ロッカスイッチの配線方法が知りたいんだけど。どうやって取り付ければいいの?自分でも使えるようになりたいから手順を教えてよ。
以上のような疑問にお答えします。
まず、この記事を書いた自分は
✅ロッカスイッチを繋げる手順が知りたい
✅作業後にやるべき事が知りたい
✅自分で使いこなせるようになりたい人
この記事では、車をカスタムする上で知っておきたい。ロッカスイッチ3214・3215に配線を繋げるやり方について解説していきます。
ロッカスイッチのつなげ方を理解しておけば、知識を深める事にもつながりますし、読んだその日からでも自分で使い分ける事が出来るようになります!
また、記事の後半では作業後にやるべき内容も合わせて解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。
ちなみに今回の内容は、以下の順で読み進めるとわかりやすいです。
②ロッカスイッチ3214を選んだ理由と気になる2つのデメリット ≫
⓷エーモンロッカスイッチ3214・3215の違いとそれぞれの活用法 ≫
④エーモンロッカスイッチ3214に配線を繋げるやり方〜動作確認の方法👈今ここ
今回紹介する【エーモン】ロッカスイッチは2パターン
まず今回紹介するロッカスイッチについて。
ロッカスイッチに配線をつなげるやり方が知りたいんだけど、どうつなげればいいの?
やり方についてはどちらを使うかで変わるんだけど、詳しくは順を追って解説していくね。
ロッカスイッチ3214
ロッカスイッチ3214は端子が2つついたもの。
極性はどちらもプラスになっていて、
マイナス側は電装品で取る事になります。
その際のプラスの見極め方は
・長い方が電装品につなげる端子
ロッカスイッチ3215
ロッカスイッチ3215は端子が3つついたもの。
スイッチにLEDが埋め込まれたことで、
本体にもマイナスがつきます。
その際の極性の見極め方は
・①が電源側につなげる端子
・②が電装品につなげる端子
・⓷がボディーアースに落とす端子
【LEDを常時点灯させる場合】
・②が電源側につなげる端子
・①が電装品につなげる端子
・⓷がボディーアースに落とす端子
まずは2種類のつなぎ方の違いを理解した上で、次で実際のつなぎ方の例を見ていこう。
実際にロッカスイッチつなげてみよう(3214編)
それでは、ロッカスイッチ3214を
繋げる手順について見ていきましょう。
必要なパーツを準備する
まず必要なパーツについて。
パーツについて今回は以下のものを用意しましょう。
実際に作業として使う場合には、【【実際使って良かった】ロッカスイッチの取り付けに役立つパーツ12選】を参考にするとスムーズに作業ができます。
スイッチの極性を事前に確認する
準備が出来たらスイッチの極性を事前に確認する事から始めましょう。
極性って言ってもどうせプラスとマイナスでしょ?
LEDだったらそうなるんだけど、スイッチはあくまで切り替える事が目的だから、両方がプラスになってるんだよね。
じゃあマイナスはどうすればいいの?
マイナスは電装品側のアースから落とせば問題ないね。
簡単に図で表すとこのようになります。
①のスイッチOFF時では接点が繋がらなくなるので、電源側から流れた電気は途中で遮断された状態になります。
②のスイッチON時では接点が繋がるので、電源側から流れた電気は電装品側へと流れます。
電装品側へ流れた電気は、プラスとマイナスが
合わさる事で電装品を作動させるという流れです。
ちなみにロッカスイッチの電源については、
・②が電装品側
となります。
繋げるための配線を作る
続いてつなげるための配線づくりです。
配線をつなげる場合は、
・ヒューズホルダー
・配線コード
3つを組み合わせて作ります。
配線コードとヒューズホルダー片方に平型端子をかしめ、もう片方にはギボシ端子をかしめます。
今回はあくまで参考としてつなげますが、実際は細線になる場合もあるので、状況に応じて接続コネクター(3328)を使い分けましょう。
細線同士とかギボシ端子で細線と太線をつなぐのじゃダメなの?
おすすめはできないかな。細線同士だと電源が太線だと繋げないし、ギボシ端子で細線と太線をつなぐのは、端子をつないだ細線が抜けやすくなるからね。
どちらにも言える事ですが…
太線と細線だと耐えられる電気の量が違う為、※過電流になると配線が燃える危険性があります。
逆に接続コネクターであれば、0.2~0.5まで対応できるようになっているので配線が燃える危険性もありません!
