今回ご紹介するのは、ミサイルスイッチとLEDを組み合わせた電装品作動のやり方です。
電装品と言えば、一般的に電源に合わせて繋ぐ事で電気が流れると点灯。遮断されると消灯する仕組み。
ただし点灯はあくまで電源に合わせたもの。
たとえば
〇〇の時には点灯させて○○の時に消灯させる仕組みを作りたいな。
こんな場合には使えません。
仮に電源に合わせて点灯はできても、
逆に任意で切り替えて使う事はできません。
そこでおすすめしたいのがミサイルスイッチを
組み合わせてつなぐことです。
本来であれば任意の切り替えはできませんが…
・電装品(LED)
2つを組み合わせる事で任意の切り替えが可能となります。
また、中のLEDを連動させることで消し忘れ防止にも役立ちます。
この記事では、『任意で切り替えて電装品を作動させたい。』こんな方向けに作業の流れ(手順)をお伝えしていきます。
ミサイルスイッチ+電装品の配線の繋げ方
それでは早速、ミサイルスイッチ
配線のつなぎ方を見ていきましょう。
流れとしては
平型端子を配線にかしめる
スイッチに配線を繋げる
ミサイルスイッチ用の配線を作る
まず初めにミサイルスイッチ用の配線を
作る事から始めましょう。
使うものは
ミサイルスイッチに合わせて平型端子や
配線を準備しましょう。
必要なものはプラス配線が2本。マイナス配線が1本。平型端子×3。
平型端子を配線にかしめる
準備が出来たら平型端子を配線にかしめていきましょう。
配線の被覆を剥いた状態で平型端子を
セットしてかしめるだけ。
実際の詳しいかしめのやり方については以下記事でまとめているので参考にしてみてください。
スイッチに配線を繋げる
スイッチに配線を繋げていきましょう。
・中スイッチのプラス
・下マイナス
それぞれ繋ぐ事ができればつなぎ方はOKです。
スイッチのプラスと電装品のプラスを繋げる
ここではスイッチのプラスと
電装品のプラスを繋げますが…
そのままでは配線の太さが異なるので安全につなげる必要があります。
※間違った太さでつなげると配線が燃える危険性があるため。
そのため細線と太線でつなげる場合には【接続コネクター3328】が最適です。
※接続コネクター3328は細線(0.2)~太線
(0.5)に対応できるパーツ。
接続コネクターの繋げ方がわからない方は、以下記事を一緒に参考にしてみてください。
電装品とスイッチのマイナスを繋げる
電装品のスイッチとマイナスを繋げていきましょう。
マイナスを繋げる方法は
・ボディアースに直接落とす
マイナスの配線を探して繋げる場合は、オーディオ裏の数ある中から配線を見つけて繋げるやり方です。
逆にボディアースに直接落とすやり方は、クワ型端子などを使い車体のアースに繋げてマイナスを確保する方法です。
今回はボディアースに直接落とすやり方までは同じですが…
スイッチと電装品側でマイナスが2つあるので、
今回は【アースポイント増設ターミナル】を使います。
名前の通りアースを増やす場合におすすめな商品。大元のマイナスをアースに落すことで最大で8つまで分岐して使う事ができます。
アースポイント増設ターミナルの詳しい使い方に関しては以下でまとめているので参考にしてみてください。
それぞれ電源とつなげる
後はそれぞれの電源を繋げていきましょう。
大元のマイナスはボディアースへ。
プラス側は
・ACC電源
・イルミ電源など
電源についてよくわからない方は、別記事で車の電源をまとめているので参考にしてみてください。
最後に作動確認をしてみよう
一通り配線を繋げる事が出来たら後は作動確認です。
スイッチのON/OFFで切り替えて
確認してみましょう。
スイッチOFF
まず電源が入っただけでは反応
しないのでLEDは光りません。
内蔵のLEDに関しても【常時点灯の配線方法】ではないので点灯する事はありません。
スイッチON
逆にスイッチのトグルを上(ON方向)に倒すと
電気が流れるのでLEDが反応して点灯します。
・ONに倒すと点灯
切り替えで点灯/消灯ができれば
作動確認は完了となります。
やり方を理解してこれからのカスタムに役立てよう
以上、ミサイルスイッチ×LEDを
組み合わせた取り付けの流れをお伝えしました。
平型端子を配線にかしめる
スイッチに配線を繋げる
スイッチのプラスと電装品のプラスを繋げる
電装品とスイッチのマイナスを繋げる
それぞれ電源とつなげる
・スイッチONで電装品が反応して点灯
ミサイルスイッチを使う事で、電装品の切り忘れを防ぐ事はもちろん。任意で電装品の切り替えとして役立てる事ができるので作業に応じて使い分けてみましょう。