車のテール&ストップランプの違いと点灯させる際に別々に光らせる意味とは?

テール・ストップランプ
この記事は約5分で読めます。

今回ご紹介するのはテール/ストップ
ランプの違いについて。

テールランプは別名尾灯。ストップ
ランプは制動灯とも言われる灯火類。

どちらも赤色に点灯する事から同じ
灯火に思われる方がいますが…

2つの灯火類は似ているようで実際は
タイミングや目的が異なります。

この記事では、2つにはどう言った違いがあるのか。別々に点灯する理由とは?など詳しくお伝えしていきます。

今回紹介した以外にも、別記事でテール/ストップランプの内容をまとめているので参考にしてみてください

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テール/ストップランプの違いは点灯方法や目的

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それでは早速違いについて見ていきましょう。

・点灯方法が違う
・使う目的が違う

点灯方法が違う

1つ目は点灯のタイミングが違うこと。

・テールランプはスモールスイッチの切り替え
・ストップ(ブレーキ)ランプはブレーキを踏む

テールランプの場合は、スモールスイッチを
一度ひねる事で点灯。OFFにすると消灯します。

ストップ(ブレーキ)ランプはブレーキを
踏むと点灯。離すと消灯の流れ。

どちらもそれぞれタイミングで切り替える
ことで点灯/消灯ができます。

よってタイミングに違いがある
ことが分かります。

使う目的が違う

もう一つは使う目的が違うこと。

テールランプは夜間に点灯する灯火類。

目的は主に後続車や歩行者に
存在を知らせることです。

夜間ならヘッドライトが点灯していれば
大丈夫なのでは?と思われがちですが…

状況によっては視認がしにくい
のでそうもいきません。

特に霧などの数キロ先が見えない場面。

ヘッドライトの色は白が基本なので、照らしても霧と同化して見えにくい事があります。

そんな時前に車がいても、認識しづらく突然
現れたら追突の危機にもなりかねません。

ですがテールランプが点灯していれば遠くからでも認識がしやすいので、走行している事を後続車に知らせる意味としても役立ちます。



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逆にストップランプはブレーキを
踏んだ時に点灯する灯火類。

目的は主に後続車に減速を知らせる事や
事故になる危険性を防ぐこと。

特に

・高速道路での渋滞
・事故での渋滞など

どうしても車間が近くなる場合って
あるかと思います。

こんな時、ブレーキランプを点灯させる事で
危険を知らせて未然に防ぐことができます。

こうしてみるとわかる通り、テール/ストップランプにはそれぞれ別の目的があることが分かります。

まとめると

・点灯方法が違う
・使う目的が違う

この2つがテール/ストップランプの違いとなります。

別々に光らせる意味について

では、ここで疑問に思うのが何故使い分けて
点灯させる必要があるのか?と言う事でしょう。

ですが理由は簡単。

・夜間でも後続車に減速する事がわかりやすいように
・トラブルで電源が入らなくても対応できるように

この2つがある為です。

夜間でも後続車に減速する事がわかりやすいように

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まず1つ目の理由として、夜間でも後続車に減速する事がわかりやすいように

と言うのがあります。

先程、

テールランプは夜間に後続車に存在を知らせるもの。
ストップランプは減速を後続車に知らせるもの。

こう言いましたよね?

比べてみてもわかる通り効果が全く違ってきます。

では、たとえばテールランプだけだったらどうなると思いますか?

まず、昼間だったら存在は分かるし、
点灯すれば何となく減速がわかりますよね?

逆に夜間の場合は、テールランプは常時点灯となってしまうのでたとえ減速したところで光量は変わらず追突の危機になりやすいですよね?

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分ける理由はこういった事故を
防止する為にあると言えます。

なので、テールランプとストップランプを分けて
点灯させる事に意味があると言えます。

ちなみに、ネタとしてブレーキランプ5回点滅させるっていうのがあるけど、走行中にやると紛らわしくなるからやめようね。

どんな意味があるの?

アイシテルのサインになるんだけど、理由については【ブレーキを5回点滅すると【アイシテルのサイン】になるその真相とは?】を参考にしてみてね。

ブレーキを5回点滅すると【アイシテルのサイン】になるその真相とは?
この記事では、車に乗る上で知っておきたい。ブレーキを5回点滅すると【アイシテルのサイン】になるその真相について解説していきます。内容を事前に理解できれば、読んだその日からでも知識として吸収する事ができます!また、記事の後半では使う場合の注意点や現在で伝わる人はいるのかどうかも合わせて解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。

トラブルで電源が入らなくても対応できるように

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もう1つの理由として、トラブルで電源が入らなくても対応できるようにというのがあります。

これは、事故が起きて電装系統の電気がほとんど遮断された時に、影響を受けずにペダルを踏んで後続車に追突されないようにする意味があります。

たとえば、ある日走行中に事故にあったとしましょう。

この時、あたりが悪くキーをひねっても
スモールスイッチが反応しません。

スイッチが反応しない=テールランプが点灯しない。

そうなるとどうなるかというと、後続車に追突される危険性が出てくるわけです…

では逆に、ブレーキペダルで点灯する
ストップランプはどうでしょう?

常時電源が流れている訳ですから、
ペダルを踏めば簡単に点灯しますよね?

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常時電源=スイッチをONにする必要がない。

こうなる訳ですから、ACC~上の電気が使えなくなっても、ブレーキランプさえ無事なら2次災害を防ぐ結果にもつながる事になります。

分ける理由にはこういった意味が隠されている訳ですね!

事故を未然に防ぐためには2つを分ける事は必要不可欠!

以上、テール・ストップランプの違いや2つを分けて点灯させる意味を解説しました。

今回の記事のおさらいです。

テール/ストップランプの違い
点灯方法が違う
使う目的が違う
テールランプと分けて点灯させる意味は?
夜間でも後続車に減速する事がわかりやすいように
トラブルで電源が入らなくても対応できるように

今回の記事を読んでいただけるとわかる通り、テール・ストップランプは似ているようで実際には点灯方法や目的により違いがあります。

一見、『どちらか一方で平気でしょ?』となるかもしれませんが、

テールランプは夜間に後続車に存在を知らせるもの。
ストップランプは減速を後続車に知らせるもの。

それぞれ決まった役割があります!

お互いがデメリットを打ち消しあう事で突然来る
事故を事前に防止できる結果を作る訳です!

なので、もしどちらかが球切れを起こした際には、
早めの交換をして事故を未然に防ぎましょう!

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今回紹介したテールランプ以外にも

・悩みに関する記事
・作業に関する記事
・違反に関する記事

など色々知って知識をつけたい。

こんな方は、以下でまとめているテール/ストップランプの記事を参考にしてみてください。

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