車のブレーキフルードについて知りたいんだけど。どんな液体(オイル)なの?交換しないとどうなる?
このような悩みはありませんか?
通常ブレーキフルードと言えば、車で使われる液体(オイル)のうちの一つ。
エンジンオイルや冷却水などと一緒に
なくてはならないうちの一つですが…
いざどんな時に使うのかとなった時、そもそもの詳細が分からなければ必要性や交換しない場合の危険性なんて分からないですよね?
そこで今回の記事では、
✅ 交換しない場合の危険性
✅交換時期
それぞれ順を追って解説していきます。
今回の記事を読む事で知識を得ることはもちろん。
これから先の運転でトラブルを回避するきっかけを作ることにも繋がるので参考にしてみてください。
ブレーキフルードについて
まずブレーキフルードは、ブレーキを作動させる為に必要となるオイルの一種です。
中でも油圧式ブレーキを採用している車に
とって必要不可欠とも言えます。
主な役割は、先にも言ったように
ブレーキを作動させる工程の補助。
仕組みとしては以下の通り。
つまりブレーキフルード(オイル)がないと、ブレーキを踏んだところで効かずに減速や停止が出来なくなるという訳です。
交換の必要性は?
役割については何となくわかったけど、これって交換の必要性はあるのかな?
一応、消耗品だから時期が来れば交換は必要になるね。
たかが液体(オイル)でしょ?と思われがちですが…
交換をしなかったらどうなる?
ここまで読んで交換の必要性はあると言うのが分かると思いますが…
もしそれでも交換をしなかったらどうなるのか?
以下で詳しく確認してみましょう。
まず結論として、ブレーキが効かなくなるのは確実です。
理由としては、内部に気泡が発生して
油圧が伝わらなくなるため。
基本的にブレーキフルードは、空気中の水分やチリなどを自然に吸収する効果があります。
この効果により、年数や使用の経過とともに劣化します。
その結果、ブレーキが効かずに事故を起こす原因を作ります。
例えるならブレーキの使いすぎで効かなくなる【ベーパロック現象】と同じ症状になるわけですね。
そのため、避ける目的で定期交換が必要となります。
ブレーキフルードの交換目安について
交換目安としては以下3つ。
・汚れが酷い場合
・残量が少ない場合
基本的にブレーキフルードは直ぐにどうこう
なるものではありませんが…
結局は消耗品となるので、使い続ければ
いつかは交換が必要となります。
そのため、2年に1回。つまり車検のタイミングで交換をすることで遅すぎず早過ぎずとなります。
また、走行状況によっては必ずしも2年後に劣化するとも限りません。
結局は使い方次第なので、ブレーキの頻度が少なければ遅く。スポーツ走行などで頻繁にブレーキを使うタイミングが多い場合には劣化も早くなります。
汚れが酷い場合には2年ではなくそれ以前で交換をすることがおすすめと言えます。
他にも残量が少ない場合が少ない場合にも交換の目安としておすすめです。
とはいってもどのくらいが適量なの?
MAXとMINの間であれば問題ないね。
一般的にリザーブタンク内のブレーキフルードには、
・下限がNIN
と2つの記載があります。
MAXとMINの間であれば適量。それ以下なら少ない。
通常なら減ること自体ありませんが、漏れや
消耗により減る場合があります。
そのため、2年の交換時期以外に汚れや減りも
含めて目安として覚えて交換を心がけましょう。
もし自分で出来ない場合にはお店に依頼するのもおすすめです。費用に関しては、参考として以下でまとめています。
トラブルを防ぐためにもブレーキフルードは重要!
以上、車のブレーキフルードの必要性と交換しない場合の危険性について解説しました。
記事でもわかる通り、ブレーキフルードは車に
とってなくてはならないパーツのひとつです。
劣化や減る事でブレーキの効きが悪くなり、
最終的には効かずに追突の危険性も…
そのため、
・汚れが酷い場合
・残量が少ない場合
いずれかの時期を目安として覚えておく必要があります。
そのため知識として知るだけでなく、もし必要になった場合には交換も視野に考えるようにするといいでしょう。