今回ご紹介するのはプラス・マイナス分岐ターミナル2831を使ったLEDの光らせ方について。
プラス・マイナス分岐ターミナル2831というのは
プラスとマイナスの電気を分岐して複数取れるパーツ
例えばACC電源をいくつか取りたいな。
こう思った時に、プラス・マイナス分岐ターミナルを使えば大元の電源を繋げば分岐して最大で4箇所取れるようになります。
特にその都度電源を取るのがめんどくさい。
こんな方におすすめな方法となります。
今回はそんなプラス・マイナス分岐ターミナルを使った配線の接続方法をお伝えしていきます。
プラス・マイナス分岐ターミナルを使ったLEDの光らせ方
それでは実際に、プラス・マイナス分岐ターミナルを
使ってLEDを光らせるまでの手順を見ていきましょう。
電装品側の配線を繋げる
電装品の点灯確認
電源の配線を繋げる
まず初めに電源の確保をしましょう。
電源にはINPUT。OUTPUTがありますが、
電源側はINPUTの方なのでINPUTに繋ぎましょう。
・-にマイナス電源
それぞれプラス電源。マイナス電源を取ります。
プラス電源は常時電源・ACC電源・イルミ電源いずれかから。
マイナス電源は車体のボディアースへ落とします。
今回は光らせる方法の紹介なので、別売りのLED電源ボックスから12Vを取っていくね。
LED電源ボックスは本体から電源が取れるもので、ボタンを押す(ON)事で12Vが流れ
離す(OFF)事で電気が遮断されます。
特に本体から電源を取りたいという方にお勧めです。
電装品側の配線を繋げる
続いてOUTPUT側の配線をつないでいきます。
・離すとロックされる仕組みです。
画像のようにプラス・マイナスをそれぞれ
つないでいきましょう。
※極性が決まっているのでつなげる場合は注意しましょう。
電装品の点灯確認
繋いだ後は電装品の点灯確認です。
今回は12V電源として使用しているので、
点灯するとLEDに12Vが流れます。
他にもACC・イルミ電源によって
流れる電気が異なります。
ちなみに電源について知りたい方は別記事で詳しくまとめているので合わせて参考にしてみてください。
プラス・マイナス分岐ターミナルはこう活用すると最適
最後に聞きたいんだけど、プラス・マイナス分岐ターミナルを作業に役立てたいんだけど、何かいい活用方法ってないかね。
それだったら、開閉連動スイッチと組み合わせたドア連動や電装品の増設の補助なんかがいいと思うよ。
使用例1.ドア連動
1つ目はドア連動です。
ドア連動はドアの開閉に合わせて
LEDを光らせるというものです。
ただ、この方法はそのまま使うとLEDが消えなくなるから注意が必要だね。
じゃあどうすればいいの?
別売りの開閉連動スイッチと組み合わせるのが最適だね。
開閉連動スイッチは、マグネット磁石の位置に
よって点灯・消灯ができるスイッチです。
磁石が離れると点灯。磁石が近づくと消灯
という仕組みです。
基本的単品では使えない商品ですが、
今回のように組み合わせると使えます。
使用例としては、ドアの開閉に合わせて
足元照明が光るのがいいでしょう。
・プラス・マイナス分岐ターミナルでLEDを4か所光らせる
ちなみに、使い方については以下を参考にどうぞ。
使用例2.電装品の増設の補助
2つ目は電装品の増設の補助です。
ドライブレコーダーやETC車載機など。人によって
は電装品をその都度増設する方もいるでしょう。
ですが、正直増やすたびに配線も分岐したり
作り直したりするため手間がかかるのが現状です…
その結果が
・配線作るのって面倒なんだよな
・予備で電源ストックしておきたいな
こんな悩みです。
私も電装品のカスタムが好きなので
実際に悩まされた経験もあります。
そんな時にプラス・マイナス分岐ターミナルが
あれば悩みを解決する事ができます。
大本の電源さえとってしまえば
後は配線を穴に差し込んでいくだけです。
単体で取れば電源を4か所分取る
所を1か所で済みます。
このように使い方次第で便利なパーツなので作業に合わせて役立ててみましょう。
手順と方法を理解して作業に役立てよう!
以上、プラス・マイナス分岐ターミナルを使ったLEDの光らせ方を紹介しました。
今回の記事を読むとわかる通り、
どちらも単体では使用できませんが…
2つを組み合わせる事で簡単に作業に
役立てることができます。
特に、LED電源ボックスがあれば電源を取る必要がないので、ドア開閉連動やグローブボックス開閉連動をしてみたい方は是非役立ててみてください。