・フォグランプの交換方法が知りたいんだけど。
・どうやって交換すればいいんだろ。
・手順があるなら今後のために知っておきたいな。
このような悩みを抱いたことはありませんか?
特に現在同じような問題苦しんでいる方。
『なら車屋さんにお任せすればいいのでは?』と思う方もいますが…
依頼するとバルブ費用に加えて工賃や時間も制限されるので、自分の都合に合わせたい人には向きません。
かといっていざ作業をしようと車に向かっても、どれから手を付ければいいのかわからない事ってありますよね。
手順を先に知る事は余計な作業を省いて
問題を早急に解決させるため大切な事。
自分では『これだ!』と思っていても、間違った考えのままでは余計なパーツまで取り外して無駄な時間が過ぎるだけです。
実を言うと過去の私も同じ悩みを
抱えていたことがありました。
初心者の頃、ネットなどで検索してもよくわからず手さぐりに作業をして時間ばかりが無駄になっていた時期もあります。
ですが実際に、一から作業を教わりながらして
いく中で正しいやり方を学び解決への運びとなりました。
今回はその経験を活かして
交換のやり方や交換後にやる事なども含めて一緒に解説していきます。記事を読むことで知識を得る事はもちろんですが、これから先のトラブル解決を自分でできるのようになるで参考にしてみてください。
フォグランプの交換方法
それではさっそく、バルブの交換方法に
ついて詳しく見ていきましょう。
今回はエブリイワゴンを元にH8バルブの交換となりますが、車種によってはH3やH11など。種類が異なるので事前に確認してみましょう。
それでは見ていきましょう。
STEP1:フォグランプの位置を確認する
まずフォグランプの位置確認から。
今回取り付けるエブリイワゴンのフォグはヘッドライトの下。
STEP2:作業スペースを確保する
フォグ位置の確認が出来たら作業スペースを
確保していきましょう。
エブリイワゴンの場合はフェンダー裏から取るのが基本。なので、ハンドルを切って作業スペースを確保します。
そのままやろうとすると、スペースの問題で手が入らないので左側に全開切るのがおすすめ。
ハンドルはエンジンスタートでフリー状態になるので、そのまま左に全開切るだけです。
STEP3:必要箇所のカバーのクリップ類やねじを外す
スペースが出来たら必要箇所のフェンダー
カバーのクリップ類を外していきましょう。
②手前のクリップ
③タイヤ上部付近のクリップ
④⑤バンパー下クリップ
STEP4:フェンダーカバーをめくる
クリップ類が外れたらフェンダー
カバーをめくっていきましょう。
フェンダーカバー自体はクリップ類が
外れれば簡単にめくれます。
STEP5:フォグランプのカプラーを抜く
フォグランプを見つけられたらカプラーを引き抜きましょう。
そのままバルブ事引き抜くのじゃダメなの?
そのままやると干渉してバルブが外れなくなるから、必ず先にカプラーを外そうね。
外し方としては、
②押し込んだ状態で下に引き抜く。
STEP6:フォグランプを外す
カプラーが外せたらフォグバルブを左
(反時計回り)に回しましょう。
角度は画像のように斜めに合わせるように。
調整が出来たら後は手前に引いて外すだけ。
斜めの状態にすることで、バルブの爪と隙間が
ちょうど合わさるので簡単に引き抜けます。
STEP:7交換用のバルブと差し替える
後は逆の手順でバルブを差し込むだけ。
②正面に向きを調整して固定
③カプラーをはめ込む
④フェンダーカバーを戻して固定
片側が終わったらもう片側も同じように作業して完了となります。
STEP8:最後に点灯確認をして完了
一連の作業が終わったら点灯確認です。
確認方法は、ACC電源もしくはエンジン始動後にスモールスイッチをON。フォグランプのスイッチをONにするだけ!
問題なく点灯できれば作業は
これで終了となります。
・慣れていない人でも10分程度で終わります。
交換後に確認する事。もし点灯しない場合の対処方法
最後に確認する内容です。
バルブの点灯確認
上記でも説明しましたが、必ずバルブの点灯確認をしましょう。
交換後の点灯確認は大事なことで、
夜間の点灯時に大きく影響を与えます!
たとえば昼間に交換をしてそのまま点灯確認をしなかった場合…
仮に夜間に使う用事ができたとしても、
不備があっても認識できません。
そうなった場合は、原因の探求⇒原因不明で直すのに手間がかかると言った事になります。
また、球切れが原因だった場合に代用として
ショップに買いに行くこともできなくなります。
このように何かしら不備が起こる可能性もあるので、必ずバルブの点灯確認はしておきましょう。
もし点灯しない場合の対処方法
ちなみに交換したのに点灯しない場合はバルブの球切れがほとんどです。
バルブの球切れについては中古のバルブを
購入した場合によくある事です。
バルブは使い続ければいずれは使えなくなるもの。
中古品に関しては誰がどのくらいの期間使った
ものなのかわからず、寿命もまちまちです。
そこにたまたま購入したバルブがちょうど
寿命が来て球切れを起こすという訳です!
また、ごくまれに安すぎるバルブを購入して点灯しない場合もあります。
なので、出来る限りメーカー品や値段に見合ったものを選ぶと失敗のリスクは減らせます。
正しい交換方法を理解して作業に役立てよう!
以上、フォグランプ(前部霧灯)の取り外しから交換までの手順を解説しました。
今回の記事のおさらいです。
STEP2:作業スペースを確保する
STEP3:必要箇所のカバーのクリップ類やねじを外す
STEP4:フェンダーカバーをめくる
STEP5:フォグランプのカプラーを抜く
STEP6:フォグランプを外す
STEP:7交換用のバルブと差し替える
STEP8:最後に点灯確認をして完了
もし点灯しない場合は球切れがほとんど
フォグランプ=交換方法がわからず、初心者の方にとっては難しいかもしれません。
しかし、今回のように正しい知識をつける事で、自分で交換ができるようになります。
なので、これから先自分で交換をしてみてたい。
そんな方はぜひ参考にしてみてください。
フォグランプをLEDに交換したい方へ
交換に関して今回はハロゲン球の
交換でしたが…
・ハロゲンからLEDに交換したい
・どんなLEDバルブがあるのかわからない
・安全なバルブが知りたい
そんな方は以下のポイントを参考に選んでみましょう。
まず車検に適合する物を選ぶことが重要です。
フォグランプと言えど車検項目に含まれるので、
どれでもいいという訳ではありません。
赤や青など。他の灯火と被りやすい物は基本NGです。また、眩しすぎるものもダメです。
最低限白または淡黄色である事が目安となります。
ちなみにどれがおすすめとかあるの?
実際使った中ならスパリーのLEDバルブだね。
純正よりも黄色みが強いのが特徴で、実際に比較してみるとスパリー製の方が明るいのがわかります。
また、黄色みが強い事で悪天候でさらに見やすくなっています。