ドアカーテシ線について知りたいんだけど。どういった配線なのかな。カスタムで使う場合はどんなことに使えるんだろ。
このような事をたまに聞くことがあります。
一般的にドアカーテシ線と言えば名前の
通りドアに関連する配線の事。
主にカスタムをする際に役立てることがでますが…
正直活用した事がないとどんな時に使えるのかわかりませんよね。
そこでこの記事では、ドアカーテシ線とはどういった仕組みの配線なのか。カスタムに役立てるにはどういった使い方ができるのかなど。詳しくお伝えしていきます。
ドアカーテシ線はドアの開閉に連動した線
まず初めはドアカーテシ線について。
ドアカーテシ線について聞きたいんだけど。どんな線なの?
カーテシ線はドアの開閉に連動した配線のことだね。
カーテシ線の仕組みとしては
・ドアを閉めると途中の接点が遮断されて電装品がOFF状態となります。
この時の配線はただプラスとマイナスが
繋がっている訳ではなく…
条件を満たした場合にのみ反応する配線となっています。
それがマイナスコントロール線です。
マイナスコントロールはマイナス側で
電装部品をコントロール(制御)する事を言います。
確かにマイナスってついてるから間違いそうだよね。
実際に初めて聞いた時はマイナスと勘違いしてたからね。
遮断されてしまえばマイナスである事に代わりありませんが…
マイナスはあくまでボディアースした時に反応する電源。
マイナスコントロールはボディアース
した状態ではただのマイナス。
しかし条件を満たして切り替わった時に
別の電気となります。
つまり、上記で述べた通り故意に切り替えができるマイナスのスイッチと覚えておくといいでしょう。
ただしカーテシ線ならどれでもいい訳では無い
ただし一括りにカーテシ線といっても、
いくつか種類があるのでつなげる場合は注意が必要です。
というのもカーテシ線には以下2つの配線があります。
・マイナス線
マイナスは名前の通りマイナス線。
マイナスコントロール線は先にも言った
ように条件に応じて切り替わる線の事。
つまりはカーテシ線を見つけても配線が2本あるため、適当につなげるとただのマイナス線になる場合があるという訳です。
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カーテシ線からマイナスコントロール線を見極める必要がある
そのため、もしカーテシ線を使う場合には事前に
マイナスコントロール線を見極めたうえで使いましょう。
とはいってもどうやって見極めればいいの?
わかりやすいのは検電テスターを活用する事だね。
ドアカーテシのカプラーに検電テスターを差し
込んだ状態でポッチのスイッチで動作確認をします。
仕組みとしては
・離すとただのマイナスになる
なので、ポッチを押した状態で検電テスターが
光ればその線がマイナスコントロール線となります。
逆に反応がない場合はただのマイナスです。
ドアカーテシ線はこう使うとおすすめです
最後はドアカーテシ線のおすすめな活用法について。
もしこれから使ってみたい方は以下の活用が最適です。
・連動させて足元照明に
まずは後付けのカーテシランプの代わりとしてです。
純正でついていれば必要ありませんが…
標準装備でついていない場合。
特に一昔前の車。
一昔前の車ではカーテシランプはOP設定の場合が多いので、ない場合には後付けで取り付ける事で代わりとできます。
またLEDに連動させて足元照明にするのもおすすめです。
足元照明はドアを開けた際にLEDが点灯する仕組みです。
足元にLEDを設置しておけば、ドアを
開けた際に足元を照らしてくれます。
足元を照らすことで夜間でも
乗り降りの際が安心してできます。
一部ですがこのように使い方次第でカスタムの
幅が広がるので、うまく組み合わせるといいでしょう。
カーテシ線の基本を理解して作業に役立てよう
以上、ドアカーテシ線についてご紹介しました。
今回の記事のおさらいです。
連動させて足元照明に
記事でもわかる通り、カーテシ線はドアの開閉に連動して反応する配線です。
・ドアを閉めると電気が遮断される
使い方次第でドア連動ができるので、うまく
組み合わせてカスタムに役立ててみましょう。
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