
アクセサリー電源を取る方法があるって聞くけど本当なの?実際にどうやって取る電源なの?自分でも知っておきたいので詳細を教えてほしい
こういった疑問にお答えします。
この記事を読めば、どうやってACC電源を取るのかがわかります。合わせて電源の探し方も紹介しているので真似するだけでOKです。
✅ACC電源が取れる箇所
✅ACC電源の取り方
ACC電源の取り方がわかれば、初心者でも実践できますし、電装品のカスタムに活用させるきっかけになります。
私はもともと知識がなく、車を整備すること自体苦手でしたが、基礎から知る事で今では知識の幅を広げて様々なカスタムに役立てています。
ちなみに、ACC電源がよくわからない人は、【【初心者必見】車のACC電源の点灯タイミングと使える電装品の種類】を参考にしてみてください。


よくある『整備士や豊富な知識がないとできないんでしょ?』という事はないので安心してね。
なのでサクっと記事を読んで、その後は手順を理解して、少しずつ実践の幅を広げていきましょう。
ACC(アクセサリー)電源がとれる場所
この記事にたどり着いた人は、ACC電源について
なんとなく理解できてる方が多いことでしょう。
ただ、そうなってくると次に気になるのは
電源の取り方や探し方です。
特に自分でカスタムをしたい人にとっては、
是非とも覚えておきたい内容となります。

今回は、そんなACC電源について整備士として培った知識を元に紹介していきます。
まずACC電源の取れる場所。
②シガーソケット裏
③ヒューズボックス
③つの電源からとる事が出来ます。
①ナビ/オーディオ裏
①つ目はナビ/オーディオ裏です。
ナビ/オーディオ裏は、オーディオ電源
とも呼ばれる場所ですね。
オーディオ電源には様々な電源が流れており、
・常時電源
・ACC電源
・イルミ電源
③つの電源を取る事ができます。
基本的にはほとんどの電源が集中している事から、
DIYで電装品を取り付ける方なら
誰もが使う定番の位置ですね!
後付けのオーディオ線が接続してあれば
表記と一緒に色分けされているので、
どれがACC電源なのかもすぐにわかります。
初心者の方にも見つけやすい電源場所ですね。
ちなみに、他の電源については【常時電源・ACC電源・イルミ電源の詳細をまとめた記事】でまとめているので参考にしてみてください。
まとめ!-1-160x90.png)
②シガーソケット裏
②つ目はシガーソケット裏ですね。
シガーソケットも、キーをACCまで流した
際に電気が流れるのでACC電源がとれます。
裏側に回ると2つの端子が
つながっているのが電源です。
片方がマイナス(アース)線。
もう片方がプラス線となっているので、
配線との間につなげることで
ACC電源の確保が出来ます。
ただしそのままでは電源がとれないので、
ギボシなどを使って分岐
する必要があります。
たとえば、私がもしシガーソケットから
分岐するとなれば、
・配線コネクター
・分岐ギボシ端子
いずれかを使います。
配線コネクター
配線コネクターは、電源側の配線に挟み込んで
電気を確保するというものです。
取り付けも簡単にできるので、
初心者でも取り付けが出来ます。
ただし種類によってサイズが変わるので、
事前に把握しておく必要があります。
分岐ギボシ端子
もう1つは分岐になっている
ギボシ端子を使うことです。
ダブルギボシ端子を使用することで、
分岐が1つ増えるのでそのまま増設が可能です。
③ヒューズボックス
③つめはヒューズボックスからとる事です。
別売りのヒューズ電源と組み合わせる事で
簡単に電源を取ることができます。
この方法は差し替えるだけなので、
初心者の方でも簡単に電源をとれます。
電源の取り出しに慣れていない方は、
ヒューズボックスからとる事がおすすめです!
ACC電源の探し方
続いて電源の探し方について
見ていきましょう!
と言っても難しく考える
必要はありません。
基本的には検電テスターと呼ばれる
道具を使用する事で電源を
探す事ができます。
では検電テスターを使い、
・ヒューズボックスから探す方法
2つの方法をそれぞれ見ていきましょう。
配線から電源を探す方法
配線から電源を探す場合、
キーはACCにしたままで
ギボシの金属部分に検電テスターを押し当て電源を確認します。
ACCの位置でテスターをあてた際に、テスターに内蔵されているLEDが点灯します。
LEDが点灯した場合、その電源がACC電源
と言う事になります。
手順1.オーディオを外す
まず、車体からオーディオを取り外しましょう。
オーディオ自体はネジ4か所で
止められている場合が多いので、
簡単に取り外せます。
ACC電源を探す
オーディオを外すことが出来たら、
配線を見つける工程に移ります。
ACC電源の基本は
・プッシュスイッチを一度押した時
いずれかの条件で電気が流れます。
なので、検電テスターを充てた状態で
電気の流れを確認してみましょう。
検電テスターを当てて電気の流れを確認する
ACC電源は上記でも言ったように、
そのままでは電気は流れない。
電気が流れないとテスターは反応しない。
逆にACCにキーを合わせると電気が流れる。
結果としてテスターが赤に点灯。

