【エーモン】貼り付けプッシュスイッチ(3224)×電装品(LED)複数分岐の配線つなぎ方

エーモン
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貼り付けプッシュスイッチ(3224)を使って電装品(LED)を複数分岐して光らせてみたい。

こういった悩みはありませんか?

特にこれから同じようなカスタムをしてみたい方。

貼り付けプッシュスイッチ(3224)といえばON/OFF機能を持ったスイッチ。加えてスイッチ自体も光る仕様でわかりやすい。

本来であれば電装品を作動したい場合は単体。スイッチ一つにつき電装品を1つ作動させますが…

もし

スイッチに連動させて複数一緒に光らせたいんだけど。

こんな場合にはスイッチに加えて

2つを組み合わせる事で電装品の配線分岐に役立ちます。

この記事では、『任意で切り替えて電装品を複数作動させたい。』こんな方向けに作業の流れ(手順)をまとめてみました。

貼り付けプッシュスイッチ(3224)単体では1つが基本だが…

先ほども言ったように、貼り付けプッシュスイッチ(3224)は電装品を作動したい場合は単体。スイッチ一つにつき電装品を1つ作動させるのが一般的。

無理につなげようと思えばできますが、手間がかかるので面倒。そんな時に役立つのが【エーモン】電源分岐ターミナル2830。

電源分岐ターミナル2830で複数分岐ができる

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電源分岐ターミナル2830は分岐専用のパーツで、
最大で4か所まで連動させることができます

やり方次第では数を減らして使うことも可能。

詳しくは【【エーモン】電源分岐ターミナル2830の使い方と配線のつなぎ方″作業で役立つ活用法を解説″】でまとめているので一緒に参考にしてみてください

マイナスはアースポイント増設ターミナル 2833

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また、マイナス側はアースポイント増設ターミナル
2833を活用すると作業の手間を防げる。

アースポイント増設ターミナル2833はマイナスを分岐できる専用パーツで、うまく活用する事で最大で8つまで分岐ができます。

他にも4つ分岐ができるアース用端子もありますが、現在は廃盤なのでアースポイント増設ターミナル2833が最適。

アースポイント増設ターミナル2833については、【【エーモン】アースポイント増設ターミナル(2833)の基本性能と配線のつなぎ方・作業で役立つ活用法を解説】でまとめているので一緒に参考にしてみてください。

実際に貼り付けプッシュスイッチ(3224)×電装品(LED)を繋いでみよう

ここからは、実際に貼り付けプッシュスイッチ
(3224)×電装品(LED)を順に繋いでみましょう。

 

装品の分岐に必要なものを準備する

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まず電装品の分岐に必要なものを準備する事から。

分岐に必要なものは

電源分岐ターミナルはプラスの分岐に役立つパーツ。

アースポイント増設ターミナルは
マイナスの分岐に役立つパーツ。

プラス側の分岐配線を繋げる

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プラス側の分岐配線を繋げていきましょう。

今回使う電装品(LED)は

・プラスが赤
・マイナスが黒

電源分岐ターミナルには赤配線を繋げましょう。

マイナス側の分岐配線を繋げる

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マイナス側の分岐配線を繋げていきましょう。

使うものはアースポイント増設ターミナル。

名前の通りアースを増やす場合におすすめな商品。大元のマイナスをアースに落すことで最大で8つまで分岐して使う事ができます。

スイッチと電装品配線を繋げる

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ここではスイッチと電装品のプラス配線同士を繋げますが…

そのままだと細線と太線になってしまうので、
繋げる場合にはサイズに合ったものを使います。

※無理に配線同士を繋げると配線が燃える危険性があります。

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・スイッチ側は細線(0.2sq)
・分岐側(1.25sq)

となっているので、接続コネクターと
ギボシ端子を組み合わせて繋ぎましょう。

実際に接続コネクターとギボシ端子をつなげるやり方については【車の配線を0.2⇒0.5Sqに変換して電装品を作動させる配線のつなぎ方】を参考にしてみてください。

スイッチ側のマイナスをアースポイント増設ターミナルに繋ぐ

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貼り付けプッシュスイッチ3224にはマイナスがついているので、アースポイント増設ターミナルに繋ぎましょう。

プラス側の大元の電源を繋げる

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電源のプラスは黄色なので黄色配線に繋げます。

電源は

・常時電源
・ACC電源
・イルミ電源

などが最適です。

※もし電源についてよくわからない方は、【読んですぐ知識がつく”車の電源(常時・ACC・イルミ・IG・マイナス)と使える電装品”】をまとめている記事を参考にしてみてください。

大元のマイナスをボディアースする

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電装品のマイナスを繋げていきましょう。

マイナスを繋げる方法は

・マイナスの配線を探して繋げる
・ボディアースに直接落とす

マイナスの配線を探して繋げる場合は、オーディオ裏の数ある中から配線を見つけて繋げるやり方です。

逆にボディアースに直接落とすやり方は、クワ型端子などを使い車体のアースに繋げてマイナスを確保する方法です。

※詳しいやり方については、【車からマイナス(ボディアース)を取る2つの方法と探し方【初心者向け】でまとめているので一緒に参考にしてみてください。

繋げたスイッチと電装品の作動確認をしよう

一通り配線を繋げる事が出来たら繋げた
スイッチと電装品の作動確認をしてみましょう。

・スイッチOFFの状態
・スイッチONの状態

スイッチOFFの状態

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まずスイッチOFFの状態。

スイッチOFFの状態では電源以下ではスイッチに反応はない。

自分でつないだ電源に電気が入るとスイッチの
内臓LEDがうっすら点灯する仕組みになっています。

スイッチONの状態

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逆にスイッチONの状態。

スイッチを押すと

・中のLEDが明るく点灯
・電装品が点灯

内蔵のLEDが点灯すると共に
電装品が点灯する事になります。

問題なく繋ぐ事ができれば配線のつなぎ方~作動確認はこれでOKです。

配線のつなぎ方を覚えて分岐の際に役立てよう

以上、貼り付けプッシュスイッチ(3224)を
使った電装品配線分岐のやり方をお伝えしました。

今回の流れ

電装品(分岐)と貼り付けプッシュスイッチ(3224)配線の繋げ方
電装品の分岐に必要なものを準備する
プラス側の分岐配線を繋げる
マイナス側の分岐配線を繋げる
スイッチと電装品のプラス配線を繋げる
スイッチ側のマイナスをアースポイント増設ターミナルに繋ぐ
プラス側の大元の電源を繋げる
大元のマイナスをボディアースする
繋げたスイッチと電装品の作動確認

今回の方法を実践する事で配線分岐に役立つので、もしこれから先複数分岐した上で貼り付けプッシュスイッチ(3224)による任意の切り替えがしたい。

こんな方は記事を参考に自分に合ったカスタムをしてみてください。

今回記事で紹介したパーツ

今回記事で紹介したパーツです。

合わせて一緒にそろえておくとより安全です。

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