【簡単5分で完了】デスビ・ダイレクト点火2種類のプラグ交換方法!

スパークプラグ
この記事は約5分で読めます。

今回お伝えするのはスパーク
プラグの交換のやり方です。

スパークプラグはエンジン始動に
おいて火花を散らせるパーツ。

本来は空気と燃料を混ぜた混合気に、火花を散らせる事で爆発を引き起こさせてエンジン始動という流れをつくります。

ですがスパークプラグは消耗品なので、劣化と共に火花が弱まり最終的には使えなくなる危険性もあります。

そのため交換が必要になった時に新しい
ものに交換する必要がありますが…

手順が分からないとどこか手をつければ
いいのか分かりませんよね?

そこでこの記事では、デスビ・ダイレクト点火2種類の交換方法のやり方をお伝えしていきます。

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スパークプラグの交換理由は症状を改善する為!

まず初めに、スパークプラグは
エンジン始動の際に必要な部品の1つです。

定期的に交換をしていれば 症状として
起きる事はありませんが…

交換をしなかった場合、

・スムーズに加速しない
・エンジンが止まるようになる

といった症状が起こります。

症状が悪化した場合、エンジンが
途中で止まる事にもなるわけですが…

何故エンジンが止まるような
症状になってしまうのか?

先にご紹介していきます。

症状が起きるのはプラグ本来の性能に関係が?

スパーグプラグはエンジンを始動させる際に重要なもの

スパークプラグは、本来車のエンジンを
かける際に、エンジン内部で

スパークプラグの火花で混合気に着火させる事でエンジンを始動させています。

※混合気
空気とガソリンが混ざり合ったもの

しかし年数がたってくると火花が弱ってくるので、

上手く爆発させる事ができなくなります。

結果として起こる症状が

・スムーズに加速しない
・エンジンのかかりが悪くなる

という事になる訳です。

画像で表すなら以下のような状態です↓

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症状を出さない為に交換は必要不可欠

ですので、その症状を阻止するために
交換が必要になってくるわけです。

一般的には2~3万km走行が交換の目安とされています。

・軽自動車なら1万キロ前後
・普通車なら2~3万キロ前後

ですが、技術が進歩した現代では5万〜10万kmの走行に耐えるものもあります。

ただ、大きくはその人の運転次第で変化する為、
一概にこの交換時期!とは言えません…

なので、もし症状が不安だから出る前に
交換をしたいのであれば、

1万km走行ごとにプラグを外して
定期的に点検をしてみるといいですよ!

そのあと、目視で判断して交換するかを
判断するのも1つの手ですね。

それ以外なら症状がではじめた
頃に交換をする。

というように決まった交換時期や乗り方次第で
で交換は変わるものの、

早めに交換する事はトラブルを事前に
回避できるので悪くありません。

スパークプラグの交換

ここまでで交換する理由や交換しないと
どうなってしまうのかは

理解する事ができたと思いますので、
次は交換方法へと移動します。

交換する際には、

スパークプラグ 

スパークプラグは車種によって変わるので、
事前に適合表で確認が必要です。

プラグレンチ
プラグソケット16mm+ラチェットハンドル

この2種類は最低限用意しておきましょう!

※②と③に関しては、どちらか一方が
あれば問題ありません。

交換に必要なパーツについては、おすすめの補助パーツにまとめてあるので合わせて読んでみてください。

準備の方が整いましたら、
次はいよいよ交換へ…と移りたいところですが、

プラグにはダイレクト点火と
ディストリビューター。

2種類で交換方法に若干の違いがあるので、
それぞれの交換方法をご紹介します。

①ディストリビューター編

まず初めにディストリビューター編から
ご紹介していきます。

手順としましては以下の工程です。

1.プラグコードを外す。
2.プラグを外す
3.新しいプラグと取り替える
4.始動確認をする

プラグコードを外す

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プラグコードは画像だと真ん中にある
青いケーブルですね。

差し込んであるだけなので、
手前に引っ張れば抜けます。

プラグを外す

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コードが外し終わったら中に
プラグ(赤〇部分)が見えるので

プラグソケットを差し込んだ状態で
反時計回りに回していきます。

新しいプラグと取り替える

プラグが外し終わったら、外した時と
逆の手順でとりつけていきます。

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初めのうちはソケットだけで回していき、
硬くなったらラチェットを

使用して締め付けるといいでしょう!

その際の締め付け具合は時計回りに3回転半程が理想です。

緩すぎても点火不良、締めすぎはプラグが
締めすぎでなめきります…

始動確認をする

取り付けが終わったら、最後に
プラグコードを戻し始動確認をします。

エンジンがスムーズに始動するかどうか。

アイドリング時に不安定にはならないか。

どちらも大事な事なので、確認はしっかりやりましょう。

②ダイレクト点火編

続いてダイレクト点火のエンジンの場合の
交換方法ですね。

手順としましては以下の工程です。

1.電気信号コネクターを抜く
2.固定ボルトを外す
3.プラグを外し新しいプラグと取り替える
4.始動確認をする

工程が2つ程追加されますが、作業自体は
ほとんど同じです。

電気信号コネクターを抜く

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ダイレクト点火エンジンの場合は、
先に電気信号コネクターを抜きます。

今回は4気筒なので4つありますが、

車種によっては3つのものや6つ
あるものまであります。

固定ボルトを外す

電気信号コネクターを抜くことが出来たら、

コイル(カプラーをさしている黒いもの)
を固定しているボルトを外します。

ボルトは10㎜のソケットで外す事ができます。

プラグを外し新しいプラグと交換

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コイルを外すと中にプラグが見えるので、
ディストリビューターの方法と同様

プラグソケットを差し込み外していきましょう。

プラグが外せたら新しいものと交換し、
逆の手順で組付けていきましょう。

始動確認をする

最後に同じく始動確認をしましょう。

エンジンがスムーズに始動するかどうか。
アイドリング時に不安定にはならないか。

特に異常がないようなら作業は終了になります。

記事のまとめ

以上今回は、スパークプラグの交換方法について
ご紹介させていただきました。

スパークプラグは、症状の悪化とともに

・加速性能の悪化
・エンジンの停止(エンスト)

2つの症状を引き起こし最終的には、
エンジンが掛からなくなる結果にもなります…

ですが、早めの交換をする事で
トラブルなく車に乗る事ができます。

面倒だからと後回しにするのではなく、
少しでも異常を感じた場合には

まずは点検をして、状態によっては
交換をするようにしましょう。

その際に特殊工具の用意も
忘れないようにしましょう!

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