車の購入を考えているんだけど。書類がいくつか必要って本当なのかな。
このような疑問をたまに聞くことがあります。
確かに車の購入=お店がすべてやってくれるため、書類についてはあまりよくわかっていないという方も多いことでしょう。
ですが仮に自分ですべてをやる場合は購入する上で7種類の書類を準備する必要があるため、書類はもちろん必要な枚数についても知っておく必要があります。
どんな書類が必要になるのか。購入までの流れとは?など順を追って詳しくお伝えしていきます。
車の購入に必要な書類は7つ!
早速ですが、購入に必要な書類を見ていきましょう。
必要な書類は全部で
・自動車保険証明書
・委任状
・印鑑証明書
・車庫証明
・住民票
・その他(実印)
自動車検査証
自動車検査証は車検証と呼ばれている
ものですね!
主な目的としては車検に適合している
かどうかを証明するもので、
常時携帯が義務づけられたものです。
実際に以下記載があります。
自動車は、自動車検査証を備え付け、かつ、国土交通省令で定めるところにより検査標章を
表示しなければ、運行の用に供してはならない。
また、車検証は所有者もしくは使用者の
証明にもなります。
自動車保険証明書
自動車保険証明書は自賠責保険の事ですね。
自賠責保険証明書は自賠責保険に
加入すると発行される書類です。
車検証と同じく常時携帯が義務づけ
られているもので、
期限切れもしくはなかった場合に
売却ができなくなります。
委任状
委任状は、名義変更手続きを買取業者に
委任する場合に必要になる書類です。
自分でやる場合には特に必要ありません。
とはいえ、覚えておくだけでも今後に役立つ知識となるので、委任状の書き方について以下記事と合わせて参考にしてみてください。
印鑑証明書
印鑑証明書は、押印した印鑑がその人
本人であるかを証明するものです。
盗んだものでない証明とでも覚えておくといいでしょう。
印鑑証明の入手までの流れが知りたい方は以下記事を参考にしてみてください。
車庫証明
車庫証明は、車を新規で購入する際の
車の保管場所を証明するものです。
車庫証明の取得には、保管場所を管轄する
警察署の窓口で申請を行う必要があります。
申請に必要な書類は、
・保管場所標章交付申請書
・保管場所使用承諾証明書または保管場所使用証明書
・保管場所の所在図
4つです。
申請時には約2100円・交付時には約500円がかかります。
車庫証明の入手までの流れが知りたい方は以下記事を参考にしてみてください。
住民票
住民票は、現住所と書類上の
住所が変わっている場合に必要な書類です。
特に違いがなければ用意する必要はありません!
ですが、もし必要になった場合には発行手順があるので、合わせて別記事と一緒に読んでみてください。
住民票の入手までの流れが知りたい方は以下記事を参考にしてみてください。
その他印鑑(実印)
印鑑証明書を発行する際に
必要なものです。
印鑑証明書は普通車のみ
必要なものなので、
軽自動車であれば特に準備はいりません。
軽自動車の場合は認印でも大丈夫です。
普通車と軽自動車で購入時の書類は異なる?
ただし全体的に必要な書類はこの7つですが、購入する車が普通車か軽自動車かによってまた変わってきます。
それぞれ何が必要になるのか
次で見ていきましょう。
普通車の場合
まず普通車の場合です。
普通車を購入する場合
・自動車保険証明書 1枚
・委任状 1枚
・印鑑証明書 1枚
・車庫証明 1枚
・その他(実印) 1本
印鑑証明書は市区町村の役所。
自動車検査証は販売店。
自動車保険証明書は販売店。
委任状は販売店。
車庫証明書は警察署で交付可能です。
軽自動車
軽自動車お購入する場合
・自動車保険証明書 1枚
・住民票 1枚
・委任状 1枚
・車庫証明 1枚
・印鑑(認印でも可) 1本
印鑑証明書は市区町村の役所。
自動車検査証は販売店。
自動車保険証明書は販売店。
委任状は販売店。
車庫証明書は警察署を交付可能です。
軽自動車の場合は、印鑑証明や実印が必要ない代わりに住民票が必要となります。
また車庫証明については基本的に必要はないものの、保管地域によっては必要となるのでその都度確認しましょう!
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車の購入までの流れ
最後になりますが、車を購入する
流れを見ていきましょう。
車を購入する場合、
・車選び~問い合わせ
・店舗訪問~現車確認
・見積もり
・必要書類の作成
・代金の支払い
・納車
7つの手順が流れです。
購入する車の予算と条件を決める
事前に決まっていればいいですが…
車を購入にあたって条件を決めないと予算オーバーになります。
たとえばただ車を購入と言っても、
消費税や保険など様々料金がプラスされます。
そのため、無理のない範囲で購入するのが
理想的な選び方といえます。
参考として購入にかかる費用やうまくお金を貯めるコツについても別記事でまとめているので参考にしてみてください。
車選び~問い合わせ
問い合わせは車屋さんの業者オークションで依頼したり、検索サイトなどで自分の条件に合う車を確認しましょう。
車屋さんの場合なら自分で条件を言って探してもらう。
検索サイトならガリバーなどの在庫確認。
簡単に見積もる。試乗予約など自分の条件を問い合わせてみましょう。
店舗訪問~現車確認
問い合わせ後は実際に店舗訪問して
現車確認をしましょう。
現車確認はとても大切なことで、確認するどうかで購入後の状況が大きく変わります。
たとえば中古車を選ぶ場合、
・側は良くても中身がダメ
・購入後に故障が起きる
いずれかの事が起きます。
なので、中古車を検討している場合は
購入する前に細かくチェックしておくことが大切です。
≫【初心者必見】中古車選びで失敗しない6つのポイントとおすすめの方法
見積もり
購入する車が決まったら見積もりです。
法定費用や販売店手数料を決め、見積もりを出してどのくらいかかるのかを見ます。
法定費用についてはどの販売店でも変わりませんが、販売店手数料については購入する店舗によって変わります。
必要書類の作成
見積もりに納得ができれば、
契約のための必要書類作成です。
契約書類は基本的に店側で準備をしますが、中には自分自身で準備する書類もあるのでスムーズに進行する為に準備をしておきましょう。
代金の支払い
すべての契約書類に目を通して、
問題がなければ代金の支払いとなります。
支払い方法としては
・クレジット払い
・自動車ローン
3つから選ぶことができます。
支払いに余裕があるなら現金一括。
分割払いでもいいなら自動車ローン。
後々の事を考えるなら現金一括がおすすめです!
納車
購入手続きが終了したら、
後は納車を待つのみです。
新車なら人気状況にもよりますが、
1~2か月を目安にするといいでしょう。
中古車の場合は、1~2週間が目安となります。
記事のまとめ
・自動車保険証明書
・委任状
・印鑑証明書
・車庫証明
・住民票
・その他(実印)
ことがわかります。
書類が異なります。
普通車を購入する場合
・自動車保険証明書 1枚
・委任状 1枚
・印鑑証明書 1枚
・車庫証明 1枚
・その他(実印) 1本
軽自動車お購入する場合
・自動車保険証明書 1枚
・住民票 1枚
・委任状 1枚
・車庫証明 1枚
・印鑑(認印でも可) 1本
車に関する書類について他にも知りたい人向け
今回紹介した以外にも車関係に必要となる書類の知識をつけたい。こんな方向けに別記事で項目ごとにまとめているので参考にしてみてください。