・検電テスターって何。
・どんなことができるパーツなの。
・テスターに種類ってあるの?
このような悩みはありませんか?
実は過去私も同じように悩んだ経験があります。
というのも検電テスターと名前くらいは聞いた事があったものの、正直仕組みや性能についてはいまいちといった感じでした。
しかし、実際に調べていく中で基本を学び
便利性について知ることが出来ました。
一見するとあまり使えなそうなイメージですが、条件次第では2つのパターンから活用ができるのでおすすめとなります。
この記事では『検電テスターについて基本から学びたい。』こんな方向けに順を追って詳しく解説していきます。
記事を読むことで記事を得ることはもちろん。これから先の作業において役立てるきっかけを作れるので参考にしてみてください。
検電テスターについて
まず初めに検電テスターについて簡単にご説明します。
検電テスターは、探している配線に正常に電気が流れているかを確認できるものです。
名前に検電とあるように、電気を検査するためのパーツです。
事前に検電テスターを使って調べる事で、探している電源がどれなのかを見つける事が出来ます。
仕組みとしては通常のLEDと同じです。
検電テスター自体がLEDなので、ワニ口部分をマイナス。先端をプラスにつなげる事で作動します。
プラスとマイナスにそれぞれつなげる事で、
テスターに電気が伝わって確認できるという訳です。
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検電テスターでできること(使い方)
続いて検電テスターでできることです。
先にも言ったように検電テスターは電気を
検査することが出来るパーツ。
ということは、上手く使えば
・マイナス電源の確保
2つが可能になるわけです!
プラス電源の確保
1つ目はプラス電源の確保ができること。
プラス電源には
・ACC電源
・IG電源
・イルミ電源
4つの電源があります。
慣れた人ならこの電源なら○○から。
あそこの電源なら○○。というように目視でも
見つけることが出来るでしょう。
しかし、慣れていない初心者ならどこにどの
電源があるのかなんて分からないですよね?
そこで便利なのが検電テスターです。
条件に合わせて電源を探すことが出来るので、
初心者でも簡単に使いこなすことが出来ます。
マイナスの電源の確保
また、同じようにすることでマイナスの
電気も探すことができます。
本来であればマイナスの電源は調べようがないわけで…
金属がむき出し部分を見つけて大体の
位置で取るのがほとんどです。
しかし、検電テスターを役立てればマイナスでも電気の流れを確認することが出来ます。
実際にマイナスを取るやり方については以下でまとめているので参考にしてみてください。
よく使われる検電テスターの種類(3つ)
また、使いやすくするためによく使われる検電テスターの種類についても紹介します
種類には
・エーモン検電テスター1142
・エーモン検電テスター1547
3つがあります。
エーモン検電テスターA49
エーモン検電テスターA49は、LEDの光で通電確認ができる検電テスターになります。
シンプルな作りで、初心者の方にも使いやすい
タイプの検電テスターです。
・使用可能電圧:DC6V~DC24V
・コード長:約80cm
【内容物】
・検電テスター×1
エーモン検電テスター1142
エーモン検電テスター1142は、デジタル
表記で数値を確認できるテスターです。
使い方は本来の検電テスターと同じですが、
デジタル表記にする事でマイナスも数値化されます。
電気の流れを数値で確認したい方におすすめです!
デジタル検電テスター1142は現在廃盤のため代用する場合には3512となります。
エーモン検電テスター1547
エーモン検電テスター1547は、音と光で
導通を確認できるテスターです。
プラスとマイナスによって発光色を色分けする事が出来ます。
音と光両方で確認したい方に最適です!
・使用可能電圧:DC6〜DC24V
・コード長:約45cm〜2m(伸縮カールコード)
・LED:2色LED(赤/緑)
【内容物】
・検電テスター:1個
作業で使える検電テスターの活用法
最後になりますが、作業で使えるテスターの
活用法について見ていきましょう。
電源を探す
1つ目は電源を探すことです。
テスターの基本は電源を探す事なので、
自分の見つけたい電源を探す際に便利です。
基本を理解すれば
・マイナスの電源
両方を確保できます。
電球の球切れかどうかを確認する
2つ目は電球の球切れかどうかを確認する事です。
トラブル解明の一環として、テスターを
使って電気の流れを確認します。
電球がつかない場合にテスターを当てて、原因が球切れなのか。電気が来ていないのかを確認できます。
検電テスターは使い方次第で便利なパーツなので、
用途に合わせて使い分けてみましょう。
電球の球切れかどうかを確認するやり方については以下でまとめているので参考にしてみてください。
検電テスターの基本を理解して作業に役立てよう!
以上、検電テスターの仕組みと作業で役立つ2つの活用法について解説しました。
今回の記事のおさらいです。
テスターの仕組みとしてはプラスとマイナスにそれぞれつなげる事でテスターに電気が伝わって確認できる
マイナスの電源の確保
電球の球切れかどうかを確認する
記事でもわかるように検電テスターは探している配線に正常に電気が流れているかを確認できるものです。
名前に検電とあるように電気を検査するためのパーツ。事前に検電テスターを使って調べる事で、探している電源(プラスやマイナス)がどれなのかを見つける事が出来ます。
使い方次第で便利なパーツなので、うまく活用してこれからに活かしてみましょう。