車にとってのナンバープレートは、自動車を識別するために取り付けられる標識板。正式名称は【自動車登録番号票】。
本来であれば取り付けは義務であり、
公道走行をする上で必要不可欠となります。
そのため、もし仮にナンバープレートを盗難
された場合は早めに再発行することが最適です。

この記事では、ナンバープレートを盗難されてどうにか解決したい。こんな方向けに再発行に必要な書類や全体でかかる費用・日数をまとめてみました。
✅再発行に必要な書類が知りたい
✅全体でかかる費用・日数が知りたい
盗難等で紛失した場合は先に警察に連絡する必要がある
まず大前提として、初めにやるべきことは盗難に
あった場合は先に警察に連絡を入れること。

どうして警察に連絡する必要があるの?

記入する欄がある事や悪用されるのを防ぐためだね。
理由書に記入する欄がある
1つ目は理由書に記入する欄があること。
実際に【理由書】の欄を確認すると記載があり、再発行する上で後々必要になります。
・届を提出した警察署
・提出日
悪用されるのを防ぐ
もう一つは悪用されるのを防ぐ。
というのもナンバープレートには情報が隠されていて、調べようと思えば住所や個人情報まで特定することもできます。
そのことから

放置すれば悪用されてしまうので、防ぐ目的で事前に連絡を入れるという訳です。
盗難届を提出後は盗難届の受理番号が渡されるので、あとから記入する用に取っておきましょう。
その後は運輸支局(陸運局)で
手続きの流れです。
※ちなみに、ナンバープレートは盗難や紛失でないのでこちらで用意する必要はありません。
盗難等で紛失した際に必要な書類
ここからは盗難等で紛失した場合に必要な書類についてです。
車検証
1つ目は車検証。
常に車内に携帯しているものなので、
再発行の際に合わせて準備しておきましょう。
※もし紛失した場合には、【【軽・普通車】の車検証が紛失で再発行”手続きに必要な書類3つと取得までの簡単な流れ”】でまとめているので参考にしてみてください。
申請書
2つ目は申請書。
申請書は窓口やホームページから
ダウンロードが出来ます。
ホームページからダウンロードする場合は、
・軽自動車⇒軽自動車検査協会の公式サイト
いずれかでダウンロードが出来ます。
手数料納付書
3つ目は手数料納付書。
手数料納付書は、名義変更・廃車・住所変更等。
上記に当てはまる手続きの際に、
手数料を納める為の書類になります。
手数料納付書に必要な金額の
印紙を貼り付けて申請を行います。
入手は窓口で受け取ることができる。
自動車税・自動車取得税申告書
4つ目は自動車税・自動車取得税申告書。
書類は税事務所で受け取ることが出来るので、
記入後は税事務所に提出しましょう。
理由書
5つ目は理由書。
理由書は、トラブルが起こった理由を
報告するための書類になります。
例えば、今回で言えばナンバープレートを
盗難もしくは紛失した理由を書く書類ですね。
書類は、運輸支局の窓口もしくはホームページからダウンロードが出来ます。
※理由書の書き方や入手方法が詳しく知りたい人は【理由書の入手経路(2つ)や書き方・発行までの流れを解説【車検証やナンバープレート紛失などで役立つ】でまとめているので一緒に参考にしてみてください。
書類と合わせて印鑑も忘れずに
以上、5つの書類が紛失もしくは盗難の際に
再発行に必要な書類となりますが…
書類と合わせて印鑑も忘れずに
用意する必要があります。
※印鑑については認印で問題ありません。
全体でかかる費用と日数
最後は全体でかかる費用と日数についてお伝えします。
費用はナンバー代+申請書代
ナンバープレート代 | 約2000円(県によって変わる場合がある) |
申請書代 | 100円 |
まずは費用について。
費用はナンバー代+申請書代の
2種類になります。
・申請書代⇒100円
合計で2100円程ですね。
ナンバープレート代が正確でないのは、
都道府県によって費用が違うためです。
とはいえ多めに見積もって2000円なので、
実際にはもう少し安くなります。
再発行にかかる日数について
再発行にかかる費用については、1週間ほどを
見積もっておきましょう。
理由としては注文製作になるため。注文後に製作を開始しているのですぐには作れない訳です。
そのため、1週間を目安にナンバープレートが再発行されるのを待ちましょう。
ここまでが全体でかかる費用と日数となります。

ナンバープレートの再発行には書類に加えて費用もかかってくるので、この機会に覚えておきましょう。
必要な書類や費用等を理解してもしもの時に役立てよう!
以上、ナンバープレートが盗難にあった場合の再発行書類や費用・時間をお伝えしました。
この記事のおさらい。
記事でもわかる通り、ナンバープレートが盗難に
あった場合はまず警察に連絡を入れることが大切です。
理由は書類のうちのひとつに
・届を提出した警察署
・提出日
3つを記入する欄がある為。
また、盗まれたナンバープレートが悪用されるのを防ぐ意味もあります。
そのため、まずは警察に連絡⇒運輸支局または軽自動車協会で再交付申請⇒ナンバープレートの交付という流れで再発行するのが一般的です。

手順通りにやる事で再発行ができるので、もし盗難等でナンバープレートを紛失した場合は参考にしてみてください。
※なお、【車のナンバープレートが破損や汚損″再発行で必要な4つの物(書類含む)や掛かる費用・日数を解説″】では破損や汚損した場合の再発行の方法もまとめているので一緒に参考にしてみてください。