圧着端子ってどんなパーツ?電源確保に使えるって聞くけど本当?詳しく知りたいから詳細を教えてよ。
こういった疑問にお答えします。
✅圧着端子の基本構造が知りたい
✅圧着端子の種類が知りたい
✅圧着端子の使い方が知りたい
この記事では、圧着端子を使う上で知っておきたい。圧着端子の基本構造についてご紹介します。
どんなパーツなのかを事前に知っておけば、知識として覚えておく事も出来ますし、作業で実際に使えるパーツなのか把握する事も出来ます。
また、記事の後半では車で使える圧着端子についてもご紹介しているので参考にしてみてください。
ちなみに、今回の内容は以下の順で読むとおすすめです。
②圧着端子・ギボシ端子の違いと作業毎に役立つそれぞれの便利な活用法 ≫
圧着端子とは?どんなパーツ?
電気線や配線コードをつなげるパーツ
電気線や配線コードなど。特定の配線どうしを繋ぎ合わせるパーツです。
はんだ付けが必要ないことから、電装部品を
取り付ける際に便利な部品です。
オス・メスなどの極性はありませんが、
簡単に電源分岐に役立ちます。
どうやって使うもの?
使い方については、配線コード同士を導線をむき出し状態のまま圧着端子の筒に差し込み圧着します。
種類によっては
・0.3⇒1.25sq
など。
左右で異なる配線同士でも簡単に圧着
することが出来ます。
この工程により、プラス線もしくはボディ
アースを分岐する事が出来ます!
ただし、1度圧着すると取り外しが出来ないので注意しようね。
エーモンで使われる圧着端子の種類
続いてエーモンで使われる圧着端子の種類です。
圧着端子には
・圧着端子3326
・圧着端子3340
・圧着端子3341
4種類があります。
圧着端子3325
・使用可能電力:
DC12V車45W以下
DC24V車90W以下
・適合コードサイズ:
0.12〜0.3sq相当(AWG26~22)
・材質:
端子/銅(スズメッキ)
絶縁カバー/PP
3325は細線に特化した圧着端子です。
太線には使えないので注意しましょう。
圧着端子3326
・使用可能電力:
DC12V車140W以下
DC24V車280W以下
・適合コードサイズ:AV(S)0.25〜1.25sq
・材質:
端子/銅(スズメッキ)
収縮チューブ/難燃性ポリオレフィン
3326は細線⇒太線に変えることが
できる端子です。
おすすめはオーディオ裏から電源をとる場合。0.3⇒0.5sqに変換。
圧着端子3340
・使用可能電力:
DC12V車140W以下
DC24V車280W以下
・適合コードサイズ:AV(S)0.3〜1.25sq
3326同様に細線⇒太線に変えることが
できる端子です。
違いは0.2〜なのか0.3〜なのかの違いです。
圧着端子3341
・使用可能電力:
DC12V車200W以下
DC24V車400W以下
・適合コードサイズ:AV(S)1.25〜2sq
3341は太線に特化した圧着端子です。
1.25〜2sqということで、エンジンルーム
などの特定の場所で役立ちます。
車で使える圧着端子
最後、車で使える圧着端子の種類です。
種類があるけど、どれがいいんだろ?
使い分けたいなら、圧着端子3340や3341がおすすめだね。
異形サイズで圧着するなら【3340】が最適
まずは、細線から太線まで幅広く圧着したい
場合は3340がおすすめです。
圧着端子3340の特徴は、0.3〜1.25sqまで
使えること。
・細い配線もつなぎたい
こんな方に最適です。
太線に限定して圧着するなら【3341】が最適
また、圧着端子には太線限定のものもあります。
太線自体は車ではあまり使いませんが…
1.25〜2sqまで使えるので、エンジンルームなどで太線に特化して使う場合に最適と言えます。
このように仕組みを理解した上で使い分けることができれば、圧着端子は使いやすいパーツと言えます。
とにかくはんだ付けはしたくないけど、配線が抜けないように固定させたい人におすすめだね。
基本を理解して圧着端子を正しく使おう!
エーモン圧着端子の基本構造と作業で使える端子の種類について解説しました!
今回の記事の内容をまとめると以下のとおりです。
圧着端子3326
圧着端子3340
圧着端子3341
以上のことを知識として覚え、是非充実した
カーライフを送っていただけたら幸いです。
圧着端子の基本を理解して作業に
役立ててみましょう!