【意外と知らない】オイルエレメントの仕組みと必要性について

オイル
この記事は約3分で読めます。

・オイルエレメントについて知りたい。
・どういったパーツなの。
・必要性は?

このような疑問はありませんか?

実は過去の私も同じように疑問に思ったことがあります。

オイルエレメントといえば、エンジンオイル
同様に車にとってなくてはならないパーツとは言われるものの…

いまいち取り付けられている意味が分からない。名前からして何となくオイルに関係あるのかな?程度の認識でした。

ですが、実際にエレメントの仕組みを知ってみるとその必要性に気づくことが出来ます。

どういったパーツなのか?実際に使えるのか。

この記事では順を追って詳しく
解説していきます。

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オイルエレメントとは?

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それでは早速エレメントについて
みていきましょう。

タイトルにある【【初心者から学ぶ】オイルエレメントの仕組みと車で使われる本当の意味】って何?という解説。

まず仕組みからの解説となりますが、仕組みに入る前に簡単にエレメントについて。

オイルエレメントとは、オイルの汚れをろ過するためのフィルターです。

ろ過=分離すること。

説明だけだとよく分からんのだけど。

そんな方のためにお茶の急須を例に例えて見よう。

急須にお茶を入れる時って、間に茶こしをかぶせますよね?

こんな感じで↓

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どんな理由からだと思う?

茶葉が混入しないようにでしょ?

そう。被せる理由は茶葉の混入を防いで詰まるのを防ぐため。

実はエレメントも同じようなもので、急須を
エンジンとするなら茶こしはエレメント。

エンジン内部で循環する際に、溜まったオイルの塊(スラッジ)をエレメントで受け止めて詰まるのを防ぎます。

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オイルエレメントの仕組み

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仕組みとしては以下のようになります。

①オイルパンに溜まったオイルをストレーナーで吸い出す。

 

②オイルポンプで送り出された後にエレメントを通る。

③エレメント内のろ紙を通り浄化した後に再度エンジン内へと循環。

まず、エンジンオイルは走行しながら
エンジン内部を循環するのが通常です。

すると、オイルの特性により汚れを取り込みます。取り込んだ汚れオイルは個体となる。

個体となったオイルは、エレメントを通った際にそのままエンジンへは戻らずに内部のろ紙により浄化されます。

その後再度、綺麗なオイルだけがエンジン
内部を循環するという流れです。

車でエレメントが使われる意味

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続いて車でエレメントが使われる
意味についてです。

使われる意味。それはエンジン保護です。

この記事を読んでいる方は、エンジン内部にオイルが循環していて、熱対策になっているということまでは分かると思います。

ですが、そのままでは熱対策にはなっても
大きな不純物を除去までは出来ません。

その結果、

・内部に傷をつける
・オイルの劣化を早める

といったトラブルを起こします。

最終的にはエンジン不調からのエンジンブローなんてことにもなりかねません。

エンジンブローになれば、当然ながら
車は壊れ動かなくなります。

それが自宅でならまだしも、出先でしかも
県外となった場合…

時間もお金も余計にかかってしまいます。

なので、そうならない為にもオイルエレメントは車にとって必要不可欠なパーツと言えます。

仕組みを理解して正しくエレメントを使い分けよう!

以上、エンジンオイルの仕組みと車で使われる意味を解説しました。

今回の記事のおさらいです。

オイルエレメントとは
・エンジン内部の不純物をろ過する役割
・永久的に使えるパーツではない
仕組み
①オイルパンに溜まったオイルをストレーナーで吸い出す。

②オイルポンプで送り出された後にエレメントを通る。

③エレメント内のろ紙を通り浄化した後に再度エンジン内へと循環
車でエレメントが使われる意味
正しく使えばエンジン保護に繋がる

エレメント=エンジン内部の不純物をろ過する役割がありますが…

永久的に使えるパーツではないので、正しい交換時期で交換をしてエンジン保護に役立てましょう。

ちなみに交換時期については、以下の記事で紹介しているので参考にしてみてください。

オイルエレメントの交換時期はいつ?どの距離までなら無交換で走行できる?
エンジンオイル同様にオイルエレメントには交換時期があるとは聞くものの、いまいち交換のタイミングがわからない。そんな方も中にはいるでしょう。ただ、しならないまま交換を怠る。もしくは後回しにするとエンジンを壊す結果となります。そこでこの記事では交換のタイミングについて解説していきます。
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