・車検証を紛失してしまった
・盗難にあった
・どうすればいいんだろう
このような疑問をたまに耳にする事があります。
車検証と言えば、基本的に車内に
保管されている書類のひとつ。
ということで所持していれば
問題はありませんが…
紛失や盗難などによって無くしてしまった
場合、違反になるので早めの再発行が必要です。
この記事で分かること
✅再発行に必要になる書類
✅再発行の流れ
車検証を紛失した場合は早めの再発行が必要
まず車検証を紛失した場合には、
再発行を早めすることをおすすめします。
その理由としては
・道交法違反になる
2つの事が関係してきます。
手続きができなくなることに関しては、
・任意保険会社を変更する時
特に上記2つの場合にないと困ります。
自動車保険の加入時は、記載内容を確認する
関係で車検証が必要となります。
中には必要ない会社もありますが、基本的には記載内容の確認が必要になる為、車検証は必要不可欠となります。
また、任意保険会社を変更する時に関しても…
同じように車検証の情報が必要となるので、
ないと変更ができなくなります。
後はここからが重要になりますが、
道交法違反になるというのが一番大きいですね!
内容は以下の通り
自動車は、自動車検査証を備え付け、かつ、国土交通省令で定めるところにより検査標章を表示しなければ、運行の用に供してはならない。
道路運送車両法 第66条第1項
加えて自動車検査証を紛失した状態で走行した場合、道路交通法第109条に該当するので…
50万円以下の罰金となります。
自動車保険の加入時・任意保険会社を変更する時に必要となるだけでなく、紛失した状態で走行する事で罰金が発生してしまうので、紛失した時点で早めの再発行が重要となります。
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再発行に必要な書類
続いて再発行に必要な書類について見ていきましょう。
車検証の再発行にはいくつか書類が
必要となるので、この機会に覚えておきましょう。
理由書
手数料納付書(検査登録印紙)
その他必要な物(人によって必要)
①申請者の本人確認ができるもの
②委任状
申請書
1つ目は申請書です。
申請書(第3号様式)は車検証の再発行を
する場合に必要な書類になります。
正式名称はOCR申請書第3号様式。
運輸支局もしくは軽自動車協会のコンピューターに申請書の内容を読み込むことで、車検証が発行される流れです。
理由書
2つ目は理由書です。
主に
・検査証の紛失・盗難
・軽自動車届出済証の紛失・盗難
などの際に必要となる書類です。
基本的に運輸局のWEBからダウンロードできますが、直接なら運輸局や軽自動車協会の窓口から入手できます。
手数料納付書(検査登録印紙)
3つ目は手数料納付書(検査登録印紙)です。
書類と一緒に提出する際に支払う印紙ですね。
運輸支局や軽自動車検査協会構内の販売店にて購入する事ができます。
その他必要な物(人によって必要)
ここからはその他必要な物です。
必要な人もいれば必要ない人もいるので、
事前に確認しておきましょう。
①申請者の本人確認ができるもの
本人確認は、
・運転免許
・マイナンバーカード
・保険証
など身分が証明できれば大丈夫です。
②委任状
委任状は、何らかの理由で本人が手続きできない場合に、本人の代わりに手続きができるようにするための書類です。
例えば、ディーラーで車検を受ける。民間業者に依頼するなどの時に委任状は必要となります。
車検証再発行までの流れ
最後は車検証再発行までの流れです。
流れとしては
手数料納付書(検査登録印紙)の購入
窓口に書類を提出
車検証の交付
運輸支局や軽自動車検査協会で書類の作成
まず初めに、運輸支局や軽自動車検査協会で書類の作成をしましょう。
・軽自動車は軽自動車検査協会
窓口にて申請書(第3号様式)と印税納付書を受け取り記入しましょう。
記入方法がわからない場合は、構内に見本が
あるので参考にしながら記入するといいでしょう。
手数料納付書(検査登録印紙)の購入
記入が出来たら検査登録印紙の購入となります。
検査登録印紙は300円なので、料金を支払って
購入して印紙を手数料納付書に貼り付けます。
窓口に書類を提出
必要書類の記入が出来たら窓口に提出となります。
不備がなければ後は車検証の交付を待つだけです。
車検証の交付
窓口にて整理番号や名前を呼ばれたら
最後の手続き(交付)を受けましょう。
車検証の内容の確認をして、
記入ミスがなければOKです。
ここまで終われば車検証再発行の手続きが終了となります。
手順通りにやればそこまで難しくはないので、もし紛失した時には上記の方法を実践してみましょう。
手順や書類を準備して正しい方法で再発行をしよう!
以上、車検証を紛失した場合の対処法と再発行に必要な3つの書類を紹介しました。
今回の記事のおさらいです。
車検証がないと手続きができない
道交法違反になる
理由書
手数料納付書(検査登録印紙)
その他必要な物(人によって必要)
手数料納付書(検査登録印紙)の購入
窓口に書類を提出
車検証の交付
車検証がない=手続きができない・50万円以下の罰金が課せられる危険性があります。
なので、もし車検証を紛失した場合には早めの対処をして違反をしないように心がけましょう。
車に関する書類について他にも知りたい人向け
今回紹介した以外にも車関係に必要となる書類の知識をつけたい。こんな方向けに別記事で項目ごとにまとめているので参考にしてみてください。