【危険】配線コネクターを電装品の電源確保におすすめしない理由とは?

配線コネクター・電源取り出しコネクター
この記事は約6分で読めます。

配線コネクターはおすすめしないって聞いたけど。どうしておすすめ出来ないの?使えないパーツなの?

このような悩みはありませんか?

通常配線コネクターと言えば、

・片方を大元の電源側
・もう片方を電装品側

それぞれに繋げることで電気の
導通ができるパーツ。

一見すれば簡単に電源が取れるので
便利なパーツと言えますが…

使い方によってはおすすめ出来ないと言われる事が多いです。

何故おすすめ出来ないのか?と
いうのが今回の内容です。

当記事では、

✅おすすめ出来ない理由
✅正しく使うにはどうすればいいのか

それぞれ順を追って解説していきます。

記事を最後まで読む事で、知識を得ることはもちろん。

これから先もし使ってみようかと思った時に、正しく使い分けができるようになります。

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配線コネクターがおすすめ出来ない理由は接触不良を起こしやすい為!

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まず先に勘違いしていただきたく
ないのですが…

タイトルにある【配線コネクターを電源確保におすすめしない理由。】

おすすめ出来ない=使うな
ではないと言うことです。

使うなってことじゃないの?

ここで言う「おすすめ出来ない」って言うのは、知識のない人が配線コネクターを使うのがおすすめ出来ないと言う事。

それは何故なのか?

理由として挙げられるのが、配線コネクターが
配線分岐を簡単にできる反面…

使い方を間違えると接触不良を起こしやすいという難点がある為です。

何故【接触不良】は起こるのか?

ある程度慣れてくれば接触不良なく
取り付けができますが…

初心者の方。特に知識のない方が使用すると接触不良が起きてしまいます。

配線の太さに合わない配線コネクターを使ってしまう為

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理由として、配線の太さに合わない
配線コネクターを使ってしまう事が関係します!

本来配線コネクターには、・白・青3種類があり、配線の太さにあわせて取り付ける事が出来る種類決まっています。

配線コネクター(白)0.2〜0.3スケアの配線コードに対応。あまり使う機会はありませんが、ETC機器や一部の電装品の細い配線に使用する事ができます。
配線コネクター(赤)0.5〜0.85スケアの配線コードに対応。一般的によく使うタイプの配線コネクターですね。
配線コネクター(青)1.25〜2スケア配線のコードに対応。配線コネクターの中では一番大きいサイズですね。ここまで太いサイズはあまりないですが、適したサイズで使用します。

間違った取り付けは断線や火災の元

このように、配線コネクターには配線それぞれに合わせた種類があるので、間違った取り付けをしてしまうと断線や火災の原因になってしまいます。

どのような事が原因でなってしまうのか?
それぞれ以下で見てみましょう。

まず断線する原因から
見てみましょう。

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原因として配線のサイズに合った
配線コネクターを使用しない事で起こります。

例えば以下のような例を挙げて
みてみましょう。

・繋げる配線側が0.5Sq 
・使う配線コネクターは1.25〜2Sq対応の青

繋げる配線側が0.5Sqなのに使うのは
1.25〜2Sq対応。

挟み込んだらどうなると思います?』と
言いたいところですが、

画像を見ていただくとわかりますが
正にこの通りになります。

この状態は、挟み込んだ後から
配線コネクターを外した状態ですが…

配線コネクター側が大きすぎるために、

配線が食い込みすぎて中の銅線がちぎれてしまっています。

これでは安定した電気が流れなくなってしまうので、電気が伝達できず断線するという訳なんです。

もう1つは火災の原因になる事です。

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理由としては、配線内の電気の
流れが関係します。

本来、消費電力が多い電装品は
熱をもちやすい特徴があります。

熱をもつだけならまだいいのですが…

配線がちぎれかけている場合
(断線)は話が別です…

熱をもつ=配線は少なからず負荷がかかります。

これを当てはめると、断線した場合は
電気の流れが悪くなると言う事。

つまり負荷は通常の倍になり、
負荷のかかった配線は

熱をもちすぎて発火する原因を作り出します!

『さすがに発火はないでしょ?』と思うかもしれませんが、実際起こる可能性は十分にあります。

なので、使用する場合は正しくサイズを
合わせなければなりません!

逆に原因を理解すれば、デメリットはメリットに変わる!選ぶ場合には作業に合わせて使い分ける

ただし、逆に考えてみてください!

間違った取り付けをすると

・断線の原因
・火災の原因

2つの原因になる訳ですが…

原因の大本となる、配線の太さに合わない
配線コネクターを使用しなければいい訳です。

つまり、自分の作業に合わせて配線コネクターを使い分けるといいのです。

以下のようにします。

・0.5〜0.85スケア対応の配線は配線コネクター赤を使う

・0.2〜0.3スケア対応の配線は配線コネクター白を使う


・1.25〜2スケア対応の配線は配線コネクター青を使う

0.5〜0.85スケア対応の配線は配線コネクター赤を使う

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0.5〜0.85スケア対応の配線コードになります。

※スケア(sq)は、電線の導体の太さを
表す単位です。

一般的によく使うタイプの
配線コネクターですね。

0.5〜0.85スケア対応の配線コードは社外のナビなどの配線が主に該当します。

0.2〜0.3スケア対応の配線は配線コネクター白を使う

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0.2〜0.3スケア対応のものになります。

あまり使う機会はないかと思いますが…

0.2〜0.3スケア対応の配線コードはETC機器や一部の電装品の細い配線に使用する事ができます。

1.25〜2スケア対応の配線は配線コネクター青を使う

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1.25〜2スケア対応のものになります。

配線コネクターの中では
一番大きいサイズですね。

ここまで太いサイズはあまりないかと思いますが…

1.25〜2スケア対応の配線コードは太い電装品に適したサイズで使用します。

このように種類によって正しく使い分けることができれば、
おすすめできないという理由はなくなります。

接触不良を起こさない為にも正しく使い分ける事が大切です!

以上、電装品の電源の取り出しに配線コネクターをおすすめしない理由を紹介しました。

今回の記事のおさらいです。

配線コネクターがおすすめ出来ない理由は接触不良を起こしやすい為!
おすすめ出来ない=知識のない人が配線コネクターを使うのがおすすめ出来ないと言う事
何故【接触不良】は起こるのか?
・【接触不良】が起こる理由に関係があるのが配線コネクター3つの種類!

・間違った取り付けは断線や火災の元
選ぶ場合には作業に合わせて使い分ける
・0.5〜0.85スケア対応の配線は配線コネクター赤を使う

・0.2〜0.3スケア対応の配線は配線コネクター白を使う

・1.25〜2スケア対応の配線は配線コネクター青を使う

よく聞く、配線コネクターはおすすめできないという理由。

実際はあまりおすすめができないだけで、
使用できないという訳ではありません。

今回の記事を読んでいただければわかりますが、そもそもの原因は間違った使い方をした場合です!

原因を作らないように正しい使い方が出来れば、電源が簡単に取れるという利点を利用して様々なカスタムに役立てる事が出来ます!

ですので、もし取り付ける場合にはサイズや配線の太さに注意して取り付けるように心掛けましょう!

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