【必要性】車の電圧計をバッ直電源に繋ぐ理由と以外と知らない活用法

車に関する悩みや解決方法
この記事は約8分で読めます。

電圧計の取り付けにはバッ直電源がいいって聞くけど本当なの?実際どう取り付けるのが正しいの?自分でも知っておきたいので詳細を教えてほしい

こういった疑問にお答えします。

まずこの記事を書いた自分は

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この記事のおすすめな人

✅電圧計をバッ直電源で繋ぐ理由が知りたい
✅どうしてバッ直以外がダメなのか知りたい
✅バッ直電源と常時電源で比較してどうなのか知りたい

この記事では、電圧計を取り付ける上で知っておきたい。バッ直電源に繋ぐ理由について解説していきます。

どうしてバッ直なのかを事前に理解しておけば、知識を深める事にもつながりますし、実際に取り付ける時に計測の面で損をすることがありません!

また、記事の後半では常時電源・バッ直電源でつなげる場合の比較も解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。

ちなみに、今回紹介する内容については以下の順番で確認していくとわかりやすいからおすすめです。

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電圧計の正確な数値を計測する方法は【バッ直】からとる事!

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早速ですが、電圧計の正確な数値を計測する
方法について見ていきましょう。

記事を読み進めながら、自分でも考えながら
見るとわかりやすいかと思います。

バッ直電源とは?

電圧計の正確な数値を計測する方法。

その方法とはバッ直電源から電源を取る事です。

バッ直電源はバッテリー電源と呼ばれるもので、バッテリーから直接流れている電源の事を言います。

バッ直電源から直接電源をとる事で、

バッテリー自体の電圧が直に計測できるという利点があります。

常時電源とは似ているようで違う?

バッ直=常時電源でしょ?』とよく同じに思われがちですが、似ているようで違います。

エンジンOFFでも常に電気が流れる電源ではありますが、それ以外は全く異なります!

というのもバッ直電源はバッテリー自体の電源。

常時電源は電装品を一度介した電源だからです。そのため、同じ電源に考える事は正しくありません。

さらに詳しい詳細については、【【意外と知らない】常時電源とバッ直電源は似ているが実は違う配線?】を参考にしてみましょう。

バッ直以外で電源を取ってはいけない理由とは?

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では何故他の電源からとっては
いけないのか?

それには

表示される電圧がかわる
・電圧にばらつきができる

2つの理由が関係しています。

理由①表示される電圧がかわる

まず1つ目の理由として、表示される電圧が変わるというのがあります。

というのも車の電源にはいくつか種類があるのですが、どの電源からとるのかで電源が全く異なります。

たとえば、電源には

①常時電源
②ACC電源
③イルミ電源

3つの電源があります。

①常時電源

バッ直同様常に電気が
流れている電源。

バッ直との電源の違いは、
経由する場所が違う事です。

②ACC電源

アクセサリー電源と呼ばれ、鍵をACCにひねった時に電気が流れる電源。

プッシュスタート車の場合は、ブレーキを
踏まずにボタンを一回押した状態です。

主にオーディオ裏に流れている
電源の事ですね。

③イルミ電源

スモール電源とも呼び、スモールランプを点灯させたときに流れる電源になります。

さらにこの3つの電源から各電装品へ
電気が送られます。

つまりはバッテリー以外の電源で
電圧をとってしまうと…

電装品に送られた電気の電圧を計測してしまう事になります。

電源については、まとめた記事を以下で紹介しているので、参考にしてください。

理由②電圧にばらつきができる

2つ目の理由として、その結果でバラつきが起きてしまう事です。

先ほどバッ直以外の電源は、
電装品に送られた電気の電圧を計測

してしまうと説明しましたよね?

バラつきが起きるのは、上記③つの電源それぞれにつながっている電装品複数の電気を計測してしまうのが原因になってしまいます。



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バッ直電源と常時電源でそれぞれ電圧計を繋げた場合の比較!

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例えば、バッテリーから直接電源を取る方法と他の電源からとる方法で取り付けるとしましょう。

(例)
A.常時電源からとる方法
B.バッ直からとる方法

この時、AとBの方法で電圧はどのように
変わってしまうのか見てみましょう。

A.常時電源からとる方法

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常時電源はバッ直同様常に電気が流れているため、正確な電圧が取れると思われがちですが…

常時電源も電装品を経由しているので、バラつきのある電圧が表示されてしまいます。

数値で言えば11.9~14.0の間を常に行き来する状態ですね…

そこまで変化しないでしょ?』と思うかもしれませんが、常時電源はあくまで電装品を経由した電源。

なので、計測する電圧はバッテリーの値ではなく電装品の電圧値となります。

走行中で考えれば、

14.0v→13.2v→14.0vに戻ると
いった事を繰り返します。

他にも消費電力によってはそれ以下
まで落ちる事もあります。

そのため、この方法では
正確な電圧は計測できません!