赤く光れば電気が流れている事を意味しているよ。
実際に電装品を点灯させてみよう
電気の流れまで確認が出来たら、
実際に電装品を点灯させてみましょう。
今回は仮点灯という名目なので、実際に使う場合は自分に合ったものを選びます。
・ACCがOFFの状態では点灯しない
条件によって点灯と消灯ができれば、
ACC電源であるとなります。
一見すると難しそうに思われますが、
検電テスターを活用すれば電源確保も簡単です。
ヒューズボックスから探す方法
ヒューズボックスから電源を探す場合、
数字の横にある金属部分に押し当てる事で
電源を確認できます。
ACC電源の場合、10Aのヒューズが
当てはまります。
キーをACCにひねった状態で、テスターを
押し当てLEDが点灯すれば
ACC電源となります。
画像で簡単に説明すると以下の手順ですね。
ヒューズボックスからACC電源のヒューズを探す
まず、ヒューズボックスから目的のヒューズを探しましょう。
やり方は簡単で、キーをACCに合わせた状態で
検電テスターを当て光った箇所がACCです。
画像で言えば10Aのヒューズですね。
ヒューズと差し替えて点灯を確認
後はヒューズ電源と差し替えるだけで電源の確保ができます。
この方法は1分かからず出来るので、
電気系が苦手な方にはおすすめです。
今回は簡単な説明となりますが、さらに詳しく知りたい方は【エーモンヒューズ電源を使ってヒューズボックスから10Aの電源を取る方法!】と合わせて参考にしてみてください。

私がおすすめするACC電源が取れる方法!
最後に、ACC電源を取るのが
苦手という方のために、
簡単な取り方を紹介します。
エレクトロタップを使う
1つ目はエレクトロタップを使用する事です。
エレクトロタップは繋ぎたい配線
(ここではイルミ電源)に繋ぐことで、
簡単に電源を取る事が出来ます。
挟み込むだけで簡単に電源が取れる事から、
初心者の方にも取りやすい方法と言えます!
ただ、取り付けるにあたって
注意点もあるので、
失敗したくない方は以下記事を
先に読んでいただくとわかりやすいです!
接続コネクターを使う
2つ目は接続コネクターを使用する事です。
接続コネクターは、コネクター同士をくっつける事で
電源が取れるものです。
ギボシ端子のように、電工ペンチなどの
専用工具が必要ないので誰でも取り付け簡単です!
ただ、取り付けるにあたって
注意点もあるので、
失敗したくない方は以下記事を
先に読んでいただくとわかりやすいです!
ヒューズ電源
3つ目はヒューズ電源です。
ACC電源を取る場合は、
10A(赤)からとります。
電源が取れる場所でも簡単に
紹介しましたが、
ヒューズと取り換える事で簡単に
電源が取れるというものです。
接触不良やショートの心配もないので、
配線側からとるのが苦手な方にはおすすめです!
ACC電源が取れるパーツについては、【【初心者向け】ACC電源の確保に役立つおすすめパーツBest5!】でまとめているので参考にしてみてください。

ACC電源がわかれば取り付けられる電装品の幅も広がる!
以上、ACC電源の3つの取り方とテスターを使った電源の探し方を紹介しました。
今回の記事を最後まで読むとわかる通り、テスター(検電)を使えば以下3つから取る事ができます。
・シガーソケット
・ヒューズボックス裏
ACC(アクセサリー)電源は、
キーをACCに回す事で電気が流れる。
キーをOFFにする事で電気が
遮断される事から、
電装品の電源としてよく使われる電源です。
どの車両でもこの方法は活用できるので、
興味のある方は是非DIYで挑戦してみてください!
ACC電源の関連記事
≫車のACC電源・IG電源2つの違いとそれぞれ使用できる電装品の例
≫【実例あり】GDB(G型)のナビ裏からACC電源を取る方法と手順