バキューム計・ブースト計の違いについて知りたいんだけど。何が違うの?兼用はできるの?
以上のような疑問にお答えします。
✅兼用は出来るのか知りたい
✅それぞれおすすめのメーターが知りたい
この記事では、メーターを取りつける前に知りたい。バキューム計・ブースト計の違いについてご紹介します。
バキューム計・ブースト計の違いについて事前に知っておけば、知識として覚えておくことも出来ますし、自分で使う場合に役立てるきっかけとなります。
また、後半ではお互いが兼用できるのかについても解説しているので参考にしてみてください。
バキューム計・ブースト計の違いについて
それでは早速、バキューム計・ブースト計の
違いについてみていきましょう。
バキューム計は負圧を計るもの
まずバキューム計。
バキューム計は負圧を取ることを目的とした
メーター。
負圧はマイナスを示すので、アクセルを踏んでも針が0よりも下を示すことが一般的です。
主にNA(自然吸気)車に多く取り付けられます。
ブースト計は正圧を計るもの
ブースト計は、負圧と正圧の両方が計れるもの。
アイドリング時は圧がかからないので
負圧(-)方向に針が触れます。
アクセルを踏み込んだ状態では圧力がかかるので正圧(+)方向へ針が触れます。
主にターボやスーパーチャージャーの搭載されたエンジンに使用します。
つまり、2つのメーターの違いは負圧を計るのか。正圧を計るかの違いということになります。
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お互いのメーターは兼用できるのか?
続いてお互いのメーターは兼用できるのか?について。
使う分には問題ない
結論を言えば使う分には特に問題はありません。
理由としてセンサー用の負圧をとる
箇所が同じなため。
どちらも圧力を見るという面では同じなので、使うだけなら大丈夫です。
ただし、性能面に問題がある
ただし、性能重視で使う場合は問題が
あるのでおすすめ出来ません。
理由は表示する圧力が違うため。
実際に比べてみると分かりますが、
・ブースト計は正圧が2.0〜3.0まで
バキューム計はあくまでメインが負圧なので、正圧を表示する必要がありません。
逆にブースト計は正圧がメインになるので、
2.0〜3.0まで表示されるのが普通です。
なので、もし兼用するならNA車にブースト計をつける程度に留めておくといいでしょう。
ターボ車にバキューム計は正圧が正しく表示されなくなります。
実際に使うとおすすめのメーター
最後に実際に使うとおすすめのメーターに
ついても見て見ましょう。
バキューム計ならデポレーシングDUAL
デポレーシングDUALシリーズは、針の動きと数値の2つで確認ができるメーターです。
数値で分かることで、どのくらいの圧がかかっているのか一瞬で分かります。
ブースト計ならデフィ レーサーゲージN2
レーサーゲージN2は、デフィの中で唯一単体で動かすことが出来るメーターです。
完全独立作動なので、コントロールユニットを別途で用意する必要がありません。
また、種類によってはMAX300KPAまで表示できるのでブーストup前提でつけるのにおすすめです。
今回はあくまで実際に使った中でのおすすめ
なので、参考として覚えてみてください。
それぞれの違いを理解して車に合わせて使い分けましょう
以上、車に使えるバキューム計・ブースト計の違いとそれぞれおすすめのメーターをご紹介しました。
今回の記事のおさらいです。
・ブースト計は正圧
・ターボ車にバキューム計は正圧が計り切れない
・ブースト計ならデフィ レーサーゲージN2
バキューム計・ブースト計どちらも兼用としては使えますが…
性能面に限度があるので、正しく活用したい
場合は車に合わせて選んでみましょう。