【使用上の注意】防水ギボシ端子の間違った使い方は水が浸入する危険が…

ギボシ端子
この記事は約5分で読めます。

防水ギボシ端子は水が浸入する危険性があるって聞いたんだけど。

このような悩みはありませんか?

一般的に防水ギボシ端子と言えば、
名前の通り防水になっているのが特徴の端子。

ですが、噂では『防水ギボシ端子でも水が浸入する』とも聞きます。

これって実際どうなの?

結論から言えば水が浸入するってのは間違いじゃないんだけど、それはあくまで間違った使い方をした場合だね。

正しい使い方をすれば問題はありませんが…

間違ったやり方をすると防水ギボシ端子でも
水が浸入する
というデメリットを生みます。

この記事では、防水なのに何故水が浸入するのか。
正しく使うにはどうすればいいのか?

順を追って詳しくお伝えしていきます。

記事を最後まで読むことで、これから先防水ギボシ端子を使う機会があるときに失敗のリスクを減らせるので参考にしてみてください。

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防水ギボシ端子は名前に防水とあるが…

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防水って名前についてたから、てっきり完全防水かと思ってたんだけど…

初めて使う人はそう思うかもしれないけど、実は完全ではないんだよね。

完全防水ではない

というのも、防水ギボシ端子というのは
元々はギボシ端子と同じ物。

オス型とメス型の脱着可能な2つの端子を噛み合わせる
ことで配線コードを接続することができる端子です。

配線同士を繋げる際にかしめる事で簡単に電源の確保ができます。

それに加えて防水仕様になって
いるのが防水ギボシ端子の特徴です。

そこで多くの方が防水という文字を見て、
完全防水と勘違いしてしまいます。

ですが、事実完全防水でないのが現状です。

水が浸入する理由は取り付けに問題がある為

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んで、どうして水が浸入する場合があるの?

結論は取り付けかたに問題があるからね。

先にも言ったように、防水ギボシ端子は
スリーブを取り付ける事で防水になる端子です。

なので、スリーブを外せばただの
ギボシ端子と大差なくなります。

つまり防水なのはスリーブであって、
ギボシ本体には防水効果はない訳です。

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画像を見るとわかりますが、スリーブが
通常のものと違うのがわかります。

これは、軟質素材のスリーブが密着することで、
水が入るのを防ぐ仕組みになっています。

スリーブをかぶせる=隙間が埋まるので
水が浸入しないとなります。



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配線に合った防水ギボシ端子を使えば防水になる

また防水ギボシ端子には種類があり、配線に合った
防水ギボシ端子を使えば水が浸入する事がありません。

緑スリーブは0.5〜0.85スケア。赤スリーブは1.25〜2スケアに合わせる

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防水ギボシ端子には以下2種類が用意されています。

緑スリーブの防水ギボシ端子3343は
0.5〜0.85スケアの配線コードに適合。

赤スリーブの防水ギボシ端子3344は
1.25〜2スケアの配線コードに適合。

色によって配線のサイズを分けているわけですね。

2つの防水ギボシ端子の違いについては、別記事で詳しくまとめているので合わせて参考にしてみてください。

エーモン防水ギボシ端子3343・3344の違いとそれぞれの活用法
防水ギボシ端子の2つのパーツの違いについて事前に知っておけば、知識として覚えておくことも出来ますし、実際に作業で使う場合に役立てることが出来ます。また、記事の後半ではそれぞれの活用法も解説しているので参考にしてみてください。

ただし組み合わせる場合には注意が必要

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ちなみに、赤スリーブに緑。緑スリーブに赤みたいに組み合わせることはできるの?

出来ないことはないけど防水性能は低下するね。

というのもサイズを合わせる理由としては、スリーブが
密着することで水の浸入を防ぐ仕組みがある為です。

太さが合わない=防水にならない。

たとえば、0.5sqのスリーブに対して1.25sqの配線。この場合は配線コードがキツキツになるのではまりにくくなります。逆に1.25sqのスリーブに対して0.5sqの配線。この場合はスリーブとの隙間ができるので防水になりません。

このように組み合わせを間違えると
防水効果が低下してしまうので…

使う場合には必ず配線に合ったものにする必要があります。

水の侵入を防ぐ防水ギボシ端子のつなぎ方

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また、それに加えて正しくつなぐ事で水の侵入を防ぎます。

どうつなぐのが正しいの?

それについては以下で確認していくね。

細い方から配線を通す

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まず配線の向きです。

配線を通す場合は、細い穴から配線を通していきます。その時に通せる配線の穴は0.5~0.85Sqまでです。

0.5以下の細線は配線自体は通りますが…

・ギボシとつなげる事ができないので細線は使えません。

・逆に0.85以上の太さはスリーブの穴に入らないので同じく使えません。

つなぐ場合は奥までしっかりと

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次につなぐ場合です。

細い穴から配線を通したら先に
ギボシ端子をかしめましょう。

ギボシ端子をかしめ終わったらスリーブ
(カバー)を奥まで差し込むだけ。

カバーは画像のように奥まで差し込めば完了です。

このように正しい手順でつなぐ事ができれば、
水が浸入することなく取り付けができます。

正しいつなぎ方を理解して防水になるようにしよう

以上、防水ギボシ端子の防水にならない危険性を紹介しました。

今回の記事のおさらいです。

防水ギボシ端子で水が浸入する理由
取り付けに問題がある為
配線に合った防水ギボシ端子を使えば防水になる
緑スリーブは0.5〜0.85スケア。赤スリーブは1.25〜2スケアに合わせる

ただし、緑と赤を組み合わせる事はできない
水の侵入を防ぐ防水ギボシ端子のつなぎ方
細い方から配線を通す
つなぐ場合は奥までしっかりと

記事を読んだ通り、防水スリーブでギボシを包まないと完全防水にならないことが分かります。

防水ギボシ端子と言えど本体はギボシなので、間違った使い方をすれば漏水の原因にもなりかねません。

逆に正しく使うことが出来れば、雨の車外でも安心して取り付けることが出来ます。

なので、もし防水ギボシ端子を使う場合には
記事を参考に正しく使いましょう。

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