【初心者向け】エーモン接続コネクターの仕組みと作業で役立つ2つの場面

接続コネクター
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電装品のカスタムが好きな人にとって一度は
聞いた事のある【接続コネクター】と呼ばれるパーツ。

名前くらいは聞いたことがあっても、実際のところ使ったことがないと仕組みやどんな場面で役立つのか知らない人も中にはいるでしょう。

過去私も使うまでは『いまいちよくわからん』と言った状態でした。

ですが、実際に使うようになってからその性能について知る事が出来ました。

使い方次第ではギボシ端子よりも便利なパーツなので、まずはどんなパーツなのか知った上で作業で役立てるといいでしょう。

この記事でわかる事
✅接続コネクターの仕組み
✅接続コネクターの種類
✅役立つ作業場面
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接続コネクターとはそもそもどんなパーツ?

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接続コネクターは、電源側の配線と電装品側の配線同士を接続するための部品です。

昔はギボシ端子が主流だったのに対して、接続コネクターが普及してからはギボシ端子よりも取り付けが簡単な事から初心者~玄人まで様々な人に重宝されています!

ギボシ端子でも慣れてくれば取り付けはさほど難しくはないのですが、端子部分に銅線を接触させて電工ペンチで挟み込んで…と手間な部分もあります。

ですが、接続コネクターの場合は奥まで差し込んでペンチなどで固定。この工程だけです。

また、取り付け方法もギボシ端子とは異なり、
接続コネクターなら【1分】もあれば接続できます。

その仕組みとしては、ペンチで挟み込むことで
配線に刃がめり込み通電するという流れ。

たとえるならエレクトロタップ(配線コネクター)をイメージするとわかりやすいです。

エレクトロタップって何ぞや?

エレクトロタップは配線に割り込ませて電気を取るパーツだね。

仕組みとしては、挟み込む事で
ペンチの圧でエレクトロタップが押され、

配線に切り込みが入ります。

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この切込みが入る事で電気が
伝達する事になります!

仕組みとしては接続コネクターも同じですね。

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ペンチで挟む⇒刃が配線にめり込んで電気が伝わる。

後はコネクター同士を繋げることで、
電気を流すことができます。

エーモンで取り扱ってる接続コネクターは3種類

続いてエーモンで取り扱っている
接続コネクターの種類です。

接続コネクターは配線同士を簡単に繋ぐ事ができる訳ですが、3つの種類で使い分ければ太さに対応したつなぎ方ができます。

そんな接続コネクターの種類は以下

・接続コネクター3328
・接続コネクター3330
・接続コネクター3331

エーモン接続コネクター(3328)

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1つ目はエーモン接続コネクター(3328)です。

接続コネクター(3328)は、電源側の配線と
電装品側の配線同士を接続するための部品の一つ。

その中で0.2~0.5sqまで対応しています。

接続コネクター3328の詳細は以下でまとめているので参考にしてみてください。

【接続コネクター(3328)】の使い方と作業で役立つ便利な活用法
この記事では、エーモン接続コネクター3328の使い方や活用法についてまとめています。

接続コネクター(3330)

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2つ目はエーモン接続コネクター(3330)です。

接続コネクター(3330)は、電源側の配線と
電装品側の配線同士を接続するための部品の一つ。

その中で0.5~0.75sqまで対応しています。

接続コネクター(3331)

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3つ目はエーモン接続コネクター(3331)です。

接続コネクター(3331)は、電源側の配線と
電装品側の配線同士を接続するための部品の一つ。

その中で0.5~0.75sqまで対応しています。

どんな場面で使用するもの?

ここからはどのような場面で使用するものなのかについても説明していきます。

一般的には

・オーディオ裏から電源を取る場合
・電装品の配線を分岐する場合

オーディオ裏から電源を取る場合

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まずオーディオ裏から電源を取る場合。

今までならギボシ端子を使って
取り付けると思いますが…

接続コネクターに切り替えることで、

・特殊工具を必要としない
・接触不良になりにくい

2つの面から使い分ける事が出来ます。

特に特殊工具を必要としない事。

一昔前であればギボシ端子と言うパーツを、電工ペンチでかしめて配線同士を繋げていました。

ですがかしめの工程が意外と面倒で、正しくかしめが出来ないと衝撃で配線が抜けたり。うまく接触せずに接触不良になる事もありました。

ですが、接続コネクターであれば初心者でも扱いやすいパーツなのでそのリスクも減らす事ができます。

電装品の配線を分岐する場合

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2つ目は電装品の配線を分岐する場合

電装品といえば配線が細いのが特徴。

電源側は太線(0.5)電装品側は細線(0.2)となるので、ギボシで無理に分岐した場合接触不良になりやすくなります。

ですが、接続コネクターに切り替えれば配線同士がしっかりつながるので、接触不良なくつなぐことができます。

このように使い方によって接続コネクターは便利なパーツなので、うまく使い分ける事でカスタムの幅は大きく広がります。

記事のまとめ

以上、エーモン接続コネクターの基本構造と
3種類の使い方を紹介しました。

今回の記事のおさらいです。

接続コネクターとはそもそもどんなパーツ?
接続コネクターは配線同士を繋げるもの

接続コネクターの基本構造としてはペンチで挟み込むことで配線に刃がめり込み通電する構造
エーモンで取り扱ってる接続コネクターは3種類
エーモン接続コネクター(3328)
接続コネクター(3330)
接続コネクター(3331)
どんな場面で使用するもの?
オーディオ裏から電源を取る場合
電装品の配線を分岐する場合

種類ごとに使い分けることで作業効率のupにもつながるので、今回の記事を参考に自分に合ったものを使ってみましょう。

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