドにも合わせる位置があり、間違った使い方をすれば固定できないどころか倒れる危険性さえあります。

そのため事前に正しい使い方を知っておく必要があります。

この記事では、『ジャッキスタンドを正しく安全に使いたい。』そんな方向けに注意点と共にお伝えしていきます。

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ジャッキスタンドの正しい掛け方(セット方法)

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ジャッキスタンドについて、慣れていない方は
正しい使い方がわからない。

という方も多いのではないでしょうか?

使い方としては車体の下にもぐって
作業をする場合。

特に代表的なのがマフラー交換です。

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下にもぐってマフラーを交換する事が多いので、
安心して作業ができます。

中には『ジャッキで支えれば大丈夫』という方がいますが…

ジャッキを信用したまま作業をすることは危険です!

実際以下のように、ジャッキスタンドを
使わない事で事故に巻き込まれる危険性もあります。

横浜市にある 中古車販売店で作業中にジャッキが外れ、男性が車の下敷きになりました。 11日午後8時前、横浜市都筑区の 中古車販売店から「人がジャッキアップ中の乗用車の下敷きになった」と消防に通報がありました。 下敷きになったのはこの店で働く会社員の関笙さん(24)で、病院で〇亡が確認されました。 警察によりますと、関さんは男性店長と2人で乗用車の下に潜り込み、車のマフラーの交換をしていましたが、車体が揺れたはずみにジャッキが外れて車の下敷きになったということです。

http://news.ab-cafe.com/?p=26301より引用

なので、このような事故を起こさないためにも、ジャッキとセットでジャッキスタンドの使用がおすすめです。

それでは実際の流れを見ていきましょう。

ジャッキを使用して車体を上げる

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まず初めに、ガレージジャッキを使用して
車体をジャッキアップしましょう。

ジャッキスタンドを設置するにはそもそも
車体を上げないことには始まりません。

ジャッキアップをする場合、フックやくぼみに
ジャッキをかけ車体を上げていきましょう。

今回はジャッキスタンドの説明なので詳しくは説明しませんが、詳細を知りたい方は以下記事を参考にしてください。

車のジャッキを使った正しい上げ方(ジャッキアップ)の方法と注意点
ジャッキにはジャッキポイントと呼ばれる位置があり、正しく合わせたうえで上げないと車体に負荷をかける事になります。最悪の場合は車体に穴が開く事にも…そのため、正しい使い方を事前に知っておくことが大切となります。

ジャッキスタンドをセットする

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ジャッキアップをする事ができたらジャッキ
スタンドを左右にそれぞれセットしましょう。

セットするポイントは画像のように
サイドのくぼみの中間。

左右とも同じ位置にあるので合わせて設置しましょう。

それ以外の場所に設置してしまうとボディが歪む原因になるので設置する場合は注意です。

ジャッキを外してスタンドの固定確認

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設置する事ができたら、ジャッキを抜いて
スタンドの固定確認をしましょう。

スタンドを揺らしたり動かしたりして
ズレないかどうかを確認しましょう。

安全のために数分そのままで様子を
見るのもありですね。

問題がなければ使い方については
以上になります。

意外と簡単でしょ?

うん。てっきり難しいのかと思ってたけど、これなら僕にもできそう。

この方法に慣れてしまえば、

・タイヤ交換
・マフラー交換
・オイル交換など。

車体を上げて整備する事は一通り
できるようになります。



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使用上の注意点!

ここからはジャッキスタンドを使用する上で注意する点です。

実際に使う上で失敗しない為にも
注意点についても見ていきましょう。

ジャッキポイントは正しい位置にかける事
ジャッキスタンドを設置する場所は平らな場所にすること

ジャッキポイントは正しい位置にかける事

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まず1つ目として、ジャッキスタンドを設置する際には
正しい位置にかけましょう。

面倒だからといって適当にかけてしまうと

・車体が歪んでしまった
・ジャッキが倒れてしまう

2つのがあります。

ジャッキスタンドを設置する場所は平らな場所にすること

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2つ目はジャッキスタンドの設置場所です。

ジャッキスタンドを既定の箇所に設置したからと言って、地面はどんな状態でもいいという訳ではありません。

正しい状態で設置する事が大切です。

どんな状態がいいの?

コンクリートなどの平らな地面だね。

基本はコンクリートなどの平らな地面以外では設置をおすすめしません!

何故平らな地面でないとダメなのかと言う事ですが、理由は簡単で足元が安定しなくなるからです。

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画像を見るとわかりますが、石や土など。足元が安定しないものは、ジャッキをおろした時に不安定になります。

ジャッキをおろす⇒ジャッキスタンドが傾いた状態で支える⇒支えが安定せずにジャッキスタンドが倒れる。と言った危険性があります。

このように、ジャッキスタンドはいくつか注意する点もあるので、使い方だけでなく正しい方法を理解して使い分けるようにしましょう。

記事のまとめ:ジャッキスタンドは正しく使ってこそ本領を発揮する!

以上、【ジャッキスタンドの正しい使い方】についてご紹介させていただきました。

この記事のおさらいです。

ジャッキスタンドの正しい使い方
・ジャッキを使用して車体を上げる
・ジャッキスタンドをセットする
・ジャッキを外してスタンドの固定確認
使用上の注意点!
・ジャッキポイントは正しい位置にかける事

・ジャッキスタンドを設置する場所は平らな場所にすること

ジャッキスタンドは間違った知識で使用すると命の危険にも関わってしまいます。

なので使用する場合には注意をし、作業をする場合には必ずウマ(ジャッキスタンド)を正しく使用する事を心掛けましょう!

また、ジャッキスタンドには、

・折り畳み式
・ラチェット式

2つの種類があるので、探す場合には自分に
合ったものを使用するといいですよ!

ちなみに折り畳み式・ラチェット式に関しては以下でまとめているので、合わせて参考にしてみてください。

【初心者から学ぶ】ジャッキスタンドの種類2つと選ぶ際の注意点
車のジャッキスタンドでお悩みなあなたへ。当記事では、初心者が選ぶ場合に知る2つの種類と注意点について詳しくご紹介しています。これを見れば(読み終わったその瞬間からでも)知識としてだけでなく、実践できるようになりますよ。どうぞ最後までご覧下さい。
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