夜間走行は要注意”【法改正】により走行中のハイビームが原則基本に”

ヘッドライト
この記事は約5分で読めます。

法改正でハイビームの点灯が義務化になったって聞いたけど。実際どうなの?もし点灯しないと違反になるの?

このような事をたまに聞くことがあります。

一般的にハイビームと言えばロービームの補助的な役割。ロービームでは足らない光量をハイビームで補って、暗い夜道でも安全に走行するもの。

そのため通常はロービーム。時々ハイビームに切替えると言うイメージですが…

巷では通常走行でもハイビームが義務化という話も聞くため、『どっちが正しいのだろう。』と疑問に感じる方もいるでしょう。

実際私も気になって調べたことがありましたが、その時に真相について知ることが出来ました。

記事では『ハイビームの義務化について詳しく知りたい。』そんな方向けに詳しく解説していきます。

記事を最後まで読む事で知識を得ることはもちろん。これから先の走行において正しい行動ができるので参考にしてみてください。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

現在の交通法ではハイビームの常時点灯が義務化?

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: %E5%90%8D%E7%A7%B0%E6%9C%AA%E8%A8%AD%E5%AE%9A%E3%81%AE%E3%83%87%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%B3-2024-04-08T224748.604-1.png

一般的にハイビームと言えば前照灯の一種で、前方100m先を照らす灯火。

40m先を確認出来るロービームよりも広く照らせる事から薄暗い夜道や山道などで使うイメージですが…

現在では常時点灯が義務化されている事で
適当なタイミングで切ることができません。

理由としては法の改正がされたため。

2017年3月の改正道路交通法施行により、走行中のヘッドライトは原則ハイビームが基本となりました。

ただし使い方を間違えると違反になる

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: %E5%90%8D%E7%A7%B0%E6%9C%AA%E8%A8%AD%E5%AE%9A%E3%81%AE%E3%83%87%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%B3-2024-04-08T224849.313-1.png

ハイビームが基本ってことは常にハイビームにするってこと?

よくそう思われがちなんだけど、常にって言う訳でもないんだよね。

原則ハイビームというのは状況に応じて使い分けろという事。

対向車がいる時は、当然ハイビームのままだと『眩しい』と判断されて事故を誘発する危険さえもあります。

そのため、対向車がいる時はロービーム。いなくなったらハイビームというように切り替えるのが正解です。

仮に対向車がいる中でもハイビームを使った
場合は違反になるので注意が必要です。

違反に関しては以下【無意味なハイビームで継続点灯をする事の違反】でまとめています。

無意味なハイビームはダメ”前車や対向車がいるのに継続点灯は違反”
この記事では、運転中に無意味なハイビームで継続点灯をするとどうなるのかについてまとめています。どんな違反になるのか?罰則はどうなるのか?詳しく知りたい方は参考にしてみてください。

義務化を無視することの危険性

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: %E5%90%8D%E7%A7%B0%E6%9C%AA%E8%A8%AD%E5%AE%9A%E3%81%AE%E3%83%87%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%B3-2024-01-17T161556.729-1.png

このようにハイビームは義務化ですよ〜という話を上記でしましたが…

もしそれでも無視して使わなかった場合どう
なるのか?以下で見ていきましょう。

結論から言うと義務化を無視した場合、違反になるため反則金の支払いが命じられます。

反則金
・普通車6000円
・中大型車7000円。
・反則金を無視した場合は5万円以下の罰金。

それでも支払いを渋った場合は逮捕されるケースも。

意外と『支払い無視してれば逃げ切れる』と
思われがちですが…

支払いは義務なので逃げ切ることはできません。

逮捕になれば当然前科もつくことになるので、犯罪歴として残る結果に…

そのため、反則金の支払いが命じられた
段階で素直に払うのが英断です。

違反をしないためにできること

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: %E5%90%8D%E7%A7%B0%E6%9C%AA%E8%A8%AD%E5%AE%9A%E3%81%AE%E3%83%87%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%B3-2024-04-08T225352.666-1.png

最後は違反をしないためにできること。

少しでも違反になるリスクを減らすためにも、知っておいて損はありません。

と言ってもやることは簡単です。

対向車のいない場合には常にハイビーム。対向車が来た時に限りロービームに切替えるというものです。

・対向車がいるにも関わらずハイビームにすると交通を妨げる行為で違反。

・ハイビームの走行をしないことも違反になる。

ということは違反にならない為には、ハイビームで走行しつつ条件に応じて切り替えて使えば違反にならないという訳です。

たったそれだけ?』と思うかもしれませんが…

基本から理解して使い分ける事で違反に
なるリスクを減らすことに繋がります。

そのため面倒だからとロービームだけにするのではなく、適度に変えて違反にならない対策を心がけることが大切となります。

正しい使い道を理解して今後に活かそう

以上、ハイビームの義務化について解説しました。

今回の記事のおさらいです。

現在の交通法ではハイビームの常時点灯が義務化?
2017年3月の改正道路交通法施行により走行中のヘッドライトは原則ハイビームが基本
ただし使い方を間違えると違反?
原則ハイビームが基本ではあるが、対向車がいる状態で使うと違反になる。
義務化を無視することの危険性
・普通車6000円
・中大型車7000円。
・反則金を無視した場合は5万円以下の罰金が課されることになる。
違反をしない為には?
対向車がいる時はロービーム。いなくなったらハイビームというように切り替えるのが正解

記事でもわかる通り、2017年3月の改正道路交通法施行により走行中のヘッドライトは原則ハイビームが基本となりました。

基本と言っても対向車が来た場合はロービームに切りかえる必要があるので…

基本はハイビーム。対向車の時だけロービームというように切り替えながらの走行を心がけていきましょう。

ヘッドライトの関連記事

ヘッドライトについてもっと知りたいけど色々ありすぎて探すのが面倒。

こういった疑問はありませんか?

一般的にヘッドライトは調べようとしても

・疑問(知識)関連
・トラブル関連
作業
・違反関連

などがあります。

そこから細かくしていくとさらに種類も増える事に…

こうなってくると『正直調べていくのが面倒』という方も少なくないでしょう。

そこでこの記事では、疑問(知識)関連・トラブル関連・作業・違反関連を元に項目ごとに重要な内容をまとめてみました。

項目ごとにチェックすることで知識がつくので、これから先ヘッドライトが元で失敗するリスクを減らすことにもつながります。

灯火類(バルブ)毎に起きやすい点灯しない原因や消えない症状まとめ
この記事では、車のヘッドライト・ポジションランプ・テール/ストップランプ・ウインカー・ナンバー灯・バックランプ・フォグランプについて点灯しない原因や消えない原因をそれぞれまとめています。

この記事の詳細はこちら ≫

(Visited 190 times, 1 visits today)