今回は開閉連動スイッチを使った
LEDの光らせ方のご紹介です。
開閉連動スイッチはと言えば、名前の通りスイッチとしての役割を持つもの。
電装品やLEDと組み合わせる事で
任意で切り替えが可能となります。
だだ、自分で使ったことがないとどう繋げればスイッチに連動してLEDを光らせられるのか。
やり方がいまいち分からない。
こんな方も中にはいるでしょう。
そこでこの記事では、開閉連動スイッチの配線のつなぎ方からLED点灯の流れまで順を追ってお伝えしていきます。
開閉連動スイッチ(3229)でLEDを光らせるつなぎ方
それではさっそく、開閉連動スイッチ(3229)でLEDを光らせるつなぎ方を見ていきましょう。
流れとしては
カットした箇所に接続コネクター3328を繋げよう
LEDのプラス側にも接続コネクター3328を繋げる
開閉連動スイッチとLEDを繋げよう
電源側のプラスとマイナスをそれぞれ繋げて完成
開閉連動スイッチのコネクター部をカットしよう
まず初めに開閉連動スイッチのコネクター
部(赤丸)をカットしていきましょう。
コネクターは別売りのLED電源ボックスと
繋げるためのものですが…
今回は使用しないのでカットして大丈夫です。
カットした箇所に接続コネクター3328を繋げよう
先ほどカットした箇所に接続コネクター
3328を繋げていきましょう。
配線は2本ありますが…
・もう片方は電装品側
なのでそれぞれ決めてどちらか片方に接続
コネクター3328と繋げましょう。
LEDのプラス側にも接続コネクター3328を繋げる
同じくLEDのプラス側にも接続コネクター3328を繋げましょう。
LEDは
・マイナス(黒)
なのでプラスの赤配線に接続コネクターを繋げましょう。
開閉連動スイッチとLEDを繋げよう
カットができたら開閉連動スイッチと
LEDを繋げていきましょう。
繋げる場合は電源側の配線の太さが
どのくらいかにもよりますが…
大抵が太線を使っていることが多いので、
電装品側が細線の場合は変換しましょう。
変換する場合におすすめなのが接続コネクター3228。
あとは繋げた配線を電源側の
配線と接続するだけ。
ちなみにつなげる場合、スイッチの極性については注意しておこうね。
えっ?プラスとマイナスにつなげればいいんじゃないの?
一見するとそう思うかもしれないけど、実は両方ともプラス電源なんだよね。
開閉連動スイッチの場合
じゃあ、マイナス(アース)は?となりますが…
マイナス側は電装品のマイナスからとるので必要ありません。
どうしてスイッチ側はマイナスが必要ないの?
スイッチとLEDでは構造が変わってくるからね。
LEDの基本は、プラスとマイナスを繋げることで点灯する仕組み。
プラス側から電気が流れると、
マイナス側に接点が合わさり点灯します。
逆にON-OFFスイッチの場合は、プラスの電気が
流れるともう片方のプラスに接点が合わさります。
もう片方のプラスからLEDのプラスへ。
LEDのプラスとマイナスの接点が
合わさり点灯となります。
開閉連動スイッチに当てはめれば
・磁石が近づくと消灯
つまりスイッチの場合は電気を流してONーOFFさせる仕組みを作る目的なので、スイッチ自体にマイナスは必要ない訳です。
電源側のプラスとマイナスをそれぞれ繋げて完成
後は電源側のプラスとマイナスをそれぞれ繋げるだけ。
プラス電源側は、先ほど接続コネクター
3328をつながなかった方です。
マイナスは開閉連動スイッチ側にはないので…
電装品側(LED)のマイナスを
ボディアースの落します。
ここまで繋げる事ができれば作業は完了となります。
作業自体は手順通りにやれば繋げる
だけなので1分程度で完了します。
作業後は動作確認をしてみよう
最後は動作確認。
配線があっていて開閉連動スイッチに
連動して光るのかをみます。
・マグネット磁石を近づけて消灯
いずれかの通りになればOKです。
マグネット磁石を離して点灯
まずマグネット磁石を離した状態。
離れる事で接点がつながるので、
連動するLEDが自動で点灯します。
この状態のままなら消灯する事はないので
常時点灯のままです。
マグネット磁石を近づけて消灯
逆にマグネット磁石を近づける事によって接点が離れるので、連動しているLEDは消灯をします。
ただしマグネット磁石には決められた向きがあるので、▲マークとは逆にしてしまうと消灯しなくなってしまいます。
ですが、そこさえ注意して取り付ければ
自分の好きな位置に取り付ける事もできます。
開閉連動スイッチの仕組みを覚えて作業に役立てよう
以上、開閉連動スイッチを使った
LEDの光らせ方をお伝えしました。
記事でもわかる通り、開閉連動スイッチは
・マグネット磁石を近づけて消灯
いずれかのやり方によって任意で切り
替えができるスイッチです。
一般的なスイッチとは違い多少は仕組みが異なりますが…
開閉連動スイッチならではの特性を生かすことでドア開閉連動やグローブボックス照明など。
特定の条件で反応するカスタムも
可能となります。
手順さえ覚えれば使い方も決して難しくは無いので、もしこれから色々カスタムをしてみたい。こんな方はぜひ活用してみてください。