ブースト計は飾りじゃないって聞いたけど本当なの?どうやって使うものなの?自分でも知っておきたいので詳細を教えてほしい
まずこの記事を書いた自分は
そもそもブースト計とは?どんなメーター?
『見た目がかっこいい』『つけてるだけでレーシーに見える。』
というように、近年では見た目重視のカスタム
として取り付けている方も多いブースト計。
車好きなら取り付けている人も多いと思うけど、それ以外に様々な効果が期待できるのって知ってた?
どんな効果が期待できるの?
詳しくはこれから紹介していくけど、まずはブースト計の役割から見ていこう!
ブースト計には、その時のアクセルの踏み具合(圧力)を針の動きで見る事ができる役割があります。
走行中にアクセルを踏み込む事で、どのくらい力が掛かっているのかがわかります。
もちろんブースト計によってはデジタル表記のものもあるので、取り付ける種類によっては両方で確認することもできます。
飾りだけじゃもったいない!知らないと損する【4つの効果】
ここまでがブースト計本来の役割ですが、
使い方次第では、4つの事を確認するきっかけを作る事も可能になります。
・アイドリングで圧抜けがわかる
・ブーストのかかりすぎを防止
・0.5病を把握できる
ブースト圧(過給圧)が数値でわかる
通常ターボ車では、アクセルを踏み込んでもブースト
圧(過給圧)を見る事ができません。
ですが、ブースト計を取り付ける事でアクセルを踏み込んだ時に、どのくらい過給圧がかかっているのかわかるようになります。
アイドリングで圧抜けがわかる
2つ目はアイドリングで圧抜けがわかる事です。
圧抜けとはその名の通り圧が抜けている事で、
排気漏れなどが当てはまります。
数値の見方は
正常な場合は、エンジンを始動した時にアイドリング
状態で₋5~₋7の間(負圧)を示す。
逆に圧漏れの場合は、アクセルを踏み込んでもブースト計が常に0を示します。
ブーストのかかりすぎを防止できる
3つ目はブーストのかかりすぎを防止できることです。
設定値以上のブーストがかかる場合の時に数値がわかるので、ブーストのかかり過ぎを防止できます。
ターボ車には、本来コンピューター制御により、『ここまでは大丈夫だろう』と壊れない程度の最大ブースト値が決まっています。
しかし、コンピューターの故障や故意にブースト値を上げてしまうと、設定値以上のブーストが掛かる事があります。
ブースト計はそんな時に役立つ機器ですね!
0.5病を把握できる
4つ目は0.5病を把握できることです。
何その変な名前の病気みたいの?
その名の通り0.5までしかかからない症状の事だね。
ある条件が重なる事が理由となりますが、アクセルをどんなに踏んでも0.5までしかかからなくなることがあります。
本来であれば目視の確認のしようがないわけですが…
ブースト計を取り付けることで、症状を把握することができるようになります。
ちなみに0.5秒の原因は主にタービン本体の故障や圧抜けが原因でなります。
症状だけではわかりずらいので、もし知りたい方は
ブースト計の取り付けは最適です。
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取り付けることで危険を回避できる!
では、取り付けない場合と比較した場合
どのくらい違いがあるのか?
以下の例文を元に比較してみましょう!
A.ブースト計を取り付けない場合
B.ブースト計を取り付けた場合
A.ブースト計を取り付けない場合
過給圧力を適切に把握しないまま走行を続ける事は、燃費の低下やウエストゲートバルブの故障などがあります。
燃費の低下
車の燃費はアクセルを踏む具合。つまりはどのくらい強く踏み込む時間が長いかで変わります。
よく人によって燃費に違いがあるのはそのせいですね。
アクセルの踏み具合に比例して燃料(ガソリン)を消費するので、結果燃費の悪化を招く結果になる訳ですね。
ウエストゲートバルブの故障
ウエストゲートバルブはターボ車の過給エンジンにおいて、※タービンを回す排気ガスの一部を分流させる事でタービンへの流入量を調節するバルブ機構です。
流体がもっているエネルギーを機械的動力に変換する回転式の原動機の総称。簡単に言えば機械的にエンジンのパワーを引き出すための部品。
ウエストゲートバルブが故障してしまうと、過給圧制御系統に異常が発生してエンジンや過給機が破損する恐れがあります。
踏み加減がわからずに踏み過ぎた場合に起きやすい症状ですね。
しかもブースト計がついていないので、数値がわからず壊れた事にも気づかない場合がります…
B.ブースト計を取り付けた場合
その逆に方法を知っていれば、
・ブーストのかかり過ぎを防ぐ事ができます。
結果としてエンジン保護や燃費の向上を計る事ができます。
ですのでブースト計は、自動車のブースト圧が知りたい方やエンジン保護・燃費の向上を計りたい方両方の方におすすめとなります。
ブースト計は飾り以外にもおすすめ!
以上、ターボ車に取り付けて意味ある4つの効果を解説しました。
2.アイドリングで圧抜けがわかる
3.ブーストのかかりすぎを防止できる
4.0.5病を把握できる
ブーストのかかり過ぎは、燃費の低下やタービン(過給機)の破損にもつながります。
取り付けは『見た目がかっこいいから』という理由でもいいですが…
車を長く乗る上で症状を知るためにも役立つので、
ぜひ取り付けて活用してみてください!
なお、当サイトではブースト計の取り付け方法も解説しているので参考にしてみてください。