アドバンスコントロールユニットの電源について知りたいんだけど。どうやればいい?
以上のような疑問にお答えします。
✅自分で取り付けができるようになりたい
なるので、参考として覚えておきましょう。
ちなみに、今回の内容は以下の順で読むとおすすめです。
デフィシリーズの電源は基本コントロールユニットから使うべし!
【Defi-Link ADVANCEコントロールユニット】は、ADVANCEシリーズのメーターやディスプレイを作動させるための専用ユニットです。
本来のメーターなら1つにつき1つ電源があり、取り付ける毎に電源を繋げる事になります。
ですが、ADVANCEコントロールユニット
の場合は少し構造が違います。
最大で7種類のメーターが取り付け可能になっていて、
・電源配線はADVANCEコントロールユニットからとります。
簡単に言えば、メーター側はコントロールユニットに繋げるだけです。
詳しくは以下記事を参考にしてみましょう。
それぞれの電源のとり方
続いてそれぞれの電源のとり方について。
それぞれの電源のとり方は、
以下のようになります。
①スイッチユニット
スイッチユニットは電源を特にとる必要はありません。
なので①に差し込むだけで済みます。
②~➇メーターハーネス
② | 車速・エンジン回転数信号センサーハーネス |
③ | 排気温度センサーハーネス |
④ | 水温センサーハーネス |
⑤ | 油温センサーハーネス |
⑥ | 燃圧センサーハーネス |
⑦ | 油圧センサーハーネス |
⑧ | ターボ/ インマニセンサーハーネス |
②車速・エンジン回転数信号センサーハーネス
車速・エンジン回転数信。つまりは
パルス信号と呼ばれるものですね。
タコメーターに関係のあるハーネスです。
タコメーターを取る際に、パルス信号と呼ばれる信号を読み取り針を作動させるため、繋がないとタコメーターは動きません。
車速信号は基本ECU(車のコンピューター)からとりますが…
車種によって色が違うので確認しながら
探す必要があります。
ハーネスが見つかればギボシなどを
使用し繋ぐだけです。
その後は青に差し込みます。
③排気温度センサーハーネス
排気温度センサーは、排気温度を
取る際に必要な物ですね。
O2センサーもしくはフロントパイプからとった
センサーを、排気温度センサーハーネスと繋げます。
繋げた後は本体の黒に差し込みます。
④水温センサーハーネス
アタッチメントなどを使用して取り付けた
センサーと連結して取り付けます。
水温センサーを取る事ができれば
カプラーONなので簡単ですね。
ピンクの位置に差し込みます。
⑤油温センサーハーネス
油温センサーハーネスは、油温計の
センサーと連結します。
油温計はオイルの温度を検知して
表示するメーターです。
差し込み位置は赤ですね。
⑥燃圧センサーハーネス
燃圧センサーハーネスは、燃圧計の
センサーと連結します。
燃圧センサーは、燃料の圧力を
感知するためのセンサーです。
どのくらいの圧力で燃料が
送られているのかがわかります。
差し込む位置は隣の赤になります。
⑦油圧センサーハーネス
油圧センサーは、エンジンが回転しているときに内部を
循環する潤滑油の圧力を測定するものです。
簡単に言えばオイルがどのくらいの力で
循環しているのかをみるメーターですね。
圧力のかかり具合で早めの対処ができるので、
エンジンの焼き付きを未然に防ぐ事にも繋がります。
差し込み位置は黒になります。
➇ターボ/ インマニセンサーハーネス
ターボやインマニのハーネスの
差し込み位置(水色)ですね。
ターボ(ブースト計)はブーストのかかり具合。
インマニはNAエンジン車用の、吸気マニホールド内の圧力を計るメーターです。
どちらもどのくらいの圧力がかかるの
かを見るメーターですね。
電源ハーネス⑨
⑨はメーターやコントロールユニットを
作動させるための電源です。
・白=ACC(アクセサリー電源)
・オレンジ=イルミ電源
・黒=マイナス
電源の探し方がわからない方は以下を参考にしてみてください。
ACC(アクセサリー)電源の3つの取り方とテスターを使った電源の探し方!
【初心者向け】イルミ(スモール)電源を取る方法と電源の探し方!
初心者向け!クルマからアース(ボディアース)を取る方法と探し方!
⑩~⑪ メーターハーネス
⑩のメーターハーネスは、メーター本体の電源と
連動するために差し込みます。
⑪は、アドバンスZDなどディスプレイメーター
を取り付ける際に使用します。
どちらも特に電源を新たに
取る必要はありません。
使い方次第でメーターの取り付けが簡単に!
このように、【Defi-Link ADVANCEコントロールユニット】は、
・取り付けるたびに電源を取る必要がない
・2つ以降はメーター同士を繋げるだけで済む
といった事が可能です。
値段はそれほど安くないので強制はできませんが…
使い方次第ではメーターの取り付けが簡単になるので、その都度の手間を避けたい方には使いやすいのでおすすめできます。