ラジエーターキャップの交換を考えているんだけど、いつ交換すればいいのかな。
このような事を耳にすることがあります。
確かにラジエーターキャップも消耗品と
いうことで交換は必要になります。
ただいつ交換してもいい訳ではありません。
・遅すぎるとトラブルが起きる
などタイミングによって症状が
起きる場合もあります。
そのため目安となる交換時期を
事前に知っておく必要があります。
この記事では『手遅れになる前にラジエーターキャップ交換の目安を知っておきたい。』こんな方向けに交換時期時期や交換に敵したラジエーターキャップの種類をお伝えしていきます。
ラジエーターキャップの交換時期
まずタイトルにある【ラジエーターキャップの交換時期】について。
ラジエーターキャップも消耗品であり、そのまま使い続ける事で性能が劣化して使い物にならなくなります。
そのためタイミングによって交換をする必要があります。
冷却水(クーラント)を交換するタイミング
基本的には冷却水を交換する2年に一度のタイミングが理想です。
ちなみにラジエーターキャップだけの
交換はおすすめ出来ません。
どうしてキャップだけじゃダメなの?
劣化した冷却水がラジエーターキャップに付着することになるからだね。
というのも、本来の冷却水であれは防腐・防錆といった効果が得られるため問題ないですが…
冷却水も経年劣化って効果は半減するため、
使い続けると防腐・防錆の効果はなくなります。
結果、腐りやすくなったり錆びやすくなります。
ラジエーターキャップだけの交換では意味がない
仮にこの状態でラジエーターキャップだけ交換した場合。
錆によりラジエーターキャップ裏側のスプリングの機能が低下→動きが鈍くなって加圧出来ずにオーバーヒートを起こしやすくなる。
意外とただの蓋と思っている方がいますが、ラジエーターキャップは重要な役割をしているわけです。
そのためラジエーターキャップだけの交換ではなく、冷却水も同時に交換がおすすめなのです。
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交換するラジエーターキャップについて
続いて交換するラジエーターキャップについてです。
何でもいい訳じゃないの?
種類がいくつかあるから正しいものに交換する必要があるんだよね。
詳しくは順を追って解説していきます。
純正ラジエーターならノーマルのラジエーターキャップがおすすめ
まず、ラジエーターが純正の場合です。
チューニングなどで弄っていない場合は、純正と同じ圧力のラジエーターキャップを使いましょう。
純正が0.9なら0.9 kgf/cm2を。1.1なら1.1 kgf/cm2というように使います。
この数値は開弁圧力を表していて、
〇〇℃で沸騰するように沸点を調整しています。
そのため数値が上がればより
冷却水の沸点も上がるというわけです。
社外のラジエーターなら数値の高いラジエーターキャップがおすすめ
逆に社外のラジエーターの場合なら数値の高いラジエーターキャップがおすすめです。
社外のラジエーターになれば基本の冷却性能もアップするので、圧力の高いキャップでも耐えることができます。
ただし、圧力が高ければいいという
ものではありません。
確かにその分で沸点も上がりますが、その分で温度上昇を起こした時にホース類が耐えられなくなる危険が出てきます。
特に純正のラジエーターホースを使っている場合は、圧力に耐えられるずに裂ける→冷却水が漏れる。こういったデメリットも生じます。
なので、もし変えるなら圧力が高すぎないもの。なおかつホース類は強化品を使うようにするといいでしょう。
交換時期を守って自分に合ったラジエーターキャップを使いましょう!
以上、車のラジエーターキャップの交換時期と交換するキャップについて解説しました。
今回の記事のおさらいです。
・おすすめは冷却水の交換のタイミングに一緒に
・社外のラジエーターなら数値の高いラジエーターキャップがおすすめ
記事でもわかる通り、交換時期は2年に1度
もしくは冷却水の交換のタイミングです。
冷却水の交換のタイミングなら2~4年。
他にも乗り方次第で交換が早くなる場合もありますが、基本的には2年を目安に交換してトラブルが起きる事を防ぎましょう。
ラジエーターキャップについて他にも知識をつけたい方向け
今回紹介した以外にもラジエーターキャップの知識をつけたい。こんな方向けに別記事で項目ごとにまとめているので参考にしてみてください。