車に乗っていると、
・○○年経ったら交換をしましょう。
こういったことを車屋さんなどで
言われた経験があるのではないでしょうか。
そこで大体の人は、面倒という理由で断ることがほとんどかと思います。
ですが交換をすすめるのには理由があり、
放置することで危険な2つの症状を引き起こします。
この記事では、そんな理由や起こる症状に
ついて順を追ってお伝えしていきます。
記事を最後まで読むことでなぜ交換をすすめるのか。どんな症状につながるのかがわかるので、トラブル回避に役立てることができます。
バッテリー交換が必要な理由は電気系のトラブルを回避するため
まず結論として電気系のトラブルを回避
するためというのが正解です。
電気系とバッテリーにどんな関係が?と
思うかもしれませんが…
カーバッテリーというのは、車を始動する際やその他電装部品にとって電気を共有する上でなくてはならない部品です。
つまり、バッテリーからの電気がそれぞれの
部品に送られる事で本来の走行を可能にしています。
ということは、交換を勧められるのってバッテリーが弱ってるから早めにどうぞって事?
そうゆう事。バッテリ―交換を勧める=なんとなくではなく、トラブルの元になるから早めに交換しましょう。という意図が隠されている訳だね。
交換しないまま走行を続けると起こる2つの事例
続いて気になるのが交換しないまま走行を
続けるとどうなるのか?についてです。
先ほども言ったように、交換をすすめる
理由は電気系のトラブル回避をするため。
早めに交換をすることでトラブル回避につながるわけですが…
それでも交換を渋って放置した場合。
・エンジンが止まる
2つの事項が起こります。
アイドリング不調
1つ目はアイドリング不調ですね。
アイドリング不調=回転数が合わなくて
エンジンが止まりそうになる症状。
走行中はアクセルの踏み加減で回転数が
上がるので何とかなりますが…
アクセルを離す信号待ちなどでは回転が
不安定になり止まりそうになります。
エンジンが止まる
止まりそうになるまでならまだいいですが問題なのはそのあとです。
最終的にはエンジンが止まって掛からなくなる事も少なくありません。
エンジンが止まる事に関しても、
自宅でなる分にはどうにかなりますが…
出先や走行中に止まってしまうと
そうもいきません。
車屋さんやロードサービスなど、
余計な手間や出費がかかる事もしばしば…
そう考えると交換をしないという手は考えられませんよね。
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トラブルを回避するためにできる対策
ここからは症状を起こさないために
できる対策について見ていきます。
対策については以下2つ。
・バッテリーの寿命を伸ばす
交換時期でバッテリーを交換する
1つ目は交換時期でバッテリー交換をする事です。
長い期間交換しない事で症状が出るわけですから、早めの目安で交換をすることで防ぐことができます。
ちなみに目安ってどのくらい?
交換時期なら2~3年前後。距離なら10万キロ以下が目安だね。
目安の選択肢は2つありますが、
実践するなら2~3年前後で交換が最適です。
理由としては人によって乗る
頻度が変ってくることが挙げられます。
バッテリーは上記でも言ったように、車を始動する際やその他電装部品にとって電気を共有する上でなくてはならない部品。
と言う事は、
・乗る頻度が多い=電気の消費が多い
それに加えて夜間走行が多くなると、
消費はさらに増えます。
消費が増えるとバッテリーの負荷も増えるので、距離数を目安に交換をするとバッテリー上がりのリスクが上がります。
そうならないために2~3年を目安に交換という訳です。
バッテリーの交換方法について手順が知りたい方は以下記事を参考にしてみてください。
バッテリーの寿命を伸ばす
2つ目はバッテリーの寿命を伸ばすことです。
一般的に2~3年で交換が目安とされていますが、バッテリーの寿命を伸ばす工夫をすることで交換時期を伸ばすという手もあります。
この方法を実践すれば、寿命が5~6年程まで伸び突然エンジンが止まると言った事も防げます。
バッテリーの寿命を延ばす方法について知りたい方は以下記事を参考にしてみてください。
正しい知識を理解して早めのバッテリー交換を心がけよう!
以上、車のバッテリー交換が必要な理由と交換しないと起こる2つの症状を紹介しました。
今回のおさらいです。
エンジンが止まる
バッテリーの寿命を伸ばす
一見すると『面倒だから』と後回しにしてしまうかもしれませんが、バッテリーは車で走行をするにあたって必要不可欠なパーツです。
もし放置すればアイドリング不調から始まり、
最終的にはエンジンがかからなくなる危険性も。
そのため面倒だから後回しにするのではなく…
トラブルを回避するために早めの交換を心がけましょう。