【意外と知らない】車のブレーキフルードの必要性と交換しない場合の危険性

ブレーキ関連
この記事は約4分で読めます。

車のブレーキフルードについて知りたいんだけど。どんな液体(オイル)なの?交換しないとどうなる?

このような悩みはありませんか?

通常ブレーキフルードと言えば、車で使われる液体(オイル)のうちの一つ。

エンジンオイルや冷却水などと一緒に
なくてはならないうちの一つですが…

いざどんな時に使うのかとなった時、そもそもの詳細が分からなければ必要性や交換しない場合の危険性なんて分からないですよね?

そこで今回の記事では、

✅ブレーキフルードの必要性
✅ 交換しない場合の危険性
✅交換時期

それぞれ順を追って解説していきます。

今回の記事を読む事で知識を得ることはもちろん。

これから先の運転でトラブルを回避するきっかけを作ることにも繋がるので参考にしてみてください。

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ブレーキフルードについて

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まずブレーキフルードは、ブレーキを作動させる為に必要となるオイルの一種です。

中でも油圧式ブレーキを採用している車に
とって必要不可欠とも言えます。

主な役割は、先にも言ったように
ブレーキを作動させる工程の補助。

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仕組みとしては以下の通り。

ブレーキを踏む⇒ブレーキフルードに力が伝わる⇒圧力がフルードを介してパッドに伝わる⇒パッドからディスクローターに摩擦力が発生⇒摩擦の力で減速or停止させる。

つまりブレーキフルード(オイル)がないと、ブレーキを踏んだところで効かずに減速や停止が出来なくなるという訳です。

交換の必要性は?

役割については何となくわかったけど、これって交換の必要性はあるのかな?

一応、消耗品だから時期が来れば交換は必要になるね。

たかが液体(オイル)でしょ?と思われがちですが…

ブレーキフルードも定期交換部品の一つなので、使い方や使用年数に応じて劣化します。劣化するとブレーキが効かなくなる危険もあるので状況に応じて交換が必要です。

交換をしなかったらどうなる?

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ここまで読んで交換の必要性はあると言うのが分かると思いますが…

もしそれでも交換をしなかったらどうなるのか?

以下で詳しく確認してみましょう。

まず結論として、ブレーキが効かなくなるのは確実です。

理由としては、内部に気泡が発生して
油圧が伝わらなくなるため。

基本的にブレーキフルードは、空気中の水分やチリなどを自然に吸収する効果があります。

この効果により、年数や使用の経過とともに劣化します。

劣化する=沸点(沸騰する温度)が低くなり、オイルが熱を帯びた時に内部で気泡が発生します。気泡が発生するとブレーキを踏んだ際の圧力が弱まるので、いくら踏んでも反応しなくなります。

その結果、ブレーキが効かずに事故を起こす原因を作ります。

例えるならブレーキの使いすぎで効かなくなる【ベーパロック現象】と同じ症状になるわけですね。

※ベーパロック現象の詳細は以下を参考に。
【知らないと危険】車のベーパロック現象が起こる原因と防ぐための対策
この記事では、ベーパロック現象の原因や対策をまとめています。ベーパロック現象=車を運転するなら必ず知っておいてほしい内容なので、もし知らない方は参考にしてみましょう。

そのため、避ける目的で定期交換が必要となります。

ブレーキフルードの交換目安について

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交換目安としては以下3つ。

・2年に1回
・汚れが酷い場合
・残量が少ない場合

基本的にブレーキフルードは直ぐにどうこう
なるものではありませんが…

結局は消耗品となるので、使い続ければ
いつかは交換が必要となります。

そのため、2年に1回。つまり車検のタイミングで交換をすることで遅すぎず早過ぎずとなります。

また、走行状況によっては必ずしも2年後に劣化するとも限りません。

結局は使い方次第なので、ブレーキの頻度が少なければ遅く。スポーツ走行などで頻繁にブレーキを使うタイミングが多い場合には劣化も早くなります。

汚れが酷い場合には2年ではなくそれ以前で交換をすることがおすすめと言えます。

他にも残量が少ない場合が少ない場合にも交換の目安としておすすめです。

とはいってもどのくらいが適量なの?

MAXとMINの間であれば問題ないね。

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一般的にリザーブタンク内のブレーキフルードには、

・上限がMAX
・下限がNIN

と2つの記載があります。

MAXとMINの間であれば適量。それ以下なら少ない。

通常なら減ること自体ありませんが、漏れや
消耗により減る場合があります。

そのため、2年の交換時期以外に汚れや減りも
含めて目安として覚えて交換を心がけましょう。

もし自分で出来ない場合にはお店に依頼するのもおすすめです。費用に関しては、参考として以下でまとめています。

ブレーキフルードの交換をお店に依頼すると費用はどのくらい?
この記事では、ブレーキフルードの交換を依頼するとかかる費用についてまとめています。依頼するといくらになるのか?費用は高くなるのか。安くなるのか。詳しく知りたい方は参考にしてみてください。

トラブルを防ぐためにもブレーキフルードは重要!

以上、車のブレーキフルードの必要性と交換しない場合の危険性について解説しました。

記事でもわかる通り、ブレーキフルードは車に
とってなくてはならないパーツのひとつです。

劣化や減る事でブレーキの効きが悪くなり、
最終的には効かずに追突の危険性も…

そのため、

・2年に1回
・汚れが酷い場合
・残量が少ない場合

いずれかの時期を目安として覚えておく必要があります。

そのため知識として知るだけでなく、もし必要になった場合には交換も視野に考えるようにするといいでしょう。

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