青色のバルブに交換してみたいんだけど、青にすると警察に捕まると噂もあるから気になって実践ができない。
こういった話をたまに聞くことがあります。
確かにナンバー灯といえば淡黄色(純正ハロゲン)
白色(LED)いずれかのイメージ。
逆に青などの変わった色を入れている
人はあまり見たことがありません。
そのため実際に入れても問題はないのか
不安に感じる方も中にはいるでしょう。
その一方で
・青のが目立ちそうだから
といった理由から実際にナンバー灯を
青に変えている人も。
正直これって大丈夫なの?というのが今回の内容です。
今回の記事では、バルブの青は違反になるのか。警察に捕まると噂の真相とは?2つの事について詳しくお伝えしていきます。
※ナンバー灯について他にも知っておきたい方は、別記事でまとめている内容も一緒に参考にしてみてください。
車のナンバー灯の青は違反になるのか?
まずはナンバー灯の色について。
結論として【ナンバー灯の色が青になるのは違反】というのが真相です。
青は基本的に違反となる
理由として、道路運送車両法で灯火の色が
定められているためです。
↓
番号灯の灯光の色は、白色であること。
道路運送車両の保安基準の細目を定める告示【2021.6.9】
第205条(番号灯)より引用
道路運送車両法というのは車で道路を
走行する上で必要となる条件。
そのうちの第205条 番号灯(ナンバー灯)に
『ナンバー灯は白にして公道を走行しましょうね。』という意味が込められています。
そのため白以外。今回で言えば青色のナンバー灯は反になる訳です。
ただし、適合する色なら何でもいい訳でもない?
ただし、白だからと言って必ずしも
適合するとは限りません。
なぜなら、色以外にもナンバー灯には
基準が定められているためです!
その基準というのが簡単にまとめると
・車幅灯が点灯しても切り替わらないこと
・20mの距離から文字が認識できること
・点滅しない事
・色ムラにならない事
大きくわけてこの5つです。
色以外にも決められた基準があるので、色だけにはとらわれずしっかりと学び覚えることが大切です!
警察に止められるという噂の真相
続いて、青のナンバー灯にした場合に
警察に止められるのか?ということですが…
一般的には違反のため止められることも…
一般的には違反になるため警察に止められることがあります。
実際に私自身も免許取り立ての
ころに経験がありました。
あの頃は無知すぎて交通法なにそれ?状態でした。
ただ、今ならわかりますが止められるのには
きちんと理由があり以下の条件に当てはまるためです。
(1)番号灯は、夜間に自動車登録番号標、臨時運行許可番号
標、回送運行許可番号標又は車両番号標の番号等を確認で
きるものとして、灯光の色、明るさ等に関し、視認等その
他適切な方法により審査したときに、次の基準に適合する
ものでなければならない。(保安基準第 36 条第 2 項関係、
細目告示第 49 条第 1 項関係、細目告示第 127 条第 1 項関
係② 番号灯の灯光の色は、白色であること。
先程も言いましたが、保安基準は
白色であることが条件です。
ですが、点灯している色は青となるので=整備不良として扱われます。
整備不良に認定されてしまうと摘発対象に
含まれるので、結果としては止められるという訳です。
ただし、切符を切られるかは警察官次第?
それに加えて切符を切られると
いうのがあります。
切符=減点した点数の書かれた用紙と
思って頂ければ大丈夫です。
この用紙の厄介なところは、減点されると点数と一緒に罰金を支払う必要が出てくるということです。
支払う罰金については今回は省略するので、
別記事を参考にしてみてください。
ちなみに、切符切りについてですが…
最終的には担当した警察官しだいとなるので、切符を切られることもあれば厳重注意で終わることもあります。
だからといって、整備不良に変わりはないので
青にすることはおすすめとは言えません。
自己責任なので減点されてもいいよ。という方は構いませんが、指摘されること自体が嫌な方は大人しく白色のナンバー灯 にしておきましょう。
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違反や警察に停められないためにできる対策
最後になりますが、違反や警察に停められない
ためにできる対策を紹介します。
違反にならなければいい訳ですから、
・爆光過ぎない物を選ぶ
白色のナンバー灯を選ぶ
まず1つ目は白色のナンバー灯を選ぶことです。
ナンバー灯の最低基準として【白色である事】というのがあります。
一昔前であれば淡黄色もありましたが、
現在では白一色です。
基準である白にしておくことで、まず違反になると言う事はありません。
なので、車検に通るナンバー灯にしたい。そんな方は白色ナンバー灯を選んでみましょう。
中でも以下記事でまとめているものは車検にも適合するLEDバルブなので、合わせて参考にしてみましょう。
爆光過ぎない物を選ぶ
また、その際に爆光でない物を選ぶ事が先決です。
白色ならなんでもいい訳じゃないの?
白色は最低条件だからね。何でもありにしてしまうと、ナンバー灯の文字が見えなくなる危険もあるし。
ナンバー灯のそもそもの意味を理解するとわかりますが…
つまり、白色でも文字を照らすことが
できないと意味がない訳です。
たとえばよくあるのが
・純正が暗いから明るくしたいな
・どうせなら爆光にしよう
2つの選択肢になります。中でも爆光に関しては、ドレスアップ目的でやる方も少なくないです。
ただし見た目重視としてはいいですが、実際に取り付けると画像のように文字が見えません。
確かに、ナンバーを照らすよりは明るすぎて別の場所も照らしてるよね。
しかも、光量によっては後続車にも視界の妨げになる事もあるからね。
最悪の場合は警察に停められることもあります。
なので、白色は絶対として最低限の限度を
守って選ぶようにするといいです!
おすすめとしては
・爆光でない物を選ぶ
・車検適合表記の物を選ぶ
3つを基準に選んでみると失敗のリスクは減らせます。
記事のまとめ
以上、青のナンバー灯の違反と警察に止められるかの真相を紹介しました。
今回の記事のおさらいです。
ただし、適合する色なら何でもいい訳でもない。
それ以外に
・点滅しないこと
・車幅灯が点灯しても切り替わらないこと
・30mの距離から文字が認識できることなどがある。
ただし、切符を切られるかは警察官次第
爆光過ぎない物を選ぶ
ということがわかります。
基本的に青色ナンバー灯はデメリット
こそあれどメリットはほぼありません。
下手に青にして減点+罰金を取られるよりは、見た目も統一感のある白のナンバー灯にする方が全体的に見てカッコイイです。
なので、別記事でも詳しく紹介している車検基準も参考にして、警察に止められないナンバー灯をめざしましょう!
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