【冷却水が茶色くなるのは何故】気になる理由と変色させない為の交換時期

冷却水
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冷却水の色がなんか茶色いんだけど。これってなにか原因があるのかな?

このような事をたまに聞くことがあります。

一般的に冷却水と言えばメーカーにもよりますが、緑・青・赤(ピンク)といった色合い。

ですが、ふとラジエーターやサブタンクを覗いた時に茶色くなっていることがあります。

当然本来の色とは異なる訳ですから、『これって大丈夫なの?』となりますよね。

結論から言えば茶色くなるのは冷却水が
劣化して変色した色になります。

劣化=車にとってはあまり宜しくない状態。

✅何が原因で茶色く変色するのか。
✅車にとっての影響とはなど。

記事で詳しくまとめているので参考にしてみてください。

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冷却水の色が茶色くなる原因は劣化やサビが原因

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ラジエーター内やサブタンクの
中身が茶色くなる。

この場合に考えられるのが劣化やサビです。

本来冷却水というのは、ラジエーター〜エンジン間を行き来する中で熱を下げる効果を持ちます。

ですが、冷却水も消耗品という事で使い続ければ劣化により色が変色する傾向にあります。

またサビが原因で変色する場合もあります。

例えばよくあるのがラジエーター内のサビ。

ラジエーター内部が腐食する事でサビが発生して混ざり合うことで茶色くなるという訳です。

特に起こりやすいのが冷却水の
代わりに水を入れた時。

冷却水には防錆(サビ)剤と言われる
サビを防ぐ効果がありますが…

水道水などの水を入れると防錆(サビ)剤がない事でサビを発生しやすくなります。

その結果が内部を茶色く変色する事。

まとめると

・冷却水の劣化で変色
・サビが発生する事で変色

色が茶色くなると熱上昇やオーバーヒートに

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続いて気になるのが冷却水の色が茶色くなるとどんな影響が出るのかという事ですが…

考えられるのは

・エンジン内部の熱を下げきれない
・オーバーヒートになる

 エンジン内部の熱を下げきれない

まずエンジン内部の熱を下げきれない。

上記でも言ったように

冷却水というのは、ラジエーター〜エンジン
間を行き来する中で熱を下げる効果を持つ。

ですが劣化(長い間交換しない)してくると効果が徐々に落ちて冷却性能が低下します。

性能低下=熱を抑えられない事で水温が
上がりやすくなります。

オーバーヒートになる

その最終形態がオーバーヒートという状態です。

オーバーヒートは液体が沸騰
(100℃超え)した時に起こる症状。

今回で言えばラジエーター内の
水や冷却水が該当。

一度オーバーヒートになるとエンジン
始動中は常に熱がかかります。

たとえ強制ファンで一時的に水温を下げても直ぐに水温が上がることに……

さらに行き着く先はエンジンを壊す
事に繋がるので注意が必要です。



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対処方法は3つ

ここまでが原因や症状について。

ここからは症状が起きた時にどう対処するのが正解なのか以下でお伝えしていきます。

・エンジンを冷やすことを優先
・症状に応じてレッカーで運んでもらう
・劣化した冷却水を交換する

エンジンを冷やすことを優先

初めにやることはエンジンを冷やすこと。

エンジン始動中は常に熱が上がり続けるので、路肩などでエンジンを切って冷やしましょう。

この時、ボンネットも一緒に開けておくと熱が逃げやすいのでおすすめです。

冷却目安は15〜30分程度。

 症状に応じてレッカーで運んでもらう

無事に水温が下がって正常に戻ればいいですが…

またすぐに水温が上がってしまう場合。

こんな時は無理せず

・保険のロードサービス
・JAFロードサービス

いずれかでレッカーしてもらいましょう。

おすすめは近場なら保険のロードサービス。

県外など遠い場所ではJAFロード
サービスがおすすめです。

 劣化した冷却水を交換する

その後はできる限り早めの冷却水
交換が望ましいです。

面倒だからと後回しにするとまた
同じことの繰り返しになります。

冷却水を茶色く変色させない為の交換時期目安

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最後に冷却水を茶色く変色させない為にできる交換時期の目安をお伝えします。

目安は主に2つ。

・2年(車検)ごとの交換
・水温が上がりやすくなった時

2年(車検)ごとの交換

まずは2年に一度の交換。

車検が2年事なので、車検に合わせて
交換をするというのもおすすめです。

ただ、最近では超寿命の冷却水もあるのであくまで2年。冷却水の種類に応じてと覚えておくといいでしょう。

 水温が上がりやすくなった時

もうひとつは水温が上がりやすくなった時。

いつもより水温が上がりやすくて下がりにくい
こんな場合に交換するのもおすすめ。

必ずしも2年毎とは言えず、乗り方によっては
寿命が縮む場合があります。

たとえばサーキット走行や普段
からの使用頻度が高い場合など。

熱効率の悪い場所では冷却水が熱を下げようとするので、その影響で徐々に劣化していきます。

それを防ぐために水温が上がりやすくなった
時に交換するのがおすすめという訳です。

まとめると

・2年(車検)ごとの交換
・水温が上がりやすくなった時

2つのタイミングで交換が最適です。

茶色くなる理由や危険性・交換時期を理解してこれからに活かそう

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以上、冷却水が茶色くなる理由と変色させない為の交換時期についてお伝えしました。

記事でも分かる通り茶色く変色する
のは劣化やサビが原因のため。

・冷却水が劣化する事で変色
・サビが溶け込むことで変色

変色するとどちらにとっても水温が
下がりにくい状況に陥ります。

下がりにくい=オーバーヒートになって
エンジンを壊すことにも…

そのため対処するには

・エンジンを冷やすことを優先
・症状に応じてレッカーで運んでもらう
・劣化した冷却水を交換する

状況に応じて実践することが大切となります。

交換時期に関しては

・2年(車検)ごとの交換
・水温が上がりやすくなった時

いずれかで対策をとることで冷却水が
茶色くなる前に交換ができます。

一見するとたかだか茶色くなった程度で
と思うかもしれませんが…

その後の症状を考えると危険なので、現在冷却水が茶色い方は早めの交換を心がけて安全なカーライフをおくりましょう。

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