ホーンを社外品に変えたいんだけど。車検てどうなのかな?基準はあるのかな?通らないことってあるの?
このような悩みはありませんか?
通常ホーンと言えばクラクションを
鳴らす際に必要となるパーツ。
いわゆる警報機と呼ばれるもので、鳴らす事で相手に存在を知らせたり。注意の目的で鳴らすことがあります。
今回紹介するのはそんなホーンについて。
ホーンにも社外品がいくつかあり、カスタムなどの目的で替えたいなどの理由から社外品に取り替えようと思う方も少なくないでしょう。
ただ変えるとなると気になるのは車検問題で、どの範囲までなら大丈夫でここからはダメなのか…
知らない人からすると基準が分からずに、交換を躊躇する方も中に入るでしょう。
そこで今回の記事では、社外ホーンについて
✅通すためにはどんな条件が必要なのか
それぞれ順を追って解説していきます。
そもそも社外のホーンって車検に通るの?
社外品でも車検には通る
まず結論として、社外のホーンでも車検には通ります。
理由としては社外品ではダメという基準がないためです。
ならどんなホーンつけてもいいよね?
とか言いたくなるのは分かるけど、実はいくつか条件があるからそれをクリアしないといけないんだよね。
ただしいくつか条件をクリアする必要がある
その条件というのが以下のもの。
・警音器の音は、連続するものであり、かつ音の大きさ及び音量が一定なものであること
・ホーン音の大きさが前方7メートルの位置で112db以下87db以上であること
道路運送車両の保安基準43条より参照
道路交通法による車検の条件について
それでは、先程紹介した基準の内容について順を追って見ていきましょう。
警報機の音は連続するもの
1つ目は警報機の音は連続するもの。
警報機と言っても音が鳴れば
なんでもいい訳ではなく…
連続して鳴る必要があります。また、その時の音の大きさ及び音量が一定でなくてはいけません。
例えば、
・鳴らす度に音の大きさが変化する
こういったものはNGなので注意しましょう。
前方○メートルの位置で○db以下○db以上であること
2つ目は前方○メートルの位置で○db以下○db以上であること。
ホーンには距離や音の大きさが決まっていて、指定の場所で決められた大きさでないと通りません。
それが
参考として
・112dbは電車のガード下の音。
・87db以上は犬の鳴き声や工場の中が近い音です。
112db以下87db以上と記載があるので、それ以外は通らないと考えておきましょう。
合わせて知っておきたい!実際の車検時の検査項目
ホーンマークの確認
ホーンマークは、簡単に言えば
ラッパのような形をしたもの。
ホーン(鳴らすためのボタン)がついているかどうかを目視で確認するものなので、ない場合には車検に通りません。
もし社外に変えたけどマークがついていない場合は、Amazonや楽天でも気軽に買えるので準備しておきましょう。
音が鳴るかどうか
2つ目は音が鳴るかどうか。
112db以下87db以上と音の大きさも重要ですが…
そもそもの話、音がならないと車検には通りません。
いくらホーンが付いていても、鳴らなければ不備の扱いになるので注意が必要です。
そのため音量が適合するから大丈夫ではなく、きちんと音が鳴るかも確認しておきましょう。
※鳴らない場合には別の物に交換が必要となりますが、もし自分で交換が出来ない場合にはお店に依頼するのも一つの手です。費用については以下を参考にしてみてください。
適合させる為には車検項目にも注意して社外ホーンに変えましょう。
以上、社外ホーンの車検について解説しました。
今回の記事のおさらいです。
ただしいくつか条件をクリアする必要がある
前方○メートルの位置で○db以下○db以上であること
音が鳴るかどうか
記事でもわかるように社外ホーンでも車検には適合します。
ただし、道路交通法43条にある
・ホーン音の大きさが前方7メートルの位置で112db以下87db以上であること
が必要事項になるので…
上記の内容に加えてホーンマークや音が鳴ることも条件として覚えておきましょう。