ウインカーのLED化をしたいのに交換のやり方が分からない。
特に慣れていない初心者にありがちなことで、この記事を見てる方の中にも現在同じく悩んでいる方もいるでしょう。
『なら車屋さんにお任せすればいいのでは?』と思う方もいますが…
お店に依頼しようにも費用や工賃がかかる為、費用を抑えたい方にはあまりおすすめとは言えません。
『ならどうすればいいのか』と思った時に、おすすめするのが正しいやり方を覚えて自分で交換すること。
やり方自体もハロゲン(白熱球)の交換同様難しくはないので、10分程度あれば初心者でも交換はできます。
特に費用や工賃を抑えたい方にはおすすめなので、もしこれから先自分で交換が出来るようになりたい。こんな方は記事を参考に覚えてみて下さい。
ウインカー交換(フロント編)
それではさっそく、バルブの交換方法に
ついて詳しく見ていきましょう。
今回はインプレッサを元にT20バルブの交換をしますが、車種によってはバルブの形状が変る場合もあります。
例)T20・S25というように。
T20・S25の違いについては以下で詳しくまとめているので参考にしてみてください。
ウインカーの位置を探す
まずはウインカーの位置を探します。
インプレッサの場合はの場合は赤丸の位置。
もしわからない場合は、ウインカーを
点灯するとすぐにわかります。
レバーを引いてボンネットを開ける
レバーを引いてボンネットを開けましょう。
ボンネットを開けるレバーはダッシュ
ボード又は足元にある事が多いです。
レンズからバルブを外す
ボンネットが開けられたらヘッドライト
レンズからバルブを外していきましょう。
運転席側は左奥。助手席側はバッテリー付近。
やり方はどちらも簡単で反時計回りに回して引き抜くだけ。
①【運転席側の手順】
・バルブを反時計回りに回す
・バルブを引き抜く
②【助手席側の手順】
・バルブを反時計回りに回す
・バルブを引き抜く
インナーフェンダーから外すのがおすすめです。
ソケットからバルブを引き抜く
バルブが外れたら後はソケットから引き抜くだけ。
やり方は簡単で矢印方向に
引っ張ると『スポッ』と引き抜けます。
交換用のLEDバルブを準備する
バルブを引き抜く事が出来たら交換用の物を準備します。
今回は純正⇒SUPAREE製LEDバルブ
他にもLEDバルブが知りたい方は、以下LEDウインカーのおすすめを参考にしてみてください。
LEDバルブに差し替える
準備が出来たらLEDバルブに差し替えていきましょう。
やり方は以下の通り。
②LEDバルブを差し込む。
外した時と逆の手順で差し込むことで交換ができます。
ウインカー(リア)の交換の方法
フロントが終わったら次はリア側の交換です。
同じように
・レバーを引いてトランクを開ける
・レンズからバルブを外す
・ソケットからバルブを引き抜く
・交換用のLEDバルブを準備する
・LEDバルブに差し替える
位置の確認
リアのウインカーの確認です。
2か所ありますが、インプレッサの
場合は赤丸の位置です。
わからない場合は同じようにウインカーを
一度点灯させるとわかりやすいです。
レバーを引いてトランクを開ける
次はレバーを引いてトランクを開けていきましょう。
トランクを開けたマークのレバーを
上側に引っ張る事で簡単に開きます。
レンズからバルブを外す
トランクが開けられたらレンズから
バルブを外していきましょう。
やり方としては①が固定状態。
③で手前に引っ張る
ソケットからバルブを引き抜く
ソケットからバルブを引き抜いていきましょう。
ソケットを抑えた状態から外方向に引っ張るだけ。
交換用のLEDバルブを準備する
フロント同様に交換用のLEDバルブを準備しましょう。
LEDバルブに差し替える
準備が出来たらLEDバルブに差し替えていきましょう。
やり方は以下の通り。
②LEDバルブを差し込む。
外した時と逆の手順で差し込むことで交換ができます。
レンズにバルブを戻して完了
後はレンズにバルブを戻して完了となります。
手順は
②時計回りに回す
これでフロント・リア共に作業は完了となります。
お疲れ様でした。
ここまでやって作業自体は10分程となります。
交換後にやること
ここからは交換後にやることについて。
交換して終わりでもいいですが、後々のトラブル回避のために一緒に覚えておきましょう。
ウインカーの点灯確認をする
まずはウインカーの
点灯確認をする事。
確認をすることで問題なく使える
かどうかを判断できます。
おすすめとしては昼間と夜で両方確認する。
ただ、この時仮に点灯しなかった場合。
・バルブの寿命がきている
2つが考えられます。
一部無極性を除いてバルブにはプラスとマイナスがあり、間違った向きに合わせることで不点灯となります。
また、バルブの寿命がきていると
いうのも考えられます。
特に中古のバルブを購入した人によくあることで、たまたま寿命を迎えて点灯しなくなったという訳です。
いくらLEDといえど消耗品なのでいつ
切れるかはその人の使用頻度次第。
そのため、対策としては極性を合わせたり。
極力新品を選ぶことをしましょう。
ハイフラにならないかどうかを確認する
もうひとつはハイフラにならないか
どうかを確認すること。
ハイフラは高速点滅する症状で、消費電力の高いハロゲンから低いLEDに変えることで誤作動で起こります。
一見すると『点滅速度が早いだけだし問題ない
でしょ?』と思うかもしれませんが…
点滅速度には決まりがあるため無視すると違反になってしまいます。
そのため対策として
・専用のリレーに変える
・抵抗内蔵ウインカーに変える
いずれかで対処をしましょう。
交換のやり方を覚えてこれからのLED化に役立てよう
以上、LEDウインカーの交換のやり方をお伝えしました。
今回の記事のおさらいです。
レバーを引いてボンネットを開ける
レンズからバルブを外す
ソケットからバルブを引き抜く
交換用のLEDバルブを準備する
LEDバルブに差し替える
レバーを引いてトランクを開ける
レンズからバルブを外す
ソケットからバルブを引き抜く
交換用のLEDバルブを準備する
LEDバルブに差し替える
レンズにバルブを戻して完了
ハイフラにならないかどうかを確認する
初心者から始めるとどうしてもやり方が
わからないから作業が進まない。
こういった方が多いですが…
正しいやり方さえ理解しておけば10分
程度でLEDに交換ができるようになります。
実際慣れていない方でも手順通りにやれば簡単に出来るので、今回の記事を参考にぜひ自分でも挑戦してみましょう。