0.2⇒0.5に変換する方法があるって聞くけど本当?実例を見てみたいんだけど…実際に自分で実践したいから手順を教えて
そんな悩みにお応えします。
まずこの記事を書いた自分は
✅作業にあたり配線を変換させる理由
✅0.2⇒0.5を接続する作業手順
✅作業後にやる事
この記事では、電装品のカスタムをする上で参考にしたい車の配線を0.2⇒0.5Sqに変換してLEDを点灯させる方法と手順について解説していきます。
細線と太線をつなぐ手順を事前に理解しておけば、実際に作業で使う場合にスムーズに取り付けることができます!
また、記事の前半では配線を変換させる理由も解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。
ちなみに、今回紹介する内容については以下の順番で確認していくとわかりやすいからおすすめです。
②【エーモン】で使われる細線・太線の違いとそれぞれの役立つ活用法 ≫
③【実体験】0.2〜0.5スケアに変換して細線と太線を接続する方法 ≫
④車の配線を0.2⇒0.5Sqに変換してLEDを点灯させる方法と手順👈いまここ
作業にあたり配線を変換させる理由
それでは実践をと行きたいところですが…まず初めに、配線を変換させる理由について簡単に説明します。
配線を変換させるっていうけど、そのままつなげるのはダメなの?
トラブル前提でつなげるならいいけど、おすすめできないね。
というのも、配線には必ず許容電流というものがあります。
許容電流は、〇〇までなら範囲内なので
電気が流れても大丈夫ですよ。という意味。
逆に許容電流を超えると、過電流と呼ばれる容量以上の電気が流れるので配線が燃える原因となります。
実際に画像を見るとわかりますが、配線が溶けているのがわかります。
↑こんな症状
配線が溶ける⇒症状悪化で燃える
何も知らずに取り付ける事で、
このように失敗する危険が高くなります。
配線が燃える危険があるならやろうとは思わないかな…
だから危険なリスクを減らすためにも、配線同士を変換させる必要がある訳だね。
配線同士を変換させるには、接続コネクターを
活用させるわけですが…
『何故接続コネクターが?』という方に。
別記事で詳しくまとめているので、
合わせて参考にしてみてください。
【実体験】0.2〜0.5スケアに変換して細線と太線を接続する方法 ≫
作業に必要なパーツ
続いて作業に入る前に必要な
ものを見ていきましょう。
実際に自分で実践する場合には
LEDの部分が変りますが、
それ以外のパーツは変わらないので参考にしてみてください。
配線コード(0.2)
1つ目は配線コード(0.2)Sqです。
細線と呼ばれるタイプの配線で、
LEDや多くの電装品などに使われるものです。
ちなみに、【エーモン配線コード(0.2sq)を電装品の取り付けに使った感想と他のサイズとの比較】ではメリット・デメリットについても解説しているので、合わせて参考にしてみてください。
配線コード(0.5)
2つ目は配線コード(0.5)Sqです。
太線と呼ばれるタイプの配線で、
後付けの配線に多く使われます。
接続コネクター(3328)
接続コネクター(3328)は、配線同士を
繋げることで電源の確保ができるものです。
接続コネクターの種類にはいくつかありますが、
3328は細線⇒太線に変換できるのが特徴です。
ちなみに、メリット・デメリットも知りたい場合は以下も参考にしてみてください。
【レビュー】接続コネクター(3328)を使った感想と気づいたデメリット ≫
LEDライト/5φ/青
点灯の為に使用するLEDライト/5φ/青です。
今回はあくまで点灯の目的として
使用したLEDなので、
実際に自分で取り付ける場合には作業に
合ったものを使いましょう。
ギボシ端子
エーモンギボシ端子は、電源を確保する際に
電源側のオスまたはメス端子と繋げることで
電気の伝達ができるパーツです。
一般的な使い方としては、
・電源を分岐する
端子を繋いでる間は繋げた電源で電気がながれ、
条件を満たした時のみ遮断する仕組みです。
ギボシ端子は、他にも【今すぐでも作業に役立つギボシ端子のおすすめランキングBEST3!】でおすすめを解説しているので参考にしてみてください。
電工ペンチ
電工ペンチは、電装部品を取り付ける際に
便利な道具です。
一般的な使用方法としては、
端子類のかしめがあります。
他に
②端子を圧着することが出来る
③被覆を剥く事ができる
3つの機能をそろえた計4つの機能を持ち合わせた工具です。
0.2⇒0.5を接続する作業手順
それでは準備が出来たら実際に
作業手順を確認してみましょう。
ギボシ端子をかしめる
まず初めにやる事はギボシ端子のかしめ作業です。
電工ペンチとギボシ端子を使い、画像のように
端子をかしめていきましょう。
かしめ方については、【【絶対失敗しない】初心者も簡単に出来るギボシ端子の正しいかしめかた】を参考にしてみましょう。
太線に接続コネクターを取り付ける
ギボシをかしめる事が出来たら、反対側の配線に
接続コネクターを取り付けていきましょう。
細線に接続コネクターを取り付ける
太線を接続出来たら、同じように
細線も繋げていきましょう。
細線と太線を接続する
接続コネクターの取り付けまで終わったら、
後は配線同士を繋げるのみです。
繋げる場合もお互いを逆向きに
することで簡単にセットできます。
接続コネクター自体の接続方法が知りたい人は、【エーモン接続コネクター(3種類)の接続(取り付け)方法と使用例!】と合わせて参考にしてみてね↓
作業終了後に確認すべき事
実際に点灯させてみよう
最後に変換して取り付けまでの作業が終わったら、実際に点灯までの確認をしてみましょう。
無事に点灯した場合は、ギボシやコネクターに誤りがないってことだね。
点灯しない場合は?
・LEDが壊れている
・配線が断線している
どちらかだね。
点灯しない場合には2つの事を確認しよう
新品で揃えた場合には可能性が低いですが、
LEDが壊れている場合があります。
中古で入手した場合はどのくらい使用したかによって寿命が変るので、LEDが点灯しない場合があります。
また、よくある配線の断線と
いう可能性もあります。
断線は途中で電気の流れが止まる事を意味します。
たとえば、ギボシのかしめをした際に
端子と銅線が接触しない。
こんな症状になっていると、端子をつないで電気が流れても途中で遮断される結果になります。
結果、LEDが点灯しないとなります。
そのため、実際に自分でやる際には正しい知識を付けて実践すると安全に作業ができます。
実例を参考にこれからの作業に役立てよう!
以上、配線を0.2⇒0.5Sqに変換して
LEDを点灯させる方法を紹介しました。
今回の記事のおさらいです。
太線に接続コネクターを取り付ける
細線に接続コネクターを取り付ける
細線と太線を接続する
点灯しない場合には2つの事を確認しよう
本来なら許容電流を超えると、過電流と呼ばれる
容量以上の電気が流れるので配線が燃える原因となります。
ですが接続コネクターとの組み合わせにより、変換ができるので配線が燃えることは一切なくなります。
正しい知識を付けることで
これからのカスタムにも役立つので、
ぜひ今回の記事を参考にこれからに役立ててみてください。
今回紹介したパーツについては、以下からも確認できるよ。
- 配線コード(0.2) …細線対応の配線
- 配線コード(0.5)…太線対応の外線
- 接続コネクター(3328)…配線サイズが変換できるパーツ
- LEDライト/5φ/青…様々な場面で活用できるLED
- ギボシ端子…電源側のオスまたはメス端子と繋げることで電気の伝達ができる
- 電工ペンチ…端子類のかしめに役立つ専用工具