【初心者から学ぶ】車のラジエーターの役割と作動するまでの流れ

ラジエーター&ホース
この記事は約4分で読めます。

ラジエーターって何?どんな役割があるの?

こういった疑問にお答えします。

まずこの記事を書いた自分は

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この記事がおすすめな人

✅ ラジエーターの役割が知りたい
✅ 作動するまでの流れが知りたい

この記事では、車に乗る上で知っておきたい。ラジエーターの基本性能についてご紹介します。

ラジエーターの基本についてわかれば、知識として覚えておく事も出来ますし、構造を覚えておくことでこれからに役立ちます。

また、後半では作動するまでの流れについても解説しているので最後まで読んでみてください。

ちなみに、今回紹介する内容については以下の順番で確認していくとわかりやすいからおすすめです。

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ラジエーターとは何か?

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まず初めにラジエーターとは何か?についてご紹介します。

ラジエーターについて聞きたいんだけど、どんなパーツなの?

ラジエーターは冷却系パーツのひとつだね。

基本的には、熱を持った冷却水を適正温度に戻すことを役割としたパーツです。

どうしてそんな効果があるの?と思う方もいますが…

そのままでは熱を抑える事ができない為です。

というのも、本来エンジン内部の熱は冷却液で熱を奪うので冷やすことは出来ますが、ラジエーター側に戻ってきただけでは高温のままで冷えることがありません。

「ならどうするのか?」ということですが…

高温になった冷却水は、パイプ(コア)に送り込まれて、走行中の風の力で冷やされながら適正温度に戻します。

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ラジエーターの冷却までの流れ

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続いてラジエーターの冷却までの仕組みです。

言葉だけではよく分からないという方でも、
流れを順に理解すればどのようなものかわかって来ます。

エンジン内部の熱を冷却水で奪う

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まずエンジン内部の熱は、冷却水と呼ばれるもので熱を奪われ冷却されます。

その後は、ウォーターポンプ→ウォータージャケット→ラジエーターという流れで

ラジエーター内に戻ってきます。

※ウォーターポンプは冷却水を循環(送る)するための装置。

※ウォータージャケットは冷却水が循環するための専用通路のこと。

暖まった冷却水をラジエーターで冷やす

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ラジエーター内に戻ってきた冷却水は、
取り込んだ走行中の風によって冷やされます。

走行風が冷却フィンにあたる→徐々に冷やされ冷却される。

ポンプの力でエンジン内部に冷却水が戻される

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最後は冷却後の工程です。

ラジエーター内部で冷やされた冷却水は再度エンジンに戻されるわけですが、そのまま自動で戻るということではありません。

戻るためにはポンプの役割をする
ウォーターポンプが必要となります。

ウォーターポンプは上記でも言ったように、
冷却水を循環(送る)するための装置。

エンジンの熱が一定温度まで下がると、ポンプの羽をエンジンの力で利用して回すことで冷却水を循環させます。

じゃあ、もし走行風だけで冷やしきれない場合はどうすればいいの?

そんな時は電動ファンを活用してみよう

電動ファンはラジエーター後部に取り付けられたもので、一定の条件を満たすと強制的にスイッチが入ります。

スイッチが入る→電動ファンが回る→羽の力で風を作り出し強制的に冷却する。

つまり、通常の冷却の流れを故意的に
作り出すのと同じですね。

ここまでがラジエーターの冷却までの
流れになります。

パッと見は難しそうと思うかもしれませんが、
実際はそこまで難しく考えることはありません。

構造自体は簡単なので、この機会に覚えて
ぜひ知識を深めてください。

記事のまとめ

以上、車のラジエーターの役割と作動する
までの流れを解説しました。

今回の記事のおさらいです。

ラジエーターについて
・ラジエーターは冷却系パーツのひとつ
・エンジン内部で暖まった冷却水を冷やす役割
ラジエーターの流れ
エンジン内部の熱を冷却水が奪う→ウォーターポンプ→ウォータージャケット→ラジエーターという順で戻る。戻ったあとは走行風で冷却水が冷やされ、ウォーターポンプの力でまたエンジン内部に冷却水が戻される。この繰り返しです。

走行風だけでは冷やしきれない場合は電動
ファンの風によって冷やされます。

ラジエーター=どんなパーツなのだろう?

そんな疑問のある方は今回の内容を覚えてぜひ知識を深めてください。

次は故障が原因で起こる症状についても確認してみよう。

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