クラッチスタート解除スイッチとキャンセラーの違いが知りたいんだけど。何が違うの?選ぶならどっちがいいの?
以上のような疑問にお答えします。
✅どちらがおすすめなのか知りたい
この記事では、MT車に乗る上で知っておきたい。クラッチスタート解除スイッチとキャンセラーの違いについてご紹介します。
2つの違いを事前に知っておけば、知識として覚えておくことも出来ますし、実際にクラッチを踏まずにエンジンスタートをしたい場合に役立てることが出来ます。
これから先少しでもエンジンスタートを楽にしたい方は、ぜひ覚えてみてください。
クラッチスタート解除スイッチとキャンセラーの違い
それでは早速ですが、クラッチスタート解除
スイッチとキャンセラーの違いについて見ていきましょう。
キャンセラーはクラッチを解除するのが目的
まずキャンセラーについて。
キャンセラーはクラッチスタートを
解除するのが目的。
繋がった配線の途中を断線させることで、クラッチを踏まずにエンジンスタートができるようになります。
スイッチは自分で調整ができる
逆にスイッチは自分で調整ができます。
たとえばクラッチを踏んでエンジンがかかるようにしたい場合は、片側にスイッチを倒した状態で。
クラッチを踏まずにエンジンをかけたいならもう一方に倒せばいいだけです。
一見すると面倒ではありますか、やり方次第ではスイッチの調整でエンジンがかけられないようにもできるので、
盗難防止としても役立ちます。
スイッチ・キャンセラーのメリット・デメリット
続いてスイッチ・キャンセラーのメリット
デメリットについて。
使いやすいパーツなのかを知る為にも、
参考として覚えておきましょう。
キャンセラーのメリット・デメリット
メリット | |
① | クラッチを踏まずにエンジンスタートできる |
② | 配線加工が簡単 |
③ | 初心者でもやりやすい |
デメリット | |
① | クラッチを踏んでのエンジンスタートができない |
② | 自分のタイミングで調整ができない |
キャンセラーの場合は加工が簡単な半面で、クラッチを踏んでのエンジンスタートが出来無くなります。
その結果としてエンジンさえかかれば誰でも乗れるようになります。
エンジンスタートが簡単になる=鍵を盗まれたら簡単に盗難されやすくなります。
スイッチのメリット・デメリット
メリット | |
① | クラッチを踏まずにエンジンスタートできる |
② | 自分のタイミングで調整ができる |
③ | スイッチ次第でエンジンがかからないようにできる |
デメリット | |
① | 慣れてないと加工が少し手間 |
② | スイッチを別途で用意する必要がある |
逆にスイッチの場合は、加工が少々手間ではありますが…
使い方次第でエンジン自体をかけられなくできるので、スイッチを見えにくい箇所に取り付けておけば仮に鍵を盗まれてもエンジンスタートが出来なくできます。
とはいえ、仕組みを知られればあまり意味は無いので、ひとつの防止手段として取り付けるのがいいですね。
2つで選ぶならどちらがおすすめ?
以上がそれぞれのメリット・デメリットになりますが、それを踏まえて2 つで選ぶならどちらがおすすめなのかについて以下でご紹介します。
クラッチ踏まずにエンジンかかればいいだけならキャンセラー
まずクラッチ踏まずにエンジンかかればいいだけならキャンセラーがおすすめです。
スイッチを繋げるまでの手間が要らないため、初心者でも比較的簡単に繋げることが出来ます。
切り替えができるようにしたいならスイッチ
逆に切り替えができるようにしたいなら
スイッチ一択です。
スイッチにする魅力は、なんと言っても条件次第でエンジンが簡単にかからないようにできること。
クラッチを踏んでもエンジンがかからないようにもできることで、簡単な盗難防止として役立ちます。
今の時代車の盗難なども少なくないので、一時しのぎではありますが、やっておいても損は無いでしょう。
それぞれおすすめのパーツ
最後にそれぞれおすすめのパーツについて。
市販品で選ぶなら以下がおすすめです。
クラッチスタートキャンセラー
クラッチスタートキャンセラーとして選ぶなら配線とカプラーの加工がなされているもの。
クラッチ側のカプラーは断線状態。車体側のカプラーにはキャンセラーのカプラーと繋げるだけで簡単にスタートできるようになります。
ただ、この手のタイプだとカプラーの形状が合わない場合があるので、車にあったカプラーを自分で買ってきて加工するという手もあります。
スイッチに使うならクラッチスタートキャンセラー ハーネス
もうひとつはクラッチスタートキャンセラー
ハーネスです。
クラッチスタートキャンセラーハーネスは、
カプラーと端子が既に加工されたもの。
クラッチのカプラーとハーネス側のカプラーを繋げる。
もう片方の平型端子は別売りの
スイッチに差し込むだけ。
たったこれだけの作業でクラッチを踏まずに
エンジンスタートができるようになります。
キャンセラーもスイッチもクラッチを踏まないという点では同じなので、自分に合った方で活用するといいでしょう。
自分に合ったパーツを選んでエンジンスタートを快適にしてみましょう。
以上、クラッチスタート解除スイッチとキャンセラーの違いについてご紹介しました。
今回の記事のおさらいです。
・スイッチは自分で調整ができる
・クラッチを踏まずにエンジンスタートできる
・配線加工が簡単
・初心者でもやりやすい
デメリット
・クラッチを踏んでのエンジンスタートができない
・自分のタイミングで調整ができない
・クラッチを踏まずにエンジンスタートできる
・自分のタイミングで調整ができる
・スイッチ次第でエンジンがかからないようにできる
デメリット
・慣れてないと加工が少し手間
・スイッチを別途で用意する必要がある
・切り替えができるようにしたいならスイッチ
クラッチを踏まずにエンジンをかけるという面ではどちらも同じなので、自分に合ったパーツを選んで今後のエンジンスタートを快適にしてみましょう。
別記事では自作する方法も紹介しているから参考にしてみてね。