トグルスイッチ・ミサイルスイッチは違うって聞いたけど何が違うのかわからない。それぞれの違いを知りたい。自分でカスタムする際に知っておきたいので詳細を教えてほしい
こういった疑問にお答えします。
まずこの記事を書いた自分は
✅ミサイルスイッチ・トグルスイッチの違いが知りたい
✅スイッチごとの使い分け方が知りたい
✅私が実践している使い方
この記事では、車をカスタムする上で知っておきたい。トグルスイッチ/ミサイルスイッチの違いとスイッチごとの使い分け方について解説していきます。
スイッチの違いを事前に理解しておけば、実際に取り付ける場合に正しく使い分ける事ができます!
また、記事の後半では私が実践している使い方も合わせて解説しているのでぜひ最後までご覧ください。
ちなみに、トグルスイッチ・ミサイルスイッチってそもそも何ぞや?という方は、以下記事を先に読んでおくとわかりやすいです。
トグルスイッチ・ミサイルスイッチの違いとは?
さっそくなんだけど、2つのスイッチって何が違うの?
結論を言ってしまえば、スイッチの先端にLEDが付いている事や端子の数が違う事が挙げられるね。
一見どちらもON-OFFが可能なので同じに思えますが…
大きく違う点は
・端子の数が違う事やミサイルスイッチにはマイナスがついている
この2つではないでしょうか?
ミサイルスイッチの先端にのみLEDが付いている
まず1つ目としてスイッチ先端に
LEDがついている事です。
スイッチの基本はON-OFFができる事。ここまではどちらも共に同じですが、
ミサイルスイッチの場合は先端にLEDが埋め込んであります。
逆にトグルスイッチにはLEDがありません。
LEDの有無は実際さほど重要ではありませんが、
あるかないかで消し忘れ防止に役立ちます。
たとえば夜間の車内。
本来のスイッチであればLEDが埋め
込まれることはありません。
そのため、ON-OFF切り替えをしたところで
ぱっと見どっちになってるのかはわかりません。
逆にLED付きのスイッチならどうでしょう?
ON-OFF連動でLEDが点灯すると言う事は、
夜間でも状況がわかりやすい。
つまり、スイッチONなら電装品に
つられてLEDも点灯。
OFFにすればLEDも消灯となる訳です。
また、LED付きはカバーも付属されているので
点灯・消灯がわかりやすいです。
端子の数が違う事やミサイルスイッチにはマイナスがついている
2つ目は端子の数が違う事やミサイルスイッチにはマイナスがある事です。
トグルスイッチ(①)は左右で2つ。ミサイルスイッチ(②)は3つ端子があります。
なんで端子の数が違うの?
点灯させるまでの構造が違うからね。
というのも、
・ミサイルスイッチは先端のLEDと電装品を連動させて操作
トグルスイッチはあくまで電装品を
任意で操作する事が目的。
なので、スイッチのプラス⇒電装品のプラスへ流すだけで済みます。
逆にミサイルスイッチの場合はLEDが
埋め込まれているので、
スイッチのプラス⇒マイナス⇒電装品の
プラスというように電気が流れます。
簡単に図にするとこんな感じ。
端子の数が違うというのはこういった理由がある訳ですね。
ただし、トグルスイッチにも一部端子が
3つの商品もあります。
この場合は②つの電装品を切り替える目的なので、ミサイルスイッチとはまた違いますね。
ミサイルスイッチの場合は、端子自体にLEDが埋め込まれている事から
光らせるためにアースに落とす必要があります。
そのため、マイナスのつなげる必要があるか
どうかも2つのスイッチの違いともいえます。
それぞれどう使い分ければいいの?
そんなミサイルスイッチ・トグルスイッチですが、どうやって使い分ければいいの?と思う方もいるでしょう。
そういった方に以下、それぞれの
使い道の例を紹介します。
トグルスイッチ
まず、トグルスイッチから。
トグルスイッチの基本はONーOFFが任意で出来る事。それ以外にも2つを切り替えるONーOFF―ONがあります。
ON-OFFタイプの場合は、後付けのホーンスイッチとして役立てるのがおすすめです。
後付けのホーンボタンとして使用し、
・スイッチがOFF(下向き)でホーンが鳴りやむ
このようにすればトグルスイッチでも
わかりやすいかと思います。
ONーOFF―ONの場合は電装品を2つ切り替えるので、タイミングで電装品切り替える場合に使うといいでしょう。
たとえば
○○電源では電装品Aが点灯してBは消灯
○○電源の時は電装品Bが点灯してAは消灯
というようにできます。
ミサイルスイッチ
ミサイルスイッチの場合は、カバーやスイッチでわかりやすいので、
電装品の消し忘れ防止として役立てる
のがおすすめです。
消し忘れた場合でもLEDが点灯する事で
消し忘れている事に気づけます。
このように用途によって使い分けると、
それぞれが使いやすいかと思います。
私が実際に使った方法
最後になりますが、これから紹介する方法は
私が実際に実践した方法です。
トグルスイッチはクラッチスタート解除スイッチとして
トグルスイッチの場合は、クラッチスタート解除スイッチとして活用しています。
クラッチスタート解除スイッチって何?
簡単に言えば、クラッチを踏まなくてもエンジンスタートが出来るようになるスイッチだね。
MT車に乗っている方ならわかりますが…
本来MT車というのは、クラッチを踏みながら
エンジンスタートというのが一般的です。
ですが、クラッチスタート解除スイッチを活用すれば窓の隙間からでもエンジンスタートができます。
ちなみに、クラッチスタート解除スイッチについて気になる方は以下を参考にしてみましょう。
ミサイルスイッチはLEDに連動
ミサイルスイッチの場合はLEDと
連動させています。
スイッチ自体は別にトグルスイッチでもいいですが、消し忘れ防止も含めてミサイルスイッチにしています。
ミサイルスイッチなら、電装品に合わせてLEDが点灯。OFFで電装品・LEDも消灯となります。
使い方は人それぞれだけど、自分に合った方法で挑戦してみてね。
それぞれの違いを理解して正しく使い分けよう!
以上がトグルスイッチ・ミサイルスイッチの違いについてでした。
今回の記事のおさらいです。
端子の数が違う事やミサイルスイッチにはマイナスがついている
ミサイルスイッチなら電装品の消し忘れ防止として役立てるのがおすすめ
ミサイルスイッチはLEDに連動
基本的な使い方としてはどちらも変わりはないですが、どう使うのかによって変わります。
なので、実際に作業をする場合には自分に合った方を選んでみてください!
なお、当サイトでは2つのスイッチを使った点灯方法も解説しているので参考にしてみてください。