そのため、つなぐ場合には接続コネクター(3328)を活用する事が最適です。
ロッカスイッチ本体と配線を繋げる
配線づくりが出来たら、ロッカスイッチと
配線をつなげていきましょう。
まず①の剥き出し部分。この部分は電装品側となるので、ヒューズホルダーにかしめた平型端子と繋げましょう。
②は電源側となるので、もう1つの平型端子と繋げましょう。
ロッカスイッチのつなげ方は
これで終了となります。
ここまでやって
・慣れていない方でも10分あれば繋げられます。
電装品と組み合わせたつなぎ方例(3214)
取り付けが出来たら、電装品との
組み合わせの例も見ておきましょう。
今回は
・マイナスの分岐はアース用端子からとっています。
スイッチOFFの状態
まずスイッチOFFの状態です。
スイッチOFFでは電装品(LED)は反応しないので、
消灯状態になればOKです。
スイッチONの状態
スイッチONの状態。
逆にONになるとLEDが点灯します。
スイッチの切り替えでON/OFFが自在に出来ればOKです。
実際にロッカスイッチつなげてみよう(3215編)
必要なパーツを準備する
必要なパーツについて。
パーツについて今回は以下のものを用意します。
スイッチの極性を事前に確認する
・電装品+
・マイナス
マイナスがつくのは本体にLEDが追加された影響ですね。
繋げるための配線を作る
続いてつなげるための配線づくりです。
配線をつなげる場合は、
・ヒューズホルダー
・配線コード
3つを組み合わせて作ります。
配線コードとヒューズホルダー片方に平型端子をかしめ、もう片方にはギボシ端子をかしめます。
ロッカスイッチ本体と配線を繋げる
配線づくりが出来たら、ロッカスイッチと
配線をつなげていきましょう。
まず右端部分。この部分は電源側となるので、
もう1つの平型端子と繋げましょう。
真ん中は電装品側となるので、ヒューズホルダーにかしめた平型端子と繋げましょう。
残りはボディーアースに落とす用のマイナス配線をつなげます。
ロッカスイッチ3215のつなげ方はこれで終了となります。
ここまでやって
・慣れていない方でも10分あれば繋げられます。
電装品と組み合わせたつなぎ方例(3215)
取り付けが出来たら、電装品との
組み合わせの例も見ておきましょう。
今回は
・マイナスの分岐はアース用端子からとっています。
などから電源を取るといいでしょう。
スイッチOFFの状態
まずスイッチOFFの状態です。
スイッチOFFでは電装品(LED)は反応しないので、消灯状態になればOKです。
スイッチONの状態
スイッチONの状態。
逆にONになるとLEDが点灯します。
今回は本体のLEDも連動させているので、ONになる事でスイッチのLEDも点灯状態になります。
記事の最初にも説明しましたが、3215は
・常時点灯
配線次第でいずれかが選べるので、
自分の好みで使い分けるといいでしょう。
作業後に必ずやることについて
最後になりますが、作業後に必ずやる
ことについても見ておきましょう。
繋いだ配線の確認
1つ目は繋いだ配線の確認です。
平型端子の差込箇所を確認しましょう。
取り外しが可能な部分なので、取り付けが甘いと走行中に抜けやすくなります。
電装品側は抜けても作動
しない程度で済みますが…
電源側はプラスの電気が流れているので、最悪の場合はショートの危険性にもなります。
なので、繋いだ箇所の確認は必ずやりましょう!
スイッチの動作確認
画像のように、スイッチに連動して電装品が
作動するのかどうかを見ておきましょう。
スイッチONで電装品が点灯。OFFで消灯の流れになれば問題ありません。
電装品が連動して動けば、スイッチ自体の
つなげ方は間違っていないと言えます!
このように一部ではありますが、最低限このふたつは忘れず実践するように心がけましょう。
正しい使い方を理解してカスタムに役立てよう!
以上、ロッカスイッチ3214に配線を繋げるやり方〜動作確認の方法を解説しました。
今回の記事のおさらいです。
ロッカスイッチ3215
スイッチの極性を事前に確認する
繋げるための配線を作る
ロッカスイッチ本体3214と配線を繋げる
スイッチの極性を事前に確認する
繋げるための配線を作る
ロッカスイッチ本体3215と配線を繋げる
スイッチの動作確認
今回の使い方をマスターすれば、電装品を取り付けた場合でも任意でONーOFFができるようになります。
手順さえ覚えればとても簡単なので、是非自分なりに工夫して