オーバーヒート・オーバークールの違いが知りたいんだけど。何が違うの?それぞれの対処方法は?
このような悩みはありませんか?
通常オーバーヒート・オーバークールと言えば、温度に関係するトラブル。
詳しい人なら○○かとすぐに答えは出ますが、知識に疎ければ実際何が違ってくるの?と疑問に思いますよね。
今回の記事では、そんな人向けに
✅それぞれの原因
✅実践で使える対処方法
順を追ってそれぞれ解説していきます。
記事を最後まで読む事で、知識を得ることはもちろん。
これから先トラブルが起きた際に、症状を見極めて正しい対処ができるようになります。
なので、まずは何が違うのかという事から学んでみましょう。
オーバーヒート・オーバークールの違い
まず初めにオーバーヒート・オーバークールの違いについてご紹介します。
結論を先に言えば2つの違いは温度変化による症状です。
・オーバークールは冷えすぎるとなる
それぞれに違いがあります。
それぞれの原因について
続いてそれぞれの原因について。
オーバーヒートは温度が上がりすぎる事が原因
オーバーヒートは温度が上がりすぎる事が原因でなります。
主に
・オイル系統が原因の場合
・負荷をかけた走行が原因の場合
3つが関係します。
中でもよくあるのはオイルや冷却水の
交換を怠った事で起こる温度上昇。
距離と共に冷却効果が低下して、温度上昇を抑えられなくなった結果となります。
オーバークールは水温が異常に低くなる事が原因
逆にオーバークールは水温が異常に低くなる事が原因です。
主に
・開弁温度の低いものを組み込んだものを使用
2つが関係しています。
サーモスタットは温度変化によって弁の開閉をするパーツ。開いたまま=冷やすなので、常に冷却された状態になります。
開弁温度の低いものを組み込んだものを使用した場合も似たようなもので、純正よりも早く開いて冷却できるという物。
夏場であれば冷却効果を期待できますが…
冬場はただでさえ温まりにくいので、弁が早く開くと温度調整ができなくなります。
その結果がオーバークールという訳です。
それぞれ実践できる内容
最後は実践できる内容について。
原因を理解出来たら後は実践をするだけです。
オーバーヒートは冷却水やオイルを交換する
オーバーヒートによくあるのは、
・エンジンオイルの無交換です。
冷却水やオイルにはエンジン内部の熱を冷ます効果があるので、交換時期で交換をすることで熱対策ができます。
逆に、無交換のまま交換せずに走行を続けると、
冷却効果が切れて熱を抑えられなくなります。
そのため、対策としては冷却水やエンジンオイルを交換時期で交換する事です。
オーバークールはサーモスタットを時期で交換する
オーバークールによくあるのはサーモスタットの故障です。
サーモスタットは温度変化によって弁を開く。
閉じるで調整をするパーツ。
・冷えすぎると閉じて温める
本来は上記の性能を持つパーツです。
ですが、2つのうちサーモが開いたままになる事でエンジン内部が冷えすぎてオーバークールとなります。
そのため、対策としてサーモスタットを時期で交換する事で対処ができます。
このようにオーバークール・オーバーヒートによって正しい対策があるので、その時に合った方法で実践してみましょう。
オーバーヒート・オーバークールの違いを理解して正しい対処を心がけよう!
以上、【オーバーヒート・オーバークール】の違いとそれぞれ実践できる対策をご紹介しました。
今回の記事のおさらいです。
オーバークールは水温が異常に低くなる事が原因
オーバークールはサーモスタットを時期で交換する
オーバーヒート・オーバークールは季節によってなりやすい症状なので、普段からのメンテナンスを心がけて突然のトラブルを防止しましょう。