ただし、使い方次第では便利にもなります。

一見、正確な電圧が測れないので意味がないのでは…

と思われがちですが、実は電気の流れを
見るために使えるんです!

簡単に言えば〇〇にちゃんと電気が流れているかどうかを知る事ができる訳ですね。

例えば、ACC電源を通して電装品を
取り付けた際に、

ちゃんと電気が流れているのか不安になる事ってないですか?

そんな時、途中に電圧計を割り込ませて取り付ける事で、ACC電源にキーを回した時に電圧計が作動するので電気の流れを見る事ができます。

B.バッ直からとる方法

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次にバッ直からとる方法
見てみましょう。

バッ直電源は説明の通り
バッテリー自体の電源です。

電装品や他の電源に経由する前の電源なのでバッテリー本体の電源を確認することができます!

数値に表示すると、13.8もしくは
14.1の間を表示してほとんど変化しません。

走行中でたとえるなら13.8vだった場合、
13.7に低下もしくは変化なしとなります。

もちろん、充電が終わると一時的に電圧が
下がる事はありますが、

13.7→13.2に一気に下がると
いった事はないですね。

どちらで電源を取るかで
ここまで変化があるので、

実際に電源を取るならバッ直が失敗しない方法といえます!

ただし、バッ直以外が絶対にダメという
訳ではないですよ?

この方法は、あくまで正確な電圧が
知りたい方におすすめな方法です。

電気の流れや電装品に、どのくらい電気が流れているのか知りたい方は他の電源でもいいでしょう。

わかるのは電圧だけじゃない⁉意外と知らない活用法!

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また、バッ直から電源を取る事によって、
電圧以外でもわかるようになります。

バッテリーの寿命が分かる

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1つ目はバッテリーの寿命がわかります。

バッ直でとるという事は、バッテリー
本体の電圧もわかるようになる訳です!

電圧計を見る事で、どのくらいの数値が
表示されているのかがわかります。

たとえば、電圧が13.6v以上なら正常
13.5vをきるようならバッテリーが弱っている。

というように、

表示される数値が低いか高いかによってバッテリーの状態が分かります。

この事からもわかる通りバッテリーの
寿命を知る目安につながります!

オルタネーターの発電状況がわかる

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もう1つはオルタネーターの発電状況が分かる事です。

オルタネーターの基本性能は
貯めた電気を発電する事です。

ということは?

バッ直からとる事で電圧の変動(作動状況)を確認する事が出来ます!

(例)数値が下がる→上がるの繰り返し

数値が下がった後に上がるのは
充電している証拠なので、

オルタネーターは正常に作動している
という事になります。

まとめると

・バッテリーの寿命がわかる
・バッテリーの数値がわかる
・オルタネーターの作動状況がわかる

計3つの事がわかるようになります。

このように、ただ電気の数値が
わかるだけでなく、

バッ直電源で繋げることで得られるメリットがあるのでバッ直電源でつなげる意味はあると言えるでしょう!

電源を正しく選べば電圧計の性能を最大限に発揮できる!

以上、車の電圧計をバッ直電源に繋ぐ理由と以外と知らない活用法を解説しました。

今回の記事のおさらいです。

バッ直以外で電源を取ってはいけない理由とは?
理由①表示される電圧がかわる
理由②電圧にばらつきができる
バッ直電源と常時電源でそれぞれ電圧計を繋げた場合の比較!
A.常時電源からとる方法だと計測する電圧はバッテリーの値ではなく電装品の電圧値

B.バッ直からとる方法だと計測する電圧がバッテリー本体の電圧値
わかるのは電圧だけじゃない⁉意外と知らない活用法!
バッテリーの寿命が分かる
オルタネーターの発電状況がわかる

電圧計の本来の性能は流れる電圧を測る事。
普通に使用すればただそれだけですが…

このようにバッ直から直接電源をとる事で、バッテリーの電圧が分かるようになります。

つまり使い方次第で様々な使い方ができる訳です!

この事からもわかる通り、『正確な電圧を計測』するのはバッ直から電源をとる事であると言えます。

勿論、他の電源でも取り付け自体は可能ですが、正確な電圧を読み取る事はできません…

正しい取り付けで事前にトラブルを回避する事も可能になるので、取り付けで失敗したくない方は是非バッ直からとる方法がおすすめです!

なお、当サイトではバッ直電源でつなげる方法も解説しているので参考にしてみてください。

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