クロスレンチって何?どんな仕組みなの?他にはどんな種類があるの?
こういった疑問にお答えします。
まずこの記事を書いた自分は
✅ クロスレンチについて知りたい
✅ クロスレンチの種類が知りたい
この記事では、車の整備をする上で知っておきたいクロスレンチの基本について解説していきます。
どんなパーツなのかを理解しておけば、知識として覚えておく事も出来ますし、タイヤ交換をする際に役立てる事ができます。
これからクロスレンチを検討している人は、是非ともどんな工具なのかを知っておきましょう。
ちなみに、今回紹介する内容については以下の順番で確認していくとわかりやすいからおすすめです。
②【スピンナーハンドルとクロスレンチ】タイヤ交換で使うならどっち? ≫
③【トルクレンチ・クロスレンチ】の違いとそれぞれの役立つ活用法 ≫
クロスレンチについて
まず、タイトルにある【クロスレンチ】について。
クロスレンチは十字のレンチのこと
クロスレンチは、名前の通り形が十字になっているレンチのことを言います。
基本的には車のホイールナットを締め付けたり、緩めたりする2つの工程を1つで出来ます。
通常ならラチェットレンチなどでも事足りますが、車種によってナットのサイズが変る事があります。
その場合、都度ソケットを購入する必要があります。
ですが、クロスレンチ1つがあれば車両を乗り換えた場合でもそのまま使用する事ができます。
車載工具のように大きな力が要らない
また、車載工具のように大きな力を使うことがないので、スムーズな作業が行えます。
それ以外にも、十字レンチそれぞれにサイズの違った穴があるので、車種に合わせて使い分けることができます。
例えば、スズキ車なら17mm。トヨタ車なら21mmというように使い分けができます。
クロスレンチの種類について
続いてクロスレンチの種類です。
クロスレンチにはいくつか種類があり、
・グリップ部分が回転するクロスレンチ
・折りたたみクロスレンチなど。
好みや作業性に合わせて使い分けることができます。
通常のクロスレンチ
車のホイールナットを締め付けたり、緩めたりする2つの工程を1つで出来る一般的なクロスレンチです。
グリップ部分が回転するクロスレンチ
早回しができるのが特徴のクロスレンチです。
フリーターンクロスレンチとも呼ばれます。
通常のクロスレンチよりも回しやすくブレにくくなるので、作業性を重視する方には最適です。
折りたたみクロスレンチ
折りたたみクロスレンチは、名前の通り
折りたたむことが出来るクロスレンチです。
クロスレンチと言えば、十字になっていることから収納がしにくく置き場に困るのが難点です。
ですが、折りたたみ式なら二点が倒れる構造になっているので、作業後には収納しやすく便利です。
クロスレンチについては、以下でおすすめを紹介しているので参考にしてみてください。
近年ではクロストルクレンチもある!
最後になりますが、クロストルクレンチについても合わせて紹介していきます。
クロストルクレンチとは?
クロストルクレンチってなんぞ?
クロスレンチとトルクレンチが合体したものだね。
クロスレンチは、ホイールナットを締め付けたり、緩めたりするもの。
トルクレンチは、トルク(力)をかけてナットを締め付けるもの。
どちらもタイヤ交換をするにあたって
便利なパーツです。
ただ、実際に使うとなると一通りの作業が終わった後にトルクレンチに持ち替えてトルクをかけることになるので、少し面倒な作業でもあります。
クロストルクレンチを使えば2つの機能をひとつで使える
そこで役立つのが、クロストルクレンチです。
先程も言ったようにクロスレンチとトルクレンチが1つに集約されているので、作業の手間が省けます。
また、握りやすく滑りにくい特徴があるので、
早回し作業にも最適です。
作業だけならクロスレンチだけでも事足りますが、別途でトルクレンチを揃えるのが面倒な方はトルククロスレンチを選ぶのもひとつの手ですね。
その中でもおすすめはKCTW-12という種類のトルククロスレンチ。
どんなものなのかは以下でまとめているので参考にしてみてください。
クロスレンチの性能を理解して作業に役立てよう!
以上、今更聞けない車のクロスレンチの
性能と種類を解説しました。
今回の記事のおさらいです。
車載工具のように大きな力が要らない
グリップ部分が回転するクロスレンチ
折りたたみクロスレンチ
クロスレンチは、名前の通り形が十字になっているレンチのことを言います。
特徴としては、車のホイールナットを締め付けたり、緩めたりする2つの工程を1つで出来ること。
また、純正の車載工具に比べて握りやすく使いやすいので、作業性をupしたい方は是非活用してみてください!
基本が理解出来たら正しい使い方についても確認しておこう。