ポジションランプをLED化した場合の車検問題が知りたいんだけど。LEDしても車検には通るのかな?白や青ってどうなんだろ。
このような悩みはありませんか?
通常ポジションランプと言えば、スモール
ランプをONにした時に点灯するバルブ。
目的はヘッドライトをつけるまでもないけど、薄暗い時間帯に存在を知らせる事。
つまりは夕方ぐらいに点灯を義務としたもので、基本的にはハロゲンバルブを採用していることがほとんどです。
ただ、人によっては
・カスタムでヘッドライトと同色にしたい
・もう少し明るさが欲しい
こういった理由からLEDを検討する
方も少なくないことでしょう。
ですが、LED化した場合に気になるのは
車検に適合するのかどうか。
車検に適合しなければ当然その都度戻す必要がある訳で…
そうなるなら変えずにハロゲンのままでもとなり、中々一歩が踏み出せない方も少なくないでしょう。
そこで今回の記事では、LED化した場合に実際車検にはどう影響するのか。順を追って詳しく解説していきます。
記事を最後まで読むことで知識を得る事はもちろん。
これから先LED化を検討中の方にとっての参考となります。
ポジションランプをLED化(白や青など)した場合の車検
それではさっそく、ポジションランプをLED化(白や青など)した場合の車検について見ていきましょう。
ちなみにハロゲン。LED関係なく車検基準も知りたい場合は、以下記事と合わせて確認してみましょう。
白LEDは条件を満たせば車検に通る
まず、1つ目の白LEDです。
通るか通らないかでいえば、白LEDでも車検に通ります。
というもの、ポジションランプは車幅灯とも呼ばれ、夜や暗い場所などで車の幅を他車や歩行者などに知らせるための灯火だからです。
つまり、色やその他の基準を満たせば
問題がないわけです。
たとえば、以下の車両法第32条を
見ると以下のようになっています。
二 車幅灯は、次の基準に適合するものでなければならない。
イ 車幅灯は他の交通を妨げないものであること。
ロ 車幅灯の灯光の色は、白色・淡黄色又は橙色であり、そのすべてが同一であること。
道路運送車両法第 32 条(車幅灯)より
簡単にまとめると
✅他の交通を妨げないもの
青LEDやその他のLEDの場合は?
なら『青LEDやその他のLEDはどうなの?』
道路運送車両法を確認するとわかる通り、車幅灯の灯光の色は白色・淡黄色又は橙色である事。と記載があるから、基準内の色であれば車検にも問題はないね。
ただ、この場合は検査官によって変わるので
白LEDと思っておいた方がいいでしょう。
なので、ポジションランプ購入時には車検適合品でなおかつ白色かどうかを必ず確認してから購入しましょう。
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車検に通る為に気を付ける事
これから車検を受ける方。もしくは車検に向けて準備したい方に、車検に通る為に注意することを紹介します。
知っておくことで受かる確率が上がるので、ぜひ参考にしてみてください。
ポジションランプの色
1つ目はポジションランプの色です。
車検に合格=車検に適合したLED
ポジションランプが必要となります。
一番大事なことですが、やはり見た目の色ですね。たとえ白であっても検査官次第なので、少しでも青身がかかっていると落とされる場合もあります…
かといってどんなに口頭でいっても
受かる訳ではありません。
ではどうすればいいのか?
答えは簡単で、ケルビン(k)と呼ばれる
色温度を目安に選ぶことです。
色温度はライトの色具合を表したもので、下に行くほど黄色くなり。上に行くほど青くなります。
たとえば、
・9000k=青色
というように、色温度数によって変化します。
なので、白で選ぶ場合は5000k~6500kを目安にするといいでしょう!
検査官にどのくらい白いのかを見せることが大事なので、『これなら間違いなく白だ』と見せるものを選びましょう!
参考として、別記事にておすすめのポジション球をまとめているので参考にしてみてください。
カンデラ(光源)
2つ目はカンデラと呼ばれる光源に
注意することです。
保安基準では300カンデラ以下と決められているので、それを下回った場合まず受からないと思った方がいいでしょう。
ただ、カンデラは目視で〇〇カンデラのように確認することができないので、
・光が一方のみ
2つの項目に注意してLEDを選びましょう。
最低限この項目さえ押さえておけば
落ちることはまずないでしょう。
私がおすすめするポジションランプの選び方!
最後に、私がポジションランプを選ぶ際の
おすすめの方法を紹介します。
あくまで私個人の選び方なので、
参考程度に見てください。
おすすめの選び方1.安さだけで選ばない
まず1つ目は安さだけで選ばない事です。
というのも、値段が安い=お得という訳ではないためです。
何故なら、値段が安いのは訳があって安くなっているわけで…
お得だからという理由で購入すると
損をしてしまいます。
実際私も何度か購入したことありますが、
・すぐ切れる
・接触不良で点かない時がある
・白というよりも青い
など、挙げればきりがなくなりますが、
値段相応のリスクがあります。
こんな状態で車検に持っていったら
まず受からないですよね?
なので、安いだけではなく本当に使えるのかを
理解したうえで購入することが大切です。
メーカー品や購入した人の口コミを参考にする
2つ目はメーカー品や購入した人の
口コミを参考にすることです。
メーカー品であれば、車検に適合するように作られているので、まず受からないということはありません。
また、実際に購入した人の口コミを
見るのも一つの手です。
購入して点灯したら〇〇だった。
ここがダメだったなど。
実際使ってみてどうだったかが詳しくわかるので、損をすることがありません。
なので、
・メーカー品
・口コミなど
自分に合った方法で選んでみましょう。
まとめ
以上、ポジションランプをLED化した場合は
車検に適合するのかどうかを紹介しました。
今回の記事のおさらいです。
青LEDやその他のLEDの場合は検査官次第でほぼ通らない
カンデラ(光源)
メーカー品や購入した人の口コミを参考にする
ただし、検査官次第ということも視野に入れて白LED限定となるので、灯火の色や基準をしっかりと理解して車検に臨むようにしましょう!
また、ランプ切れや無しで車検に臨んだ場合も解説しているので参考にしてみてください。