電源分岐ターミナル2830について知りたいんだけど。どんなパーツなの?作業に使うならどんな活用法があるの?
以上のような疑問にお答えします。
まずこの記事を書いた自分は
・どんなパーツか気になる
・使い方が知りたい
・貸すよう法が知りたい
この記事では、車をカスタムする上で知っておきたい。電源分岐ターミナル(2830)の性能と活用法についてご紹介します。
どんなパーツなのかを事前に知っておけば、知識を深める事にも役立ちますし、実際に使えるパーツなのかも分かります。
また、記事の後半ではどんな活用法があるのかも紹介しているので、ぜひ最後まで読んで見てください。
なお、今回の内容は以下の順で読み進めるとわかりやすいです。
②【エーモン】電源分岐ターミナル2830を選んだ理由と2つのデメリット ≫
③エーモンプラスマイナス分岐ターミナル・電源分岐ターミナルの違いと活用法 ≫
電源分岐ターミナル2830について
それではさっそく電源分岐ターミナル
2830について見ていきましょう。
電源分岐ターミナル2830はプラス電源を分岐するパーツ
電源分岐ターミナル2830は、エーモンから出ている分岐パーツです。
大元の電源をから電気を取ると、電気が分岐する側にそれぞれ流れて最大4つまで取る事ができます!
画像のように、大本の太線側と電源
・ACC電源
・イルミ電源
いずれかの電源とつなぐと中の金属部分に電気が流れる。
金属部分に電気が伝わると、分岐側それぞれ4箇所と繋がります。
そこから配線をそれぞれつなげば分岐して電気が使えるという訳です!
差し込むだけで簡単に分岐できる
使いたい場合は、矢印のロック機構を押した状態で剥いた配線を差し込むだけです。
押し込むとロックが解除されて中の開口部が開く。離すと解除が戻されてロックした状態になるという流れです。
↑拡大すると画像のようになりますね。
挟み込んだ時に、金属部分と剥き出しの銅線が
触れる事で電気が導通して分岐ができます。
使う場合は電力や配線のサイズにも目を通しておこう
また使う場合に関してですが、電力や配線のサイズなどが決まっているので合わせて覚えておきましょう。
使用可能電力
使用可能電力については
・DC24V車 240w以下
w(ワット)って何?
消費電力を示す単位のことだね。
電流が流れた時にどのくらいの電気を消費して使うのかを見ます。
ワット (W)が高ければ消費電力も高く負荷がかかる。ワット (W)が低ければ消費電力も低く負荷がかからないことになります。
それ以上使った場合は本体が壊れる危険があるので、範囲内で使う事が大切です。
ちなみにワット(w)を求める計算式は
たとえば電流が2アンペアで、電圧が12Vの場合の消費電力は12×2=24wとなります。
LEDの場合、表記がミリアンペア(mA)になってる事あるんだけど、あの場合はどう計算すればいいの?
そんな時はミリアンペア(mA)を1000mAで割ればいいだけだね 。
エーモンのLEDライトを参考にすれば。
LED1個当たりが14mA(ミリアンペア)なので、14mA÷1000mA=0.014Aとなります。
電流が0.014Aなので、12Vと仮定して12V×0.014A=0.168wが消費電力です。
このように計算していけば、どのくらい
までなら耐えられるのかがわかります。
適合配線のサイズ
適合配線のサイズに関しては、
・分岐側が0.2~1.25sq
というように使える太さが変ります。
使える太さも大切なことで、合わないサイズは
配線が燃える危険もあるので気を付ける必要があります!
たとえば細線0.2sqと0.5sqがあったとすれば、
細線0.2sq⇒0.5sqにそのままつなぐ事はできません。
あくまで0.2sq⇒0.2sq。0.5sq⇒0.5sqというように、基本は同じサイズの配線同士をつなぐ必要があります。
ちなみに分岐側は0.2~1.25sqと幅広く使えるので、太線や細線を一緒に使って分岐する事も出来ます。
なので、正しい使い方を知って役立ててみましょう。
電源分岐ターミナル2830の活用法
最後になりますが、電源分岐ターミナル2830
だからこそできる活用法についても見ていきましょう。
複数の電装品を使う場合
1つ目は複数の電装品を使う場合です。
電源分岐ターミナル2830は分岐がメインのパーツ
と言う事で、電装品を複数分岐したい時に最適です。
しかも0.2~1.25sqまで対応と言う事で、細線から太線まで対応しているので様々な電装品に活用ができます。
アース用端子と組み合わせればカスタムも便利に!
また、その際にアース用端子1140と組み
合わせればカスタムがさらにやりやすくなります。
というのも、電源分岐ターミナルはあくまで
プラス電源が複数取れるパーツ。
プラス電源は複数取れるものの、マイナスを取る場合には別途で必要な数揃える必要が出てきます。
そこでアース用端子(1140)の出番です。
アース用端子はマイナスを最大4つまで分岐できるパーツ。
電源分岐ターミナルと組み合わせれば…
・マイナス側はアース用端子で4箇所
と言う事でお互いに同じ数だけつなげる事ができる訳です!
このように便利な方法もあるので、自分に合った方法でうまく活用してみましょう。
電源分岐ターミナルの基本を知りカスタムに役立てよう!
以上、電源分岐ターミナル2830の基本的な使い方と作業に役立つ活用法を紹介しました。
今回の記事のおさらいです。
差し込むだけで簡単に分岐できる
適合配線のサイズは本体が1.25sq。分岐側が0.2~1.25sq。
アース用端子と組み合わせればカスタムも便利に!
電源分岐ターミナル=初心者にとってどんなパーツかわからず不安に思うこともあるでしょう。
しかし、今回のように基本を知ることで、
これから先のカスタムに役立つ情報が身につきます。
使い方次第で様々活用できて便利なパーツなので、この機会にぜひ使い方を覚えて見てください!
次はメリット・デメリットについても見てみましょう。。