
オイルエレメントって何?オイルに関係したパーツって本当?車で使われる意味とは?
こういった疑問にお答えします。
まずこの記事を書いた自分は
この記事を読めば、オイルエレメントの基本や仕組みがわかります。合わせて車に取り付ける意味も紹介しているので参考にしてみてください。
✅オイルエレメントとは?
✅エレメントの仕組み
✅エレメントを車に取りつける意味
エレメントの仕組みについてわかれば、初心者でも理解しやすくなりますし、知識として覚えておくこともできます。
私自身も元々は知識がなく、エレメントってなんぞや?と疑問に思ったこともありました。
ですが、今回の内容のように仕組みと車で使われる意味を理解した事で必要性について知ることが出来ました。

エレメント=おまけのパーツみたいに思う方がたまに居ますが、エンジンを壊さないためには必要不可欠なパーツと言えます。
車に乗るならこれから先、是非とも知っておいて欲しい内容となります。
今回の内容は、よくある『整備士や豊富な知識がないとわからないんでしょ?』という事はないので安心してください。
なのでサクっと記事を読んで、自分でも知識として役立てていきましょう。
ちなみに、今回紹介する内容については以下の順番で確認していくとわかりやすいからおすすめです。
①【初心者から学ぶ】オイルエレメントの仕組みと車で使われる本当の意味👈いまここ
②オイルエレメントの交換時期はいつ?どの距離までなら無交換で走行できる? ≫
③【初心者でも簡単】オイルエレメント交換のやり方とその後の処理方法 ≫
オイルエレメントとは?
それでは早速エレメントについて
みていきましょう。
タイトルにある【【初心者から学ぶ】オイルエレメントの仕組みと車で使われる本当の意味】って何?という解説。
まず仕組みからの解説となりますが、仕組みに入る前に簡単にエレメントについて。
オイルエレメントとは、オイルの汚れをろ過するためのフィルターです。
ろ過=分離すること。

説明だけだとよく分からんのだけど。

そんな方のためにお茶の急須を例に例えて見よう。
急須にお茶を入れる時って、間に茶こしをかぶせますよね?
こんな感じで↓

どんな理由からだと思う?

茶葉が混入しないようにでしょ?

そう。被せる理由は茶葉の混入を防いで詰まるのを防ぐため。
実はエレメントも同じようなもので、急須を
エンジンとするなら茶こしはエレメント。
エンジン内部で循環する際に、溜まったオイルの塊(スラッジ)をエレメントで受け止めて詰まるのを防ぎます。
オイルエレメントの仕組み
仕組みとしては以下のようになります。
②オイルポンプで送り出された後にエレメントを通る。
③エレメント内のろ紙を通り浄化した後に再度エンジン内へと循環。
まず、エンジンオイルは走行しながら
エンジン内部を循環するのが通常です。
すると、オイルの特性により汚れを取り込みます。取り込んだ汚れオイルは個体となる。
個体となったオイルは、エレメントを通った際にそのままエンジンへは戻らずに内部のろ紙により浄化されます。
その後再度、綺麗なオイルだけがエンジン
内部を循環するという流れです。
車でエレメントが使われる意味
続いて車でエレメントが使われる
意味についてです。
使われる意味。それはエンジン保護です。
この記事を読んでいる方は、エンジン内部にオイルが循環していて、熱対策になっているということまでは分かると思います。
※参考記事
何故車のオイル交換は必要?意外と知らないオイル内に含まれる5つの役割 ≫

ですが、そのままでは熱対策にはなっても
大きな不純物を除去までは出来ません。
その結果、
・オイルの劣化を早める
といったトラブルを起こします。
最終的にはエンジン不調からのエンジンブローなんてことにもなりかねません。
エンジンブローになれば、当然ながら
車は壊れ動かなくなります。
それが自宅でならまだしも、出先でしかも
県外となった場合…
時間もお金も余計にかかってしまいます。
なので、そうならない為にもオイルエレメントは車にとって必要不可欠なパーツと言えます。
仕組みを理解して正しくエレメントを使い分けよう!
以上、エンジンオイルの仕組みと車で使われる意味を解説しました。
今回の記事のおさらいです。
・永久的に使えるパーツではない
・時期が来れば交換が必要
・正しく使えばエンジン保護に繋がる
以上のことを理解して正しくエレメントを使い分けてみましょう!
これでエレメントの基本については大丈夫です。
次は、【オイルエレメントの交換時期はいつ?どの距離までなら無交換で走行できる?】で交換時期について学んでみましょう!
