パンク修理キットは使える症状が限られてるって聞くけど本当なの?どんな症状なら使えるの?自分でも確認したいので詳細を教えてほしい
そんな悩みにお応えします。
まずこの記事を書いた自分は
✅実際に使える症状とできない症状の違いが知りたい
この記事では、車に乗る上で知っておきたい。パンク修理キットの基本について解説していきます。
パンク修理キットの詳細を事前に知っておけば、知識として覚えておく事も出来ますし、実際に使える症状とできない症状の違いがわかるので正しく使い分ける事ができます。
また、記事の後半ではパンク修理キットを使う上での注意点もご紹介しているので参考にしてみてください。
ちなみに、今回紹介する内容については以下の順番で確認していくとわかりやすいからおすすめです。
パンク修理キットは応急処置に使用する物
まずパンク修理キットはどのような時に
使えるのかを説明します。
どの状態でも使える訳じゃないの?
詳細はこれから説明するけど、条件に合わないと使えない場合があるんだよね。
本来パンク修理キットは、
タイヤに異常が起きた際に応急処置として使用するものです。
症状にもよりますが、
・ガラスなどの破片が刺ささった箇所
2つの症状で使用する事が可能です。
くぎやネジが刺さった個所
くぎやネジは細いものなので、刺さっても
穴がそれ以上広がる事はありません。
なので、一時的なパンク修理キットの使用が可能です。
ガラスなどの破片が刺さってしまった箇所
ガラスはサイズにもよりますが、
比較的小さめのものに使用可能です。
つまりはパンクなどの軽い症状に
一次的な使用が可能なものです。
逆にパンク修理キットが使用できない症状は?
逆に、バーストやワイヤーがでた状態では使用する事ができません。
何故なら、
・バーストは完全にタイヤが裂けた状態だからです。
パンク
パンクはその箇所だけに穴が開いた状態です。
くぎやネジなど比較的細いものが
刺さったりすることですね。
バースト
バーストはそれ以上の状態の事ですね。
一見、タイヤの状態に関係なく
使用できそうに見えますが…
上記のように裂けた状態では
穴を塞ぎきる事ができないので、
使用しても効果がありません。
たとえるなら
風船に針を刺した場合、画像のように
破裂しますよね?
これは風船の中でため込まれた空気が、
穴が開くことで体外に放出する為。
つまり、空気によって膨らんだ風船は逃げ場を失い一気に破裂すると言う事です。
タイヤのバーストも同じで、想定以上の衝撃が加わった際に逃げ場を失った空気が体外に放出されることでバーストとなります。
結果として修復はできずに使用ができないわけです。
パンク修理キットを使う上での注意点
長距離の走行はおすすめできない
また【タイヤパンク修理キット】はあくまで応急処置として使用する為のものなので、
使用後は長距離の走行はおすすめできません。
何故なら、空気が抜けた箇所が完全に
ふさがる訳ではないので、
走行と共に路面との摩擦で
補修箇所がはがれてしまうためです。
例えば、パンク修理キットを使用した状態で長距離の走行をすると…
例えばもし、長距離の走行を続けて
しまった場合どうなってしまうのか?
以下で詳しく見てみましょう。
①塞いだ箇所が開く
まず初めに起こる事はパンク修理キットで
ふさいだ箇所が開いてしまう事ですね。
原因は、路面との設置による
摩擦熱の影響です。
タイヤは走行と共にゴムが消耗していくので、距離に比例してすり減ります。
当然ながらそうなるとすり減って平らになっていくので、修理箇所も一緒に削られる事で開いて空気が漏れる訳です。
②バーストする
それでも走行を続けてしまうと、
穴が悪化してバーストしてしまう
可能性があります…
バーストすると修理キットは再度使用する事はできないので、走行不能になってしまいます…
これがもし旅行に行く途中でバーストに…なんて事になったらそれ以上走行する事はできないので、中止になってしまいます。
そんなことになったら嫌ですよね?
ですので、もしパンク修理キットを使う場合には、上記の事に注意して使用しましょう。
記事のまとめ
以上、パンク修理キットが使用できる症状と
そうでない症状の違いを紹介しました。
今回の記事のおさらいです。
ガラスなどの破片が刺さってしまった箇所に使う物
バースト
例えば、パンク修理キットを使用した状態で長距離の走行をすると…
・塞いだ箇所が開く
・バーストする
今回の記事を読むとわかる通り、
使える症状は
・ガラスなどの破片が刺ささった箇所
・ワイヤーが出た症状
埋めることができるので対処可能。
次は実際の使い方も確認してみよう。