
開閉連動スイッチってどうやって使えばいいの?実際の手順や光らせ方が知りたい。自分でも実践したいから方法を教えてほしい。
こういった疑問にお答えします。
まず『おまえ誰だよ?』という方に。この記事を書いている私は、

元自動車整備士。趣味のカスタムとして合計で10年以上車関係に携わってきました。
その中で、学んだ経験や
実体験を元に紹介しています。
今回紹介する作業内容も、実際に私が実践した内容です。
✅開閉連動スイッチを使った電装品の光らせ方
✅開閉連動スイッチを活用した使用例
内容としては初心者の方でも分かりやすく
解説しています。
よくある
『整備士でないとわからないんでしょ?』と
いう事はないので安心してください。
なのでサクっと記事を読んで、その後は正しい知識を理解して、少しずつカスタムの幅を広げていきましょう。
まず開閉連動スイッチについて簡単に
開閉連動スイッチは、マグネット磁石の位置に
よって点灯・消灯ができるスイッチです。
・磁石が近づくと消灯
主な使い方としてはドアオープンですね。
ドアの開閉によってスイッチのONーOFFと
同じ仕組みになります。
今回は簡単な説明となるので、詳しく知りたい方は【【初心者必見】開閉連動スイッチ3229を使った感想とデメリット!】を参考にしてみてください。

今回の作業で使用するパーツ
続いて今回光らせるにあたって、必要となるパーツを紹介します。
開閉連動スイッチ(3229)
・使用可能電力:DC12V (12V車専用)
・使用可能電流:200mA
・コードの太さ:0.2sq ダブルコード
・コードの長さ:約1m (コネクター付き)
・スイッチサイズ:縦10mm×横35mm 厚さ7.5㎜
開閉連動スイッチは、マグネット磁石の合わさる位置によって電源のON/OFFを自動でするスイッチです。
一般的な使い方としては、ドアの開閉に合わせてLEDを点灯させる方法があります。
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エーモン LEDライト 5φ 青・2個入 (1910)
・発光色:青・DC12V車専用
・サイズ:5φ・拡散レンズ採用
・消費電流:14mA・コードサイズ:0.2sq相当ー500mm
・入数:2個
電源と繋ぐだけで点灯ができるLEDになります。
別売りのLEDロックマウントと組み合わせる事で、LEDの埋め込みができます。
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接続コネクター(3328)
エーモン接続コネクター(3328)は、
0.2~0.5sqまで対応のコネクターになります。
プライヤーもしくはペンチで挟み込む事で、
簡単に配線の接続ができます。
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さらに詳しく知りたい方は、【 【実体験】接続コネクター(3328)を使った感想と気づいたデメリット】を参考にしてみてください。

ペンチ
接続コネクターを固定する際に使用します。
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開閉連動スイッチ取り付け作業!
では、準備の方ができたら作業に
取り掛かっていきましょう!
開閉連動スイッチを準備する
まず、LEDを点灯させるにあたり
今回使用する物は、
画像の【開閉連動スイッチ】と
呼ばれる物ですね。
開封すると、マグネット磁石が
2つ付属しています。
片方は磁石のみ。もう片方は
配線が付いているのが分かるかと思います。
この配線は、両方がプラスになっていて、
電源のプラスと電装品のプラスに繋げるものです。
アースは電装品のマイナスで落とします。
スイッチのコネクター部をカットする
そのままだと赤〇のように
コネクターが付いていますが、
別売りの電源用LEDボックス専用なので
今回は使用しません。
コネクター部分はカットして配線を
繋げるために使用します。
カットした配線と電装品(LED)を繋げる
カットができたら電源を繋いでいきます。

ここで注意したいのが、スイッチの極性だね。

えっ?プラスとマイナスにつなげればいいんじゃないの?

一見するとそう思うかもしれないけど、実は両方ともプラス電源なんだよね。
開閉連動スイッチの場合
片方は電装品のプラスへもう片方は電源のプラスへそれぞれつなげます。
じゃあ、マイナス(アース)は?となりますが…
マイナス側は電装品のマイナスからとるので必要ありません。

どうしてスイッチ側はマイナスが必要ないの?

スイッチとLEDでは構造が変わってくるからね。
LEDの基本は、プラスとマイナスを繋げることで点灯する仕組み。
プラス側から電気が流れると、
マイナス側に接点が合わさり点灯します。
逆にON-OFFスイッチの場合は、プラスの電気が
流れるともう片方のプラスに接点が合わさります。
もう片方のプラスからLEDのプラスへ。
LEDのプラスとマイナスの接点が
合わさり点灯となります。
開閉連動スイッチに当てはめれば
・磁石が近づくと消灯
つまりスイッチの場合は、電気を流してONーOFFさせる仕組みを作る目的なので、スイッチ自体にマイナスは必要ない訳です。
電装品(LED)の点灯確認をしてみよう
取り付けができたら実際に
電装品を光らせてみましょう。
電装品の点灯
マグネット磁石を離した状態ですね。
離れる事で接点がつながるので、
連動するLEDが自動で点灯します。
この状態のままなら消灯する事はないので
常時点灯のままです。
電装品の消灯
逆にマグネット磁石を近づける事によって接点が離れるので、連動しているLEDは消灯をします。
ただし、マグネット磁石には決められた
向きがあるので、
▲マークとは逆にしてしまうと消灯しなくなってしまいます!
ですが、そこさえ注意して取り付ければ
自分の好きな位置に取り付ける事もできます。
おすすめはドア連動

たとえばどんな位置がいいの?

ドア連動とかいいと思うよ。
ドア連動は開閉に合わせてONーOFFする仕組み
名前の通り、ドアの開閉に連動して
LEDを点灯させる方法です。
開閉スイッチはドアの付け根付近に取り付けます。
ドアが開くとマグネットが離れて電装品が点灯。
閉まるとマグネットがくっついて電装品が消灯。
電装品(LED)はドア下や足元は最適
電装品(LED)はドア下や足元が最適です。
開閉連動スイッチは使い方次第で
自分好みにカスタムできるので、
人と違ったカスタムがしてみたい方には
オススメの方法と言えますね!
記事のまとめ
以上、開閉連動スイッチを使用した電装品
(LED)の光らせ方を紹介しました。
今回の記事を読むとわかる通り開閉連動スイッチは、
マグネット磁石の位置で点灯・消灯ができるスイッチです。
構造としては
・磁石が近づくと消灯
このように出来る事からドア連動として最適です。
なので、今回の記事を参考にぜひカスタムに役立ててみてください。
ちなみに、開閉連動スイッチはLED電源ボックスと組み合わせる事もできるので、【LED電源ボックス×開閉連動スイッチを組み合わせたLEDの光らせ方】を参考にしてみてください